ボケ症状の見分け方

ボケ症状の見分け方
中川生涯学習センタ−「ことぶき大学」戦後家族グル−プ ヨチヨチ

1) 粗大なる記憶障害
◆ 単純な物忘れや置き忘れと違って、自分がした体験自体をすぐに忘れてしまう。  例えば、夕食を久しぶりに家族団楽のうちに終了したのに、「夕食を食べた」
  ことを数分後に忘れてしまい。「晩ご飯はまだ」といい、困らせるパタ−ン
◆ 同じように、入浴しても直ぐに忘れて何回も風呂に入る人もいる。
※ こういう事態が起こったらボケが始まったといっていい。

2) 失見当識
  今が、何月何日なのか、春なのか夏なのか、さらには人物に対して、誰なのか
  分からなくなる。自分の子供に「あんた、見たこと有るけど、誰だったかね」
  息子の嫁を自分の妻と間違えたりする。
※ こうした状態になると、もう確実にボケは進行していると考えていい。

) ボケ症状を理解するには
◆ 「記憶の断片が脳から離れる」と考えていい、
  人間は無意識のうちに脳の中に無数に「記憶」というものを塗り込めている。
  それが、まるで壁に塗ったペンキのように、バラバラと剥がれて落ちていくのだ  下の方に塗り込まれた子供の頃の記憶は、あまり剥がれないが、最近の記憶は
  直ぐに落ちてしまう。

ご飯食べていない」になる1の症状
◆ もう一つは、人間はわざわざ記憶症としなくても、自然に記憶している事がある  例えば、今は春だとか、秋だとか云うことは、いちいち「春だぞ、確り覚えてお  けょ」なんて思わなくても、人は覚えている。
  また、パンティを最初にはいてから、その上にスカ−トをはくなんてことも、
  いちいち「どっちが先だっけ」なんて考える事もない。

「見当」が失われるのが、2の症状
◆ 考えてみると、脳の病気でもない限り、普通の状態では絶対に起きないであろう  症状である。
◆ それが、あなたの老後の「ある日」突然、起きるかも知れないとしたら、そして  そのために家族に何年もの間、辛い思いをさせるとしたら、ボケ無いための
  努力は絶対に仕手置かなければならない。

ボケない五ヵ条
1.仲間がいて気持ちの若い人
2.人の世話をし感謝のできる人
3.物をよく読みよく書く人
4.よく笑い感動を忘れない人
5.趣味を楽しみ旅の好きな人