時期・場所 2002年1月
被害者 投稿者本人
手口  タイの中でも日本人の多いスクンビット通りの近辺で、
米人と思われるニセ警官が日本人に麻薬の捜査のため
持ち物を検査しているふりをして財布から金を抜き取る犯罪が発生しました。
 
 発生したのは、1月中旬で、スクンビット通りのSoi26。
近くには日本人の出張者が利用するホテルが多いところです。
その輩は、スーツを着て、襟のそばに小型マイクのような物を付け、
格好に弱い日本人なら誰でも信用してしまいそうな身なりをしていたそうです。
 
 手口はこのようなものでした。
車で現れ、歩いている日本人に車の窓からニセの身分証明証?を出し、
麻薬捜査官と言って呼び止めて所持品の検査を行います。
一通り検査を終えたところで「財布の中に隠している。」と言い、
財布を出させて中を検査をしているふりをして現金を抜き取るというものでした。
被害額は、5000バーツ(約15,000円)で、
海外で過ごすための勉強代とあきらめられない額ではないのですが、
取られたのには代わりはありません。

幸い金は取られなかったものの数人が同じ方法で所持品検査を受けておりました。
スーパーの袋の中からカップラーメンを取り出しこの中に入っていると言って取り出したり、
身分証明証(この場合社員証)を出させてそれを見ながら襟に付けたマイクで、
さも報告をしているふりを見せたりと、聞けばバカバカしくなりますが、
引っ掛かる人がいることも事実です。


同様の手口・
注意する点

取られなかった人は、たいてい身分証明証やパスポートの提示を求められた時に、
ホテルに置いてあるからホテルに行こうと言ったそうです。
すると、彼らは時間がないからと言って車で去っていったそうです。

この件については、トンロー警察に届を出しております。
多分、同じ地域で同じ手口で犯行を重ねることは無いと思いますが、
他の地域で実行する可能性はあります。充分注意すべきでしょう。

 

 

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