乗鞍高原
車で信州探索!天空に近い高原
松本から上高地方面に向かっていくと、途中で乗鞍高原方面へ分岐します。冬はスキー場、夏は涼を求めて観光客でにぎわいます。乗鞍高原のいたるところに白樺が自生しています。標高1700mの高原は夏でも涼しい。 乗鞍高原温泉スキー場は名前のごとくすぐ近くに日帰り温泉施設「乗鞍高原ゆけむり館」がある。大人700円小人300円で乗鞍を望む露天風呂が楽しめる。疲れた体を休めるアフタースキーにはもってこいです。スキー場はリフト13本。比較的長いコースが多いです。初級から上級までそこそこ楽しめます。ゲレンデもまずまずの広さです。標高が高いため、シーズン最初から終わりまで雪はあります。 スキー場からさらに上へ登っていくと7月半ばといえども雪が見られます。標高は2500mあたりでしょうか。松本市内から2時間たらずでこの異世界へ来られます。あたりには雲が漂っています。 心霊写真か?いえ、誰かが雪に書いたいたずらでした。雪は落書きができるくらい固くしまった状態です。 |
この残った雪をめあてにスノボ、スキーを楽しみに来る人達がいっぱいでした。雪質は決して良くはないです。もうシャリシャリのガチガチのシャーベット状です。リフトも当然ありません。自分の足で登って滑るの繰り返しです。コースアウトするとむきだしの岩とかもあるのでちょっと危険です。ほんとうに好きな人だけですね。ここにくるのは。 さらにそこから車で登って行くと、日本の道路最高所畳平に着きます。標高は2715m。この日は雲のなかでした。天気がいいと絶好の眺めだそうです。うかつにも半ソデで行ったため寒かったです。心なしか空気も薄いようで、ちょっとした運動でも息が切れそうになります。売店では簡易酸素ボンベが売ってました。車で気軽に来れてしまうので自覚がないと危険です。ここは高山です。 観光客が多いここのトイレはすべて有料です。一回100円です。たしかに処理するのには費用がかかりそうです。ちなみにここは県境をちょっと越えて岐阜県になってます。おみやげものも岐阜高山系列のものが多いです。 ファンヒーターに群がる人達。ほんとに寒かったんですよ。ここ、畳平へは一般道でずっと登ってきましたが、道幅は狭く、すれ違いは注意が必要でした。しかし、乗鞍スカイラインを使うと比較的広い道で短時間で来れそうです。出光のCMで出てくる天空に近い道路です。料金は軽自動車で1100円。普通自動車で1540円です。 北アルプス連峰の南端、乗鞍岳山頂までは1時間20分。よっぽど登ろうかとも思いましたが、登山するような靴でもないし、半そでだし、雨具も持ってないしでやめました。こういうので行っちゃうとケガしちゃうんでしょうね。登山は慎重に。 中高年の方々が多いですね。私達のような子ども連れはごく少数です。みなさんそれなりの装備をされて山頂めざして登っていきます。登山のなかでは比較的登りやすく、距離も短いからでしょうね。ぜひ今度、装備整えて登ってみたいです。 |