時期・場所 | 2002年10月 |
被害者 | 投稿者本人 |
手口 | 昨年の10月に香港にいきました。 九龍の時計台近くで香港島をバックに友達の写真を撮っていると 60近い男性が友達に声をかけてきました。 自分の妹が来週から日本で働くのに、どんなところか心配なので教えて欲しいとのこと。 親切心から友達も私も話を聞くことに。 途中携帯電話で日本語が話せるという妹さんと話をしました。 よかったら妹に会って話してくれというので、1時間ほどジュースをごちそうになり、 お互い片言の英語で会話をしていました。 そのおじさんは”プー”と言う名前で妹は25歳だと。 随分歳が離れてるなぁと思いつつ、いろいろあったのかもと聞き流していました。 なかなか来ないので”買い物にいきたいので”というと妹さんのいるところへ連れて行くと。 なんだかわからずに後をついていくと小さなアパートのようなホテルへ。 そこには親戚となのるおじさんと若い女性が3畳にベットが2個あるところで座っていました。 挨拶をするとわたしはカジノのディーラーで世界を回っていると。 女性は妹さんかと聞くと今は美容室に行っていて、 ここにはいないからもう少し待ってて欲しいとのこと。 しかたがないのでおじさんの話を聞くと今晩ペニンシュラに ブルネイの大金持のMR.カソーイという人が泊まっていてカジノをやるが、 彼はケチであんまりお金をくれないと。(ついでにバイセクシャルともいっていた) だから自分と組んでいかさま賭博をやって儲けを半分づつわけようと。(掛け金はおじさん持ち) そうこうしているうちにいかさまのやり方を教えられ、 段々わかってきたころに別の男性が登場。 かなり身なりのいい人でブルネイの大金持のMr.カソーイだった。 握手をしているうちに一発やろうと言い出した。 さすがに友達もわたしもヤバイ!と感じ゛帰るー!”と大騒ぎ。 おじさんはMr.カソーイに失礼だから1回だけでもと・・。 そこを”帰るー、買い物にいきたい、時間がない”とありったけの英語で訴えると、 プーさんがじゃあいいよと外へだしてくれました。 結局妹さんには会えず、帰りにまた待ち合わせと言われましたがすっぽかしました。 |
同様の手口・ 注意する点 |
なんだったんだろうと友達と日本へ帰国。 インターネットで同じような手口で所持金を奪われる話をみて真っ青。 今にして思えば相当ラッキーだったようです。 知らないおじさんには日本なら絶対についていかないのに・・。 |
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