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時期・場所 2001年3月 ハワイ ワイキキ
被害者 投稿者本人
手口 今年の3月に新婚旅行でハワイ ワイキキに行った時の事です。

ワイキキに着きホテルのチェックインまで時間があったので
妻とワイキキ通りを歩いていたら『 みどり屋 』 という店の前で
「見るならタダ。」としつこく言われ、断りきれなく店の入ってしまいました。
店の中には日本人のおばさん店員が二人と地元の男性店員が一人いました。
恵美子さんと名乗るおばさん店員は「座るだけならタダ。」と言い
私達を椅子に案内してくれました。

 恵美子さん(おばさん店員)は自分は長崎県出身であると話して来たり、、
旅行会社のオプショナルツアーを薦めて来たり、、
過去、お土産を買ったお客さんから感謝の手紙をたくさんもらったこと
(ただ、私が見た手紙は宛先のない手紙でしたが・・・。)
などを長時間に渡って話してきました。

さて、ここからがお立会い!
次に恵美子さんは「日本で旅行会社を通して、チョコレートなどの
お土産を注文して来なかったか?」と聞いてきました。
「注文して来ている。」と答えると、「それらは手数料ばかり高くて。」と言いながら
「うちの店ならもっと安くなるから、
今すぐホテルへ戻って旅行会社窓口へ行って断って来なさい。」と強く迫って来ました。
私達は「後で考えるから。」とその場をやり過ごすと
今度、恵美子さんは隣にある『 ABCストアー 』や近くにある免税店を
誹謗中傷する発言をして来ました。

その発言が終わると、恵美子さんは私達の財布の中身を確かめるべく
「これは私が作ったお土産リストよ。ここに誰にいくら使うか予算書を書きなさい。」と
言い、本人、父、母など書かれている紙を渡してきました。
私が「お土産リストはホテルに置いてきたので後で又、来店する。」と言うと
恵美子さんは「今すぐここで書きなさい!」と強く言ってきました。

仕方なく記入すると「おばさんが選んであげる。
みどり屋は免税店だし割引や全品1年保証だから。」と
言って品物を選び出しました。
私達は「もういいか。」と思いお土産を選んでもらい
支払いを済まして早く帰る事にしました。

支払いをしようとトラベラーズチェックを日本円で10万円出すと
男性店員は片言の日本語で「2万3千円足りない。」と言ってきました。
そこで私達が「恵美子さんは10万円と言った。」と言うと
男性店員は「うちの店は¥は使えない。$のみ。」と言い恵美子さんを呼びました。
私達は買わないで帰ろうと思ったのですが手荷物を店員に預けたのに気付き、
それが災いし帰れない事が判りました。
恵美子さんは私達との商談については話を濁し、
「トラベラーズチェックは手数料が掛かり損をする。」と言ってきました。
私達が「お金が無い。」と言うと今度、男性店員と二人でカードでの支払いを要求して来ました。

私達は時差ぼけと店に3時間もいたせいか精神的に疲れ支払いを済ませ店を出ました。

店を出て私達はある事に気付きました。

全品1年保証と言いつつ保証書が無い事、
カード明細には薄い文字で$1000.00と記入されていて
その日は$1=123円と言う事に。
店のレシートを見たときは単位が無く1000.00と記入されていたので
てっきり10万円だと思っていました。
それから又、店に戻って恵美子さんに「$1=123円ではないのか?」と話すと
恵美子さんはそっけなく「私は$1=100円で見積もったのよ。」と言いました。

その瞬間、初めからその事を知りつつやったなと思いました。
男性店員が123000円といった事も判りました。
品物を返品しようと思ったのですがレジの横に小さく「返品お断り」と貼られていました。

同じ日本人を姑息な手段でぼったくる人もいるのだなと思いつつ
先程、恵美子さんが誹謗中傷していた隣の店『ABCストアー』に入り、
あら、びっくり! 私達が購入したものとどう見ても同じものが
3分の1以下の値段で売っているではありませんか。

私は、同じ日本人だと思い恵美子さん気を許してしまった自分に腹が立ち、
又、英語があまり判らない事に対して後悔しました。
   
同様の手口・
注意する点

最後にこれから、新婚旅行行く皆さんへ、
新婚のカップルはお金をいっぱい持ってると思われているようです。
先程の『みどり屋』の様に免税店の前で呼び込みのおばさん達は
新婚旅行者にのみ名刺を差し出し声を掛けている様に思えました。
その後私達は免税店の前で「あなた達、新婚さん?良いお土産やあるの。」と
3回もみどり屋の呼び込みに捕まりました。

そういったお店もあるので注意し、又、予算書を書かせる店にはくれぐれも注意しましょう。
金額の大小の被害にかかわらず
二人の初めての新婚旅行を食い物にする様な店は無くなって欲しいものです。