奈良散策

世界遺産  古都奈良の文化財
奈良に都が置かれてから、千年以上をこえた1998年、12月。京都で開かれた第22回世界遺産委員会で、[古都奈良の文化財]の世界遺産リスト登録が決定しました。この登録では、各資産が個別に評価されたのではなく、8資産全体が物語る奈良の歴史や文化の特質が評価されました。つまり、8つの資産は奈良のまち全体の代表として評価されたのです。

東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、 春日山原始林、薬師寺、平城宮跡、 唐招提寺以上  8つの遺産です。 東大寺大仏殿 東大寺は、奈良時代の中頃に正武天皇の発願によって創建された。釈迦如来の別名で、世界を照らす仏・光輝く仏の意味である。像は青銅で鋳造され鍍金がされていた。天平勝宝四年(752)に盛大な開眼供養が行なわれた。
その後度々損傷をその都度修理されている。両手は桃山時代、頭部は江戸時代のもの。 大仏殿は創建以来、治承四年(1180)と永禄十年(1567)に兵火に遭って、今の建物は江戸時代に建て直された三度目のものである。
横幅が約三分の二に縮小されたいるが、それでも、木造建造物としては世界一の規模を誇っている。

猿沢池
興福寺五重塔が水面に影を落とし、四季ごとに変わる風情が、古都を訪れる人々の心を和ましてくれます。

薬師寺
持統11年(697)天武天皇が皇后の病の回復のため発願したのが始まりで、竜宮とも呼ばれていた金堂など見事です。

春日大社
和銅3年(710)藤原氏が氏神として始まりとされ、約1000基ある釣灯籠がみごとです。

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