学長選制度に関する
三自治会の公開質問状

1998年6月2日

一橋大学評議会殿

前期自治会執行委員会

後期学生会執行委員会

院生自治会理事会


公開質問状



 取り急ぎ、以下の事項について質問します。なお、6月19日までに文書にて回答願います。

1 「検討委員会の中間報告の線での解決は将来に禍根を残すおそれがあると考えるので、それとは異なった解決方法を探る必要がある」という学長の判断について貴評議会ではどのように考えているか。

2 検討委員会が「基本方針」を維持できなくなると判断した場合、貴評議会としては、検討委員会をどのように扱うのか。その場合、検討委員会を解散し、議論を貴評議会に移すこともあり得ると考えるが、貴評議会としても同じ立場か。

3 前項の質問に関連して、仮に検討委員会がその「基本方針」を維持できなくなった場合、貴評議会としては、そのような検討委員会を学生・職員の反対を押し切ってまで設置した責任をどのように取るのか。

4 検討委員会での議論を貴評議会に移す場合、いわゆる「参考投票方式」を議論する可能性があると思われるが、この方式について、現時点での貴評議会の考えを伺いたい。三自治会としては「参考投票方式」は本学の自治理念にそぐわない制度であると考えている。

5 6月1日の学生部長会合に置いて、学生部長は、学長・学生部長選考制度の改変について、「現時点では、団交を経ないでは制度を変えることはない」という発言をした。この発言は将来、学生との団交を経ないで学長・学生部長選考制度を変えることがありうるという趣旨の発言であると、評議会として考えるか。

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