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小関道代(おぜきみちよ) 舞台役者、劇団ジャブジャブサーキット所属 3月17日生まれ |
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6歳で朝の連ドラを見て、「鳩子の海」の「斎藤こずえ」に憧れるも、 「役者になるには両親とも芸能人でなければならない」という 母親の言葉にあっさりと納得、役者の道を断念する。 高校で演劇部に入ろうとするも、様々な障害に打ち勝てず、 またまた断念する。 二度の挫折に、今度こそあきらめようと別の道を探す。 高校二年の時に出会った日本史教師の影響で、青年海外協力隊員を志す。 職種に迷ったあげく「農業」の道に進む。 大学二年の時、運命的に出会った園芸学教授の下、 まっしぐらに協力隊への道に突き進む。 生まれて初めて間近に見た桃の木に感動し「果樹」隊員を目指す。 このころ立川農業試験場、興津農業試験場、などで接木を修行する。 かたわら、なんとなく演劇部の部室の前まで行ってみるが、 なんとなく迫力に負けて、バドミントンサークルで体を鍛える。 「夢の遊眠社」「劇団四季」「BAOBAO」(誰も知らないだろうな〜)など、 観劇を始める。 大学卒業後、約半年の訓練期間を経て、セネガルへ。 晴れて果樹隊員として赴任する。 2年と半年、森林局の下で「緑の推進協力プロジェクト」の一員として働く。 いろいろあって、いろいろ考え、帰国後、演劇の道に少しだけ 進んでみようと思う。 帰国2ヶ月後、俳優館アカデミー本科の生徒になる。 現在NEO企画代表の菊本健郎氏と出会う。 1年の養成過程終了後、劇団研究生を経て俳優館団員となる。 子供向け作品などで全国を巡回公演する日々。修業の日々。約5年間在籍。 ジャブジャブサーキットの「まんどらごら異聞」(初演)にショックを受ける。 はせひろいち作・演出の「バクスター氏の実験」(初演)に またまたショックを受ける。 いつかジャブジャブにアプローチすることを決意する。 決意が決心に変わり、期が熟したと思ったので、はせ氏に電話する。 「ランチタイムセミナー」(初演)のエチュードに参加。 「マイケルの冗談」出演を経て、「ダブルフェイク」から正式に劇団員になる。 そして現在に至る。演劇は「ちょっとやってみる」 「子供の頃の夢をかなえる」だけのつもりだったけれど、 いつしか自分にとって、なくてはならないものになった。 現在役者暦9年、まだまだだけれど、今のところ「日常に風穴を開ける」を テーマに、これからも精一杯舞台に立って行こうと思う。 |