作品名: ウィンチェスター銃‘73 -


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お名前: ママデューク   
1950年度 ユニバーサル映画
クレジット・タイトルの次に「これは西部を支配した銃といわれたウィンチェスター銃の
物語である。云々」というタイトルが出ます。この銃を手に入れる為なら、魂を売っても
良いと思っていた。と続くのですが、確かにこの銃のスマートな機能美は西部劇ファンな
ら、この映画の登場人物ならずとも手にいれてみたいですね。
物語はダッジシティの100年祭記念の射撃大会から始まります。スチュアート・N・レイク
の原作なので、ワイアット・アープも登場します。主人公も参加してのこの射撃大会が面白い
。かたやもう一人の謎の男、ダッチ・ヘンリーとの勝負となるのですが主人公のリンの勝ち
となるのです。そして、リンはこの大会の景品である。この映画の真の主人公である、ワン
ノブ サウザンドの名銃を手に入れます。しかしこの銃がどうしても欲しいダッチ・ヘンリー
はリンからウィンチェスターを強奪して逃走します。かくして、この銃の運命的な流転が軽快
なテンポで描かれ、そしてついには、リンとダッチ・ヘンリーの宿命の決闘に流れ込む。
ラストの決闘はこの名銃のちなんでライフルどうしというのも面白い、オールド・ツーソンに
ロケした雄大な追いかけと決闘は西部劇を堪能できますね。ところで、(以下ネタばれになる
のですが)この映画の字幕ではダッチ・ヘンリーはリンの兄となっているのですが、実際の
年齢はスティ−ブン・マクナリーの方がジミー・スチュアートより若いんですね。
チーフ・ヨーラチ、J・C・フリッペン、ジェームス・ミリカン、レイ・テール、といった
西部劇お馴染みの連中もいっぱい出ていてにぎやかです。勿論、ダンデュリエの悪役も爽快
です。
[2009年1月28日 17時12分45秒]

お名前: オーるどマン   
  この正月休みにウインチェスター銃73”をDVDで観た。
 その数日後にこの映画に出演しているシェリイ・ウィンターズの訃報を新聞で知った。
 85歳。「サスカチュワンの狼火」でアラン・ラッドとも共演した西部劇に似合う女優
 さんでした。
 
  
[2006年1月19日 19時32分26秒]

お名前: アウトロ−   
トム・トライオンとジョン・サクソンでリメ−ク版がありましたよね。
T・トライオンはお気に入りだったのですが・・・・・
[2005年5月11日 22時7分3秒]

お名前: KOJI   
ウィンチェスターM73、今回のDVD発売でやっと見ることができました。
20年以上も前から見たいみたいと思ってたんですよ。
映画書評とかで想像してたのはもっとハードで激しい、それぞれの執念が渦巻くような映画だと
思ってました。結構綺麗であっさりした感じに思えてしまったのは、
リアルタイムじゃないせいかな?ちょっと残念です。

ウィンチェスターM73はコルトSAA(ピースメーカー)と弾丸が共通なんですよね。
これは使い勝手的にとても便利(別の弾を携行しなくてもいい)なんですが、
別の見方をすれば、拳銃弾を発射するライフルということになるので、
ライフルとしてはそんなに強力な銃ではないことになります。
間違ってもバファロー狩りなんかに使う銃ではないですね。
西部劇に定番的にでてくるウィンチェスターM92(デュークのループレバーウィンチェスターとか)
はライフル弾を使う銃のはずです。
映画に出てくる、「千に一丁」の特別モデルは実際に存在したようです。
映画では偶然にできる高性能製品のようにいってますが、
一般のM73が丸断面の銃身になのに対して、「ワン・オブ・ワンサウザント」モデルは
断面が八角形のオクタゴンバレルであることからして、
「意図して作られた」ハイグレードモデルであると思われます。

