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お名前: 杉本
ご存知でしょうか、DVDが発売されていたようです。
ボンドー欄に詳細を示しました。
[2007年1月21日 12時42分53秒]
お名前: ポルカドット
(続き)
「大平原」のヘッド・タイトルは、手前から向こうへ(画面下部から上部へ)延びる2本の鉄路
の上を、文字が手前から向こうへ台形になって流れて行くデザインですが、ジョージ・ルーカス
監督は、子供の頃「大平原」を見てこのタイトル・デザインが印象に残り、「スター・ウォー
ズ」のタイトルをそのようにしたとのことです。
「スター・ウォーズ」に出てくる2体のロボット・コンビは、黒澤 明監督の「隠し砦の三悪
人」中のキャラクターに触発されたのだそうですが、上記のように「大平原」にも強く印象づけ
られたのであれば、「大平原」で主人公を助けるリン・オーバーマンとエイキム・タミロフのコ
ンビにも影響されたのではないでしょうか。
[2005年8月17日 14時59分35秒]
お名前: ポルカドット
Ikeda氏が書いておられるように、この映画では、馬で列車と競走しているインディアンの若者
を、悪党の子分のごろつきが客車の中から面白半分に銃で狙って撃ち殺す場面があり、戦時中の
対米戦意高揚映画に、この場面を米国人の人種差別と残虐性を示すものとして使ったものがあり
ました。映画ではこの後、インディアンを撃ったごろつきを、主人公が「インディアンを1人殺
せば白人が10人殺されるぞ」といってぶんなぐり、列車からたたき落とすのですが、宣伝映画
に使われたのは、ごろつきが馬を走らせている若者を認めて銃を取り出して撃ち、被弾した若者
が馬上でのけぞるまでです。
戦争中、私はこの宣伝映画を東京の王子映画劇場というところで見ました。映画そのものは10
分か15分ぐらいの長さだったと思われ、内容はさっぱり覚えていませんが、この場面は印象が
強烈だったからよく覚えています。西部劇の一部とは知らないから、あたかも現在(当時)ので
きごとかのような印象を受けた次第です。戦後「大平原」を見た時に思いがけずこの場面に遭遇
し、あの場面はこれだったのか、と驚きました。
「大平原」は、今日の目で見るとポリティカル・コレクトネスの点で問題があるかも知れず、またデミル作品だけに、フォード作品のような詩情とか芸術性とかは乏しいですが、血湧き肉躍る活劇であるとともに、荒野への鉄道建設という開拓精神に貫かれた堂々たる作品と思います。
[2005年8月17日 0時2分52秒]
お名前: Ikeda
「オールシネマ」に投稿したものとダブリますが、私にとって懐かしい西部劇なので、
こちらにも投稿します。というのは昭和22年3月26日、私が見た始めての西部劇だった
からです。この時は、まず浅草日活へ行った所、切符を買うのに映画館の廻りを3廻りぐらい
並んでいて、神田日活へ廻りました。所がそれ以上混んでいましたが、あきらめて並んで入り
ました。まだ中学生の頃で、切符の半券やプログラムを集めていたのですが、混雑のため
半券も返さず、プログラムも売り切れていました。然し、帰りに余り売りをしているのを見付
け、大勢の人がワイワイかたまって買っているのを無理矢理くぐりぬけ、辛うじて買って来た
想い出があります。これらの物や映画雑誌など総て処分して仕舞いましたが、今になると、
取っておけば良かったなと思っています。当時どのように感じたかは省略しますが、救援隊が
到着するシーンなどでは、場内にワッと拍手が巻起こる時代でした。
昭和64年にテレビで再見して、西部劇の面白い要素を総て含んでいる映画だと思いました。
それにテレビでは水野晴郎氏の解説があって、それによると、「はせべひろし」さんの言われ
る「タイトルの文字」はジョージ・ルーカスが子供の頃、この映画を見て覚えていて、
「スター・ウオーズ」に使ったそうです。また、最初の方で、列車の中で賭をしてインディ
アンを撃つ所がありますが、このシーンだけを取り出して、戦争中、アメリカ人は残酷だと
