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ドークツ&ドラゴンズ
かつてロングヒルが大規模な戦争に負けたとき、隣国が大型食料100個をロングヒルに援助してくれた。しかし時の宰相トンダバヤシ・トーラ・サブロウはいつまで経っても食料を臣下やロングヒルの民に分け与えようとはしなかった。
しびれを切らした臣下たちは食料を分け与えよとトンダバヤシに迫った。その時宰相は次のようにいったと伝えられる。
「わしはこの食料を売って魔導学院をたてる」
この言葉に臣下らは怒り、宰相にロングソードを突きつけて翻意を促した。しかし宰相は少しも慌てず彼らに語りかけた。
「おいおい、そんなギラギラしたものはしまっておいてくれ。年寄りの目にはまぶしくてかなわん。…なぜロングヒルが戦争に負けたのか考え欲しいのだ。それはこのような無謀な戦いを止めることのできる人がいなかったからではないか。もしもしっかりとした人物がいたならば、このような愚かな戦争を始めずにすんだであろう。今この国に必要なのは教育なのだ… 愚かな戦争を行わない優秀な人物を生み出す教育が必要なのだ。そのために今は苦しいかもしれないが耐えて欲しいのだ。食料100個などこの国の民に分け与えても3日ともたないではないか。しかし魔導学院をたてて、立派な人がこの国を支えるならば、この食料は壱千個にも壱万個にもなるのだ」
この話を聞いて感動した臣下らはソードをおさめた。こうしてロングヒルに魔導学院が誕生することになるのであった。そのとき記念につくられたのがロングヒルの紋章である三つ葉のクローバーをあしらった巨大なレリーフである。そのレリーフの前にはトンダバヤシ家の紋章である虎の目の印を手にした白豹(魔導学院のシンボル)がたっている。これが「虎目白豹の像」である。
別に文字化けではない。「虎目白豹」の額に埋め込まれている魔除けの石のこと。なぜ「¥ダァ」なのかは不明。古代神聖語の一種であろう。
物語の多くでは、このように秘宝やらなにやらが奪われ、取り返さないと災いが起こるとか、魔王が復活するとか、なんか適当に設定しておけば、主人公は取り返しに行かなければならなくなるので便利。
大抵こういう場合は、なぜ奪われたのか、秘宝を盗んだ者の真意が設定されるものだが、考えるのが面倒くさいので無し。おそらく、
1.邪神を復活させるため
2.この国に災いをもたらすため
3.強大な力を得るため
のいずれかであろうから、各自で好きに設定してください。
この世界に伝わっている魔法は神聖魔法3種7術、古代魔法4種14術、一般魔法9種72術、そしてその他の傍系魔法53術に大別されている。魔導学院は修行者に最初、「原初の力」を必要としない58の魔法を教える。その後に修行者の力に応じて「探索」を行わせ、11種の魔法を伝えるという。なお実際には、神聖魔法はかつて存在していたことが知られているだけである。
このゲームで利用できる魔法、すなわち「盾」と「矢」は一般魔法のなかでも最もよく利用されるものであり魔導学院で最初に習うであろう。
矢は敵に魔力の弾を繰り出し確実に命中する。しかし敵が強い場合には負けてしまう。杖や武器の持つ力によって矢の力は大きく変化する。盾は魔法の盾で身を守る。戦いそのものの勝敗にも影響を与えるし、ダメージも軽減する。魔力の消費は盾の方が少ない。
民間伝承では運命を司る神は「二つで一つ」とされる。すなわち左手にうちわ、右手にやかんを持ちヅラをかぶる女神「ほげ」と海パン姿のひげ面のとっつあん「げほ」である。
よくある疑問に、なぜドークツの奥深くに人がいるのか?しかもいっかいの商人がやたらと強いのは何故か?というものがある。
本作品においてもこのことはあてはまる。その理由は、彼ら自身が経験をつみ非常に強力な冒険者となっているからでもあるのだが、本当の理由はそうではない。では何かというと、話せば非常に長くなり、このページはさらに8万語追加されなければならないので作者はその説明を放棄した。
ノコギリ山は自然の糧に恵まれた山であり、ロングヒルの民にとって重要である。
ノコギリ山の麓には確かにドークツがいくつかあったのだが、最近その内の一つ、「おあな」と呼ばれて人々から恐れられていた穴でモンスターが見いだされるようになったのである。
ロングヒルの山でもう一つ重要なのは、「悠久の山」と呼ばれる丘陵地帯である。古来からの神殿があり、聖地として親しまれている。
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