美ヶ原〜霧ヶ峰
車で信州探索!ビーナスラインを走る。


  標高2000メートル近い尾根づたいに続くビーナスライン。冬季11月から4月のあいだは雪のため閉鎖されています。自宅からビーナスラインまでは対向車とスレ違えるかどうかという山道を通って40分くらい。

ビーナスラインは美ヶ原から霧ヶ峰を経て蓼科高原の白樺湖までをむすぶ有料道路です。天気のいい日はながめが最高です。

まずは北の終点美ヶ原に行きました。ここには屋外に現代美術の彫刻、モニュメント等がたくさん展示されています。



ちょっとわかりにくいかな?高原美術館の入口にあったバイソンとサイのモニュメントです。家族4人で入るとそこそこの今額になるので、今回はパスです。中の展示物は遠目ではあるけれど外から見えるんです。双眼鏡があるといいかも。

この日も6月だというのに、2000メートル近い標高のせいか肌寒く、おみやげもの売り場でもストーブが焚かれていました。下界とはさすがに違うなぁ。ここはフジテレビが経営しているので、現代アートをテーマにしたおみやげはいろいろ魅力的なものがそろっています。

行った時間がちょうど4時だったので、アモーレの鐘がけたたましく鳴っていました。すぐそばで聞いているとものすごい音だなぁと実感しました。ふもとの松本市内でも風に乗ってかすかに聞こえたことがあります。方角的にはMTBでポータリングの松本駅前の信号の上のあたりです。


  美ヶ原をあとにしてビーナスラインを霧ヶ峰に向けて走ります。すぐ横を雲が流れ、右に左にワインディングロードを抜けていきます。バイクで走ると気持ちよさそー。

途中に八島湿原があります。国の天然記念物に指定されているここは、まわりを山に囲まれた盆地状の地形で、雨がここに溜まって湿原になっているようです。

鳥やカエルの声がいっぱい聞こえてきます。と、そのなかにカッコウがないているではないですか。しかも3羽別々の方向から。そう、「ウチの庭に来るカッコウはいつもどこにいるんだろ」の疑問がとけました。ここからきていたのです。なるほどなぁ。ここだったのか。

湿原の周りは散策できる遊歩道が整備されていて散歩にいいです。うーんヒーリング。


さて、ビーナスラインを霧ヶ峰まで来ると、さすがに食べることは忘れません。ドライブインの駐車場の売店でじゃがバターを食べます。ここへ来ると必ず食べている定番です。1皿400円でバターは缶ごとドンと置いてあるのを使い放題です。カロリーに注意!

軽く塩をかけるとホクホクのジャガイモはう、うまーい!家で作ってもうまくふかせないんだいなぁ。何が違うんだぁ。

食べたあとのバターのついたトレーは店の犬がきれいになめてくれます。(バター犬か?)霧ヶ峰はハングライダーやパラセーリングなどスカイスポーツ、スキー場などいろいろなことができるところです。

美ヶ原から霧ヶ峰までは1時間弱の道のりです。お腹もこなれたところで今回のドライブはおしまいです。



ビーナスラインはまだ先があります。また行ってレポートしたいと思います。


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