作品名: 北西への道 -


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お名前: ママデューク   
1750年ころ、英、仏が争っていた頃のお話。西部劇というよりは、
開拓劇や歴史劇という範疇。
ロジャース少佐ひきいるレインジャー隊がフランス軍に味方するインディアンを艱難辛苦の行軍の末討伐するのだが、
食料が底をつく、はたして彼らは帰還できるのか。
1940年度のキング・ヴィドアの力作。余り言う人が居ないようだけど、
この作品のインディアンに対する憎しみの表現は相当なもの。
白兵戦ではインディアンは皆殺しだ。こうなると、1940年という年度も気になるじゃありませんか、
これは、来るべき対日戦への何とかか?いえいえ、そういう映画の見方は邪道です。
でも、インディアンに兄弟を殺された男が頭がおかしくなり、
飢餓のため取っておいたインディアンの首をかじるんだ。
このエピソードは戦前の日本ではカットされたらしいが、大平原のように鬼畜米英のプロパガンダに使われなかったのはなによりだ。
[2008年4月24日 9時1分11秒]

お名前: ポルカドット   
鉄の意志を持って困難な使命を遂行するリーダーという点で、この映画のロジャース少佐ほどの
人物像を他に見たことがありません。

ところで、私はロジャース・レンジャースを題材にした映画をもう1本みた覚えがあります。
「タイコンデロガの砦」(Fort Ti, 1953)という作品で、隊員の1人を主人公にしていましたか
ら、ロジャース少佐は脇役でした。

「タイコンデロガ」は左右が赤と青の眼鏡をかけて見る立体映画でした。立体映画ではこのほか
に「フェザー河の襲撃」というのを見ています。この2本以外にもまだ何か3D西部劇がありま
したっけ?
[2005年8月18日 17時34分12秒]

お名前: bigant   
何年か前、NHK-BS2で放送されたと記憶しています。
[2005年2月23日 17時26分20秒]

お名前: 放浪者   
  「自主規制」だらけの昨今の一般TV局では無理でしょうね。CATVでは
 何回か見ています。また、十年以上も前ですが吹き替え版を見た記憶もありま
 す。若いロバート・ヤングを見て、「パパは何でも知っている」当時しか知ら
 なかったので感嘆したものです。スペンサー・トレイシーのカッコよさにもし
 びれた作品ですね。
[2005年2月8日 22時46分1秒]

お名前: はせべ ひろし   
キング・ヴィダー監督の1940年大作。新大陸をめぐる英仏覇権争いのころ、
英軍のロジャース遊撃隊が、飢餓に悩みながら、徒歩で山を登り、川を渡り、
遂に、フランス軍に味方する、インディアンの一部族を殲滅するという話。ヴ
ィダーは油ののったころだし、主演のスペンサー・トレシーも快男児を猛演し、
スケールの大きな開拓物になっている。ロバート・ヤング(パパは何でも知っ
ている)とウォルター・ブレナン(西部の男)も熱演で、両ファンは必見。
人間の鎖で激流を渡るシーンや、救援隊ががつぐ豚の丸焼きに、思わず生ツバ
を飲むシーンは忘れられない。ただ、私のように、西部劇はハリウッドの創り
あげた架空の世界と割り切っているものにはいいが、「ダンス・ウィズ・ウル
ブス」のごとき免罪符が必要という向きには、お薦めできない内容。多分テレ
ビでの放映はムリだろう。
[2005年1月28日 19時58分9秒]

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