とにかくルイスの走る姿がすばらしく美しい。実は、アカデミー賞を受けた「マイ・レフトフット」
で初めてルイスを見た時には、余りの真に迫った演技に「これは俳優ではなく実際にハンディのある
人を起用しているに違いない」と思っていました。で、その次にお目にかかったのがこの映画です
よ。「えー！」ともう腰が抜けるほどビックリしました。鹿と一緒に走り回ってるじゃーありません
か。その後「父の祈りを」等見れば見るほど大変な演技力の持ち主であることが分かりました。
「モヒカン族の最後」は小学生の頃「世界少年少女文学全集」で読みましたが、その時の記憶そのま
まに、私の大好きな「上質の健全娯楽映画」に仕上がっており、爽やかな感動を覚えました。おスス
メです。

[2006年7月17日 16時48分49秒]

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[2004年2月2日 14時46分19秒]

リトル・トリーの作者はnative americanの子孫ですが、作品の中ではインディアンと言う言葉
を使っています。
彼等自身が インディアンと称しているからだそうです。補足しました。

[2000年12月20日 23時23分53秒]

西部劇は長らく流行らなかったのですが、シルバラードあたりから静かなブームになってきました。
この作品はダンシングウイズウルブズが当たったので、便乗したのでしょうが、こっちも結構よか
った。ダニエル・デル・ルイスのポスターも好きです。
西部劇か戦争映画か歴史劇か？合衆国ができる以前の時代がわかる。ネイティブ・アメリカンは統
一されていなかった。部族ごとに英国についたり、仏国についたりして、部族の間であい争って
滅びていった。白人の部隊が ネイティブ・アメリカンの襲撃を受けて全滅？するところが
よかった。戦争の暗さと、ネイティブ・アメリカンの悲劇が全編にみなぎっていてよろしかった。
ヒロインの女優さんが暗い感じでよかった。
騎兵隊=善、インディアン=悪という神話は滅びた。インディアンネームで呼ばれる白人（ホークアイ、ダンシング・ウイズ・ウルブズ）が主人公として適切な時代になりました。

[2000年12月20日 22時23分7秒]