辰野ほたるまつり
車で信州探索!ゲンジボタル乱舞!


  松本から南へ約40分。車で走ると山あいに辰野町があります。ここは私が抱いていた長野県のイメージにぴったりな町です。まわりを山に囲まれ、川が流れ人や車はそんなに多くなく、繁華街などもそれほどにぎやかでなく、時間の流れがゆったりな所です。

ここで、毎年6月の第2週くらいに町をあげてのほたるまつりが催されます。「は、ひふへほーたる♪」の音楽でおどる総おどりと駅前から続くたくさんの屋台はとてもにぎやか。ふだんの静けさを発散するかのごとくにぎわいます。




フランクフルト、いか焼き、リンゴ飴、ヤキソバ、からあげ、タコ焼き、チョコバナナ、くじ引き、などなど。家族4人屋台で晩ゴハンをすませてしまいます。なんかこういうの楽しいー。

さて本題のホタルは夜8時を過ぎてあたりが暗くなった頃から光はじめます。駅前から民家や田んぼの間を抜けてホタルの生息する松尾峡へと歩きます。徒歩約20分。駐車場の町役場からふらふら屋台をぬけてここまでくると1時間近くかかります。

ホタルの生息するあたりは、水量豊富な川が流れ、草の生い茂ったところです。今年もたくさんのホタルが飛んでいました。デジカメで写してみましたが淡い緑のともしびはとらえる事はできませんでした。残念。ホタルの点滅はみんなで合わせて点滅してるって知ってます?お互いにコミュニケーションしてるんですね。

こんなホタルも命は短く、1週間足らずで死んでしまいます。幼虫の間は数年カワニナを食べ続けてホタルになるのですが、水しか飲めない構造の口しか持たない成虫は、はかない一生を懸命に光って終わります。そう考えるとこのホタルの乱舞、悲しいものがあります。また、来年も見に来よう!




忘れかけてたホタル。実はウチの裏の田んぼにも小さいヒメボタルがいたりします。
さすが長野県。捨てたもんじゃないです。


車で信州探索!のページへ