1月31日夜の部 1階J列 7番
劇場ロビーには、衣装、小道具が実際手に触れられる状態で展示。
ちょっとびっくり。。
と思い、客席内にはいって、もっとびっくり!
私は、15分前に入ったんだけど、
キャストが、ステージ上で衣装を着て準備したり、
客席内を歩き回ったり・・・・
なんじゃこりゃ!!!
です。
トイレに行っていたので、ずっと見てたわけでは有りませんが、
ウォームアップも見せちゃうんですね。
これは、バックについてる(←ジャニーズ発言ですね・・・スンマセン)キャストファンの人は
かなりおいしい!客席うろうろしてるから、普通に後ろ、ついて歩けます。
セット準備、立ち位置指示まで、客席に聞かせちゃってます。
そう、そして、スタートの合図まで。。。
舞台は『白』。
衣装も『白』。
カピトリーノの雌狼の真っ白い彫刻(銅像?)が真ん中にどんと据えられている。
劇場内の通路をキャストが歩きまわる。走り回る。
とにかく、その劇場感に圧倒されっぱなしです。
あらすじは。。。原作を読んでください(笑)。
白い世界の中で、色があった岡健は、とても存在感のある人物でした。
日に焼けた顔&肉体(濃〜いドーランって話もなきにしもあらず)は
黒人であるムーア人の役と、
悪事をこよなく愛するエアロンという存在を知らしめてました。
赤い衣装が、これまた、白い世界に映えるんだよね。
お腹、肩、うで、刻まれたタトゥーがかっこいい!
あんまり悪役の岡健を見た事がなかったので、かなりドキドキですわ。
皇帝のお后になった人の愛人(?)の役なので、
お忍びで森の中でのカラミのシーンがあったんだけど、
ほんとに何度もキスしちゃうわ、カラムは、すごかった・・・
上半身はだかなことが多いんだけど、
しまったイイ体です。細いんだけど、筋肉がきれいで。
黒いから、これまた、うつくしい!!!顔ちっさい!(←また、それかい!)
かなり短いパレオ・オンリーでのシーンでは、
細いしまった足(腿!!!)にくぎずけですわ。
(なに見に行ったんだっちゅうの・・・)
とにかく、カッコよくってステキでした。
カーテンコールで主役の吉田鋼太郎さんの横にたって、堂々としている岡健。ステキすぎです。
お話的には、血で血を洗う復讐劇、家族までをも闘いの道具にしてしまう、
みたいなお話だったけど、
それも、そもそも、
自分の子どもを思う親の気持ちが発端、って感じかな。
タモーラ(王妃)が最初にローマに来たときに、
タイタスが長男を生け贄にした。
そのタモーラの子どもたちが、タイタスの娘を強姦し、舌と両手を切断した。
親が子を思う気持ちといえば、
岡健演じるエアロンにも。
ローマ皇帝となった鶴見辰吾(役名忘れた・・・サターナイナスかな?)に
気に入られて?王妃になったタモーラの愛人は、エアロン。
タモーラが出産した子どもは、なんと。。。
真っ黒。
そう、隠しようのない『エアロンの子』。
ここでも、エアロンの黒が強調される。
日本人にはわからない、白人・黒人の関係・・・
そして。。。
傲慢で、悪事を働いてばかりのエアロンが、
『この子は助けてくれ』と頼む姿。。。
親子の愛。
この舞台は、本当に多くの人が死ぬ。
なんだか、複雑な気分。。。
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