いう宣伝をしたそうですが、それは知りませんでした。確かに、ひどいシーンですが、作品
の良し悪しは別にして、デミルがお金をかけて作った西部劇を最初に見れたのは良かったと
思っています。
[2003年10月2日 21時35分21秒]
お名前: はせべひろし
「大平原」は再々上映ぐらいに映画館で見ましたが、最近アメリカ版ビデオを買って、もう一度見たら、
マックリーとスタンウィックが、保線用のトロッコで、バッファローのいる平原を走るところなど、何
か所か知らない場面がありました。上映のときにカットされていたんですね。それにしても、何度見て
もいい映画です。線路の上を去っていくタイトルの文字。馬上から列車に飛び移るマックリー。アンソ
ニー・クインをふりむきざま撃って「鏡は磨いとくもんだよ」という酒場の場面(クインに合掌)。列
車強盗を追跡して馬上から狙い撃ちするシーン。インデアンの列車襲撃と騎兵隊の救出。雪の中で列車
の転覆―ETC.ETC.もし、最後の場面で、マックリーが撃たれた友人プレストンの手から拳銃を受け取り
、その拳銃を右手に、通りでドンレヴィーと対決し、みごと早撃ちで、友人のカタキを取ったというよ
うになっていたら、この映画は、駅馬車とともに長く映画史に残ったでしょうに。デミルは、ヤマを二
度つくるのがキライなのか、「十字軍」でも中途半端に物語を終わらせ、興行的に失敗しました。
[2001年6月5日 15時38分25秒]
お名前: ムツゴロウ
GOGH様
「大平原児」は「おもしろブック」の創刊号から連載されたもんです。最初は別冊付録でした。その後、「おもしろ文庫」から1,2集が出てますが、残念な手元にはありません。
「小松崎茂の世界」(図書刊行会)には当時の本の表紙となんコマかが出ています。
50年創刊で小学生だった自分はこの物語の少年ジムと美しいジェーンに憧れ、西部劇への
関心が高まったと思います。
[2001年5月21日 22時32分44秒]
お名前: グリーンベイ
壮大なストーリ-からなる「大平原」を再見しました。子供の頃の感動を今一度と・・・・・
遠大なユニオンパシフイック鉄道建設にまつわる、いかにもデミル好みの派手な見せ場が
てんこ盛りではあります。しかし、子供の頃にワクワクしたものは感じない。
「赤い河」「荒野の決闘」「駅馬車」などの作品は凄いなああ・・と改めて思った次第です。
この辺が痛快西部劇と前述の作品等と質の違いなのでしょうか。でも私が西部劇について
語るとき「大平原」は、外すことのできない作品ではあります。
[2000年11月8日 22時30分17秒]
お名前: グリーンベイ
GOGH 様 こんにちは・・・・・・
「大平原児」につてですが、私の記憶では、「大平原児」は、たしか小松崎茂の作品と記憶してます。
これは昭和25年「おもしろブック」に連載が始まったのです。山川惣治の作品は「少年王者」くらい
きり思い出しません。これは紙芝居にもなりました。
「大平原」と「大平原児」は違いますし、クーパーの「平原児」とも違いますし、私の拘りは「大平原」
ですので、お訊ねの件は、よく分かりません。すみません。・・・・・・
[2000年1月18日 9時31分0秒]
お名前: GOGH
URL
> グリーンベイさん、はじめまして。(^^ゞ
一般BBSの方でご挨拶させていただきましたが当サイトの世話人GOGHです。よろしくお願いします。
ところで「大平原」&西部劇の絵で思い出したのですが、川崎のぼるの漫画に「大平原児」というのが
ありますが、山川惣治にも絵物語で「大平原児」というのがあるとか聞きましたが原作ですかねぇ?
ご存知ですか?
映画「大平原」の話題から離れてしまいすみません。これは「平原児」の方のネタですかね。(^_^;)
[2000年1月18日 0時43分50秒]
お名前: グリーンベイ
[大平原」の拘り。
当時観た西部劇で印象に残っている一本で、北海道旅行の折、お菓子のおみやげに
「大平原」と言うのがあって、内容は問わず買ってしまうほどの「大平原」フアンです.
