学長選挙は誰のため?何のため?

 今年の10月に学長選挙があるんだ。候補者の人たちは自治会の出した質問に答えてくれるから、それをまとめた「公開質問状」をみて学生は「よくないよ〜この人」って候補に×をつけるんだね。みんないい人だと思ったら白票を投じるんだ。

 ところでこの選挙制度って何のためにあるんだろう? まず思いつくのが学生の利益のためだよね。学生の話を聞いてくれない人、学生自治を尊重しない人が大学の偉い人になったら苦労するからだよね。

 だけどそれだけじゃないよ。学長や学生部長を自分たちで選ぶことによって、間接的に学生が大学運営に参加することを保証するんだ。学生も職員さんも、先生も、みんなみんな大学運営を担っているんだ。学長選挙制度って、自分たちのことを自分たちで決めようっていう努力の現れなんだ。三者が頑張って初めてなりたつ制度なんだ。

 自分たちのことを自分たちで決めることのできる大学。これって大学を社会に置き換えてみたら、とてもあたりまえのことをいってることがわかるよね?  自分たちのことを自分たちで決めるという最低限のこともできないで、「社会に開かれた大学」とか「社会の要請に応える」とか「地域社会に貢献する」なんて言うのは恥ずかしいよね。
 だから学長選挙はまだまだ続いたほうがいいな、って思うんだけど、みんなはどう思ったかな?何かしら思ったこと感じたことがあったら掲示板や会議室に書き込んでね。

 学長選挙は今度どうなるかわからないけど、何しろ文部省さんに「おみやげ」が必要だとかどうとかいう噂まででてるから、どうなるかわからないけど、ぜひまたこのサイトをのぞきに来てね。応援してくれると嬉しいな。
 それじゃまたね。


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