作品名: 風と共に去りぬ -


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お名前: ウエイン命   
クーパー、口髭似合いますよ。クインキャノンさん「ベンガルの槍騎兵」忘れてますネー。「哀愁」
のR・テーラーのような髭がありますよ。実は先日激安DVDのお陰でH・ハサウェイ監督のこの映
画を始めて観ることが出来たんですが、スコットランド槍騎兵の軍服に身を包んだクーパーのカッコ
よかったこと。若いときのクーパーってホントにカッコイイですよね。映画自体も結構面白かったで
す。
ところで私、旧い映画を観た時映画って本当に貴重だなーと思うんですよ。と云うのは、我々が今眼
にしているもの、あるいは既になくなってしまったもの、それは建造物であったり自然の風景であっ
たりするわけですが、それらのその当時の姿がスクリーンにちゃんと残ってるからなんです。例えば
「ローマの休日」を観れば半世紀も前のローマ市内を目の当たりにすることが出来ます。「ベンガル
の槍騎兵」では今から70年前の大英帝国領インドを見ることが出来ますし、なんと本物の槍騎兵がエ
キストラとして出演してるんですヨ。感激しました。「風…」の欄で変な話になっちゃいました。申
し訳ありません。
[2007年4月1日 7時51分3秒]

お名前: クインキャノン   
ゲーリー・クーパーは、レット・バトラー役を持ちかけられたのに断ったそうだね。クーパーは「風
と共に去りぬ」が失敗作になるって考えて、「馬鹿を見るのがあっしじゃなく、ゲーブルなのは有り難
い」っていったてえじゃねえか。「風と共に去りぬ」が大成功なのを見て、クーパーが残念がったかど
うかは知らねえけれど、バトラーみてえなふてぶてしさの要る役にゃあ、クーパーよりもやっぱりゲー
ブルの方が合ってそうだね。レット・バトラーに口ひげがあるのかないのか、ミッチェル女史の小説じゃ
どうなってたか忘れちまったけど、クーパーがゲーブルみたいな髭を蓄えてもさまにならねえような気
がするぜ。ヴィンセント・プライスみたいになっちまうんじゃないかなあ。ゲーブルやエロール・フリ
ンは髭なしで映画に出たことがあるけど、クーパーにゃ髭のある作品なんてねえんじゃないか。だから
ゲーブルでなけりゃ、クーパーよりはグルーチョ・マルクスの方がましかも知れないねえ。何たってい
つも髭があるから。まあ、あれは墨で描いた髭だから、「風と共に去りぬ」に出るんなら本物の髭を生
やして貰わねえと困るけど。

ミッチェル女史は、アシュレイ役にランドルフ・スコットを考えてたって話も聞いたような気がするぜ。
ヴァージニア出の紳士のスコットは、ある意味、アシュレイ向きかも知れないけど、何しろいつも西部
劇のヒーローを演ってる男だから、アシュレイ役にはちょっと体も大きすぎるような気がするし、頼も
しすぎるんじゃないかねえ。やっぱり、レスリー・ハワードの方が向いてると思うよ。そう考えると、
「風と共に去りぬ」が名作ってことについちゃあ、登場人物のどれを取っても他の役者を考えられないっ
てほど配役がぴったり決まってるのが一番の理由だね、きっと。
[2005年9月18日 19時12分56秒]

お名前: 捨石喜市   
この映画、ヒトラーがスペインまで出かけて見たという話もあります。ドイツ国内での上映をヒトラー
自身が禁止していたからだそうです。真偽のほどは不分明ですが……。私としては、スカーレット・オハ
ラのように自尊心ばかりが高い、高慢ちきな女は大っきらいで、なぜ彼女があのようにもてはやされるの
か、理解に苦しむところです。
 最大の見せ場であるアトランタ炎上の場面では、主役ふたりが未定のままセットを燃やしてしまい、あ
と撮りでふたりの芝居をはめこんだのだそうです。よほど日程がつまっていたんでしょうかね。
[2003年7月21日 14時57分40秒]

お名前: 捨石喜市   
「風と共に去りぬ」は西部劇ではない、というのは西部劇ファンの常識ですが、このHPに一応タイトル
があったので、(そこでも「一般的に西部劇のジャンルには入っていない」と但し書きがついとりました
が)あえて書き込みをさせて頂きます。
 原作者のミッチェル女史、映画会社から「配役について誰か希望がありますか」と聞かれて、控えめで
引っ込み思案で内気で世間知らずだった彼女は、レット・バトラー役についてちらりと洩らしたことがあ
る。もし、彼女がもっと厚かましく目立ちたがり屋で押しが強かったなら、クラーク・ゲーブルはオーデ
ィションに落ち、グルーチョ・マルクスがレット・バトラーを演じる「風と共に去りぬ」ができあがって
いたことになる。グルーチョ・マルクスって誰だ?といわれても、困るのですが……。
 さて、1939年、アトランタでの試写会のときのこと、スカーレット・オハラが負傷兵を手当して回
る場面でカメラが引いて大ロングショットになると、画面いっぱいに負傷兵がひしめいている。
「あれまあ……」
 ミッチェル女史は隣のゲーブルにいったそうな。
「こんなにたくさんの兵隊さんがいたなら、戦争にはかっていたわよねえ」と。
[2003年7月8日 2時10分32秒]

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