作品名: レッド・リバーのガンマン - |
ウェイン命さん何時も楽しく読ませて戴いています。抜射ちについて俳優が撃鉄を上げる動作 を一動作で行っているかどうかを軸に持論を展開しておられますが、説得力があり映画をもう一 度見たくなります。 下記に書かれたことは「縄張り」の場面ですね。なぜわざわざこちらに記されているのかよく 分かりませんが、以下は「縄張り」の方に記します。 (別に他意があるわけでなく、「縄張り」の事は「縄張り」へです。二人だけでやりとりする ならどこでもいいんですが、一応他の方にも読まれる事を前提としている筈なので)[2006年8月24日 14時13分7秒]
映画は残念ながら観ていませんが、ハリウッドのTV番組「西部劇の100年」で、G・フォードが酒 場で早射ちを披露する、まさしく「必殺の一弾」を彷彿とさせるようなシーンを見ました。多分そう だと思いますが、ウィスキーグラスを右手の甲に伏せて置き、更にその上にポーカーのチップを乗せ て放り上げて銃を抜き、グラスだけを撃って素早く銃をホルスターに戻し、落ちてきたチップを再び 手の甲で受けると云うものでした。公開当時、西部劇オタク評論家深沢哲也さんが「やっぱりG・フ ォードは早い」と感心しきりでしたが、ワンカットではないのでそんな騒ぐほどじゃないと思いまし たけどネ。フォードは私「決断の3時10分」が一番好きです。[2006年8月19日 6時33分59秒]
グレン・フォードとタイトルに期待したが、ハリウッド西部劇凋落の流れに浸かっ ている一品でした。「必殺の一弾」の二番煎じのような早射ちの宿命を描いた作品。 G・フォードは自他共に許す早射ちの中年保安官で、挑戦して名を上げたい若者が チャド・イベレットである。実践の経験がなく殺し合いの恐怖に直面して悩んだ 「必殺の一弾」と違って、G・フォードは有望な若者を殺したくないと悩んでいる らしい。と言うのもフォードは町で一番の金持ちの女酒場経営者アンジー・ディッ キンソンと同棲中の楽しい生活を送っている、釣が趣味、襲ってきたインディアン は酒でごまかす等、フォードのコメディ調の一面が所々顔を出して悩んでいるよう に見えない。又、C・イベレットには挑戦するなと説得しつつ「俺が絶対勝つ」と 煽るような事を云う等、フォードがよく分かりませんでした。 C・イベレットの方が自分を律する物腰等ガンマンらしかった。アイビーリーグ のアメリカン・フットボールの選手がガンベルトをしている様であったが、次世代 西部劇俳優と期待していたのですが外科医(ギャノン)になってしまった。 A・ディッキンソンはジャック・エラムに金を与えC・イベレットを殺させよう とした事をフォードに知られ去られる羽目に。笑顔が似合うのに最後は涙で終わる 面白くない役どころでした。 襲撃に失敗して深傷を負ったJ・エラムは自殺するという、何でわざわざこんな 設定にしたのかもよく分かりませんでした。 よく分からない作品をわざわざ書込みしてスイマセン。[2003年7月28日 16時51分32秒]