西部劇好きの友人がいて、しかも絵が上手で、劇画作家小松崎 茂、山川 惣治のプロ
より味のある作品を残しました。西部劇に登場するヒーローをノートのギッシリかいていました。
彼に描いて貰った「大平原」のジュエリ・マックリーを中央配したB4版の絵は、セピア色となり
鉛粉で汚れていますが、私の宝物となっています。・・・・・・以上。
[2000年1月17日 8時48分7秒]
お名前: グリーンベイ
映画マニアを自称するグリーンベイです。
「大平原」と聞けば黙っていられません。ジュエル・マックリー、ランドルフ・スコット、
アラン・ラッド、ロバート・テーラー等々、二流西部劇よく見ました。
当時の西部劇を語るとき、この「大平原」は逃せません。
逃げる強盗のカバンに弾が数発あたるシ−ンや「落日の決闘」の颯爽としたジュエル・マックリーは
鮮やかに脳裏に焼き付いています。西部劇はいいですね・・・・・。以上
[2000年1月14日 17時24分19秒]
お名前: JJsnowbird
ノスタル爺さん はじめまして。
お声かけいただいて有り難うございます。 ご推察のとおりオールド タイマーで、
やっとこパソコンを動かしておるホンマ物のジジイです。
むかしはカラスの鳴かない日はあっても、西部劇映画が上映されぬ日はない程
西部劇が多くって、土曜日は必ず観にいくのが決まりでした。(学校からは
禁止されてましたけど)
Yahooの映画の投稿板から、ここ Wide West Web のサイトを知ってズカズカと
挨拶もなく侵入した次第、改めてお許しを願うとともに今後たびたびこちらで
遊ばせて頂きたいとお願い申し上げます。
ア これはこのサイト オウナーの gogh inoue 様に先ずもって挨拶をせにゃ
いかんですなア。 でも オウナーとは Yahoo でさきにお目にかかってるので
お許し頂けるとカッテに思っているんです。
わたしが観た西部劇映画の数は、goghさんやノスタル爺さんに比較するとほんの
一部にしか過ぎないと思うんですが、ノスタルジーはほんと強いものがあります。
また投稿させて頂きますが、今夜はご挨拶まで。 ヨロシクお願いします。
[1999年12月30日 1時18分20秒]
お名前: ノスタル爺
JJsnowbirdさん、はじめまして。ノスタル爺といいます。
『大平原』を劇場でご覧になってるんですね。羨ましいです。
私は団塊の世代で、西部劇を劇場で見たのは、昭和30年代になってからなんです。
当然、『大平原』もテレビ鑑賞です。ビデオに録画していますが、やはり、セルビデオ
で所有したいと思ってるんです。廉価版ホームビデオで西部劇が多く発売された時に、
『大平原』も発売されるかと期待したのですが……。
『死の谷』もそうですが、『西部の王者』とか『落日の決闘』とか、ジョエル・マク
リーの評判の高い西部劇はビデオ化されていませんね。ジョエル・マクリーは、もっと
評価されていいと思うんですよ。
[1999年12月29日 21時6分30秒]
お名前: JJsnowbird
はじめてお邪魔もうしあげます。
この映画を見たのは、中学生のころ。 日本のプロ野球がセとパに
分れた頃なんです。
それで思ったのは、セとパ、ひょっとしてこの映画からヒントを
得たのかなア・・・と。 今でもそう思ってるんです。
ジョエル・マックリーはその後「死の谷」にも出てませんでしたか?
うろ覚えなんですが、バージニア・メイヨと共演で。
今日、このすばらしいサイトを見つけたんです。 また宜しく>ALL
[1999年12月28日 1時3分54秒]
お名前: ノスタル爺
監 督 :セシル・B・デミル
主な出演者:ジョエル・マクリー、バーバラ・スタンウィック、ブライアン・ドンレヴィ
これは、大作映画に定評のあるデミル監督の、スペクタクル西部劇です。アメリカ大陸
を東西に結ぶ横断鉄道は、西側をセントラル・パシフィック鉄道が、東側をユニオン・
パシフィック鉄道が建設し、ユタ州のプロモントリー・ポイントで結合したんですよ。
この映画はユニオン・パシフィック鉄道側から描いています。
列車強盗あり、インディアンの襲撃あり、無法者との決闘あり、そして恋と友情といっ
た具合に、西部劇のエッセンスがテンコ盛なんです。その分、少し大味となりましたが、
西部劇史上見逃すことのできない作品であることには間違いありません。
背後から狙う無法者(若き日のアンソニー・クイン)を振り向きざま射ち倒し、主人
公のジェフ・バトラー(モデルはワイルド・ビル・ヒコックですね)が「鏡は磨いてお
くものだ」と言ったセリフは、当時大評判となりました。
それと、ジェフ・バトラー役のジョエル・マクリーが使用したガンベルトは、『平原
児』でゲーリー・クーパーが使用したのと同じものだったんですよ。
[1999年12月5日 21時36分53秒]
※この作品についての発言をどうぞ。
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