昔、マクィーンの「拳銃無宿」の影響だと思われますが、
M73の銃身銃床切り落とした形のモデルガンが売られていましたが、
これがオクタゴンバレルでした。
でも「メアズ・レッグ」はM92なんですよね。
ライフル弾だからこそ「雌馬の足」みたいに跳ね上がるわけでしょう。
[2004年11月28日 21時45分6秒]

お名前: じょなすこ〜ど   
『ウインチェスター銃’73』なら、なんといってもダン・デュリエでしょう!!
「かれの左に気をつけて」あの撃たれかた、倒れかたのかっこよさに、しびれました☆

映画そのものも、ロマンとリアルのちょうど中間て作りが好き。もっか、わが最愛の西部劇です。
映画好きの先輩に聞いた話ですが、この映画から、銃を撃つ音が「パーン」ていう軽い音から
「バキューン」ていうリアルな重い音に変わったそうです。

保安官バッヂ、あれ、どこだっけ、どこだっけ? とあちこち探し、やっと出てきたバッヂを
つけて胸をはり「おほん。私がワイアット・アープだ」と名乗るアープさん。
いままで見た西部劇に出てきたなかで、いちばん好きなアープさんです。
[2004年9月17日 7時2分10秒]

お名前: 捨石喜市   
 この映画で「跳弾」という言葉を知りました。 
 ワイアット・アープとバット・マスターソンが射撃大会の審判かなにかで出てきたのを、「なるほど……」
(なにがなるほどなのかわかりませんが)と思って見た記憶があります。
[2003年8月15日 17時6分0秒]

お名前: 鳴海昌平   
銃をめぐる物語をいかにも巧妙かつ鋭く描いた傑作。アンソニー・マンとは
私の解釈では鈴木清順とかなり似たシュールかつ冥界的な主題を描いてきた
異才だと思うが、遺作「殺しのダンデイ」だけでなく、この作品や西部劇など
も十分にそうであろう。あの「ローマ帝国の滅亡」も・・・・。
[2002年1月13日 16時18分20秒]

お名前: はせべひろし   
巻頭の射撃大会が、比較的ゆっくり展開し、それからテンポが早くなっていく展開が見事だったですね。
当時の映画雑誌に、「ワイアット・アープ(ウィル・ギア演)には、ジミーの親友ヘンリー・フォンダに
特別出演してもらえば、もっと盛り上がったのに」と書いてあったのが気にかかり、その後、この映画を
見るたびに、ワイアット・アープ登場場面で、ヘンリー・フォンダの顔が浮かんで困るのです。
[2001年6月10日 10時40分10秒]

お名前: ムツゴロウ   
「ウィンチェスター銃‘73」はアンソニイ・マン監督がジェイムズ・
スチュワートと組んで作った初めての西部劇だ。
 1876年の独立記念日のダッジ・シティでは射撃大会が開かれている。
千丁に一丁しか作れないというウインチェスター73年型の名銃が賞品だ。
この大会でスチュアートは父親を殺して逃げていた宿敵の兄、スティヴン
・マクナリイと出会い射撃では勝ったが賞品の銃は奪われてしまう。
これから、兄と銃を追うスチュアートの追跡が始まる。
 銃はマクナリイから武器商人のジョン・マッキンタイアに渡り、さらに
インディアンからダン・デュリイへ…とめぐり巡って最後は決闘の末、
スチュアートの手に戻るのだ。
 荒野にぽつんと立つ商人宿でマッキンタイアがポーカーでマクナリイ
から銃を巻き上げる場面が味がある。
 それと、スチュアートが騎兵隊とともにインディアンと戦う時の銃の
連射も見ごたえがある。
 ダン・デュリイの悪漢役がよく、保安官に追われドアを蹴破って民家
に逃げ込んでくる登場の仕方がおもしろかった。
 インディアンの酋長がロック・ハドソン、騎兵隊の兵隊でインディアン
の残した銃を見つけるのがトニー・カーティスとスターたちの若い姿が
見られる。シェリイ・ウインターズが若くてきれいだ。

[2001年5月18日 21時7分43秒]
[2001年5月18日 23時28分48秒]

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