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お名前: はせべ ひろし
ブロンスンが正面にいないか、いてもトスミスすれば、それで一巻の終わりというのは、どう考えても
納得できないというのが、映画を見たときの感想でした。グレン・フォードの西部劇には、ひねったも
のが多いが、そのひねったところが、たいてい欠点だったように思います。
[2003年7月27日 13時0分16秒]
お名前: オーサカ老レンジャー
私にとって、1956年4月1日「今日からは映画は洋画を見る(当然西部劇も)」
と決心した後の最初の映画がこの「去り行く男」と「赤い砦」の2本立てだった
と云う記念すべき作品です。前者が愛欲四角関係、後者はカーク・ダグラス、エ
ルザ・マルチネリの川の中での猛烈なキスシーンとこの決心がグッド・チョイス
であった事が直ぐに証明されました。
このBBCのために47年ぶりにVTRで見て驚きました。舞台はあの「シェー
ン」と同じ場所ではないか。あの山、あの川。ひょっとしてアーネスト・ボーグ
ナインの牧場はバン・ヘフリンの農場と同じ場所、柵を使っているのではないか?
私はこの翌年に「シェーン」を見たのですがその時はあの風景に感激しただけで
「去り行く男」等全く思い出さなかった。作品の出来によって焼きつけられる記
憶が全く違うと改めて思いました。
marineflatさんが仰言るように西部劇の主人公にトラウマがある等「真昼の
決闘」以来の主人公は銃が上手いだけでなく悩み苦しまなければならず皆大変
なのです。
銃を持たないグレン・フォードにチャールス・ブロンソンが銃を投げ与える鮮
やかなガンプレイで有名ですが、この前年「ジャングルの決闘」で同じ様なガン
プレイがあったのではないかと、私以上の年寄に聞きましたが誰も見ていません。
一寸気になっています。
[2003年5月22日 20時2分29秒]
お名前: marineflat
ずぅーっとずぅーっと前、テレビで一度だけ観た映画をこのサイトで思い出させていただきました。
と言っても、ストリーは殆ど憶えていません。ボーグナインもスタイガーも憶えていません。
グレン・フォードの暗い少年時代の経験を女性に話し、「何故あなたにこんな話しをしたんだろう。」
と言った台詞を覚えています。その女性が或いはボーグナインの妻だったのか。
フォードの暗い過去とは、母親に「お前がお父さんを殺したんだ」というようなことを言われ、家を
とびだしたことだったと思います。自信ありませんが。
この監督も解りません。他にどんな西部劇を作っているのか。音楽はだれだったのでしょう。
[2001年4月16日 18時51分18秒]
お名前: グリーンベイ
ホンドー・レイン61さん・・・今晩は。 グリーンベイです。
この作品も、異色西部劇と云われていますが、また、良くご覧になっていますね。感服いたします。
コロンビア社56年製作、同年のわが国公開です。デイビス監督の「去り行く男」(JUBAL).
グレン・フオード西部劇は,彼が出演することにより高水準な作品に仕上がるとまで云われたキャラ
クターの持主で、特にデイビスとコンビを組んだ時にその感が強いと言われていた。
この作品も、ホンドー・レインさんがご指摘のように、古典劇が隠し味となってますね。実は、「オ
セロ」を下敷きにしているらしく、牧童頭の仕事を、新しく雇い入れたジュバル(フオード)に取ら
れてしまった、イアーゴーのようなカーボーイ(スタイガー)は、牧場主(ボーグナイン)の嫉妬心
を煽りながら、一方、牧場主の若い妻と懇ろになっている。が、彼女はまた、新しく雇われたジュバ
ルを誘惑し始める。そして主人公(フオード)は四角関係に巻き込まれる。これは、正しく欲求不満
の堂々巡りの人間の肉欲と嫉妬心を描いた物語になっている。
西部劇は、シェークスピアの舞台劇は勿論のこと、あらゆる題材テーマを西部に置き換えられないこ
とはないと多くの作品は語っている・・・。
[2001年4月15日 0時46分55秒]
お名前: ホンド−・レイン61
日本人好みする良い題名でした。前記させて頂いた(必殺のー弾)56年より2年も前のグレン・フォー
ドの異色の西部劇で、物語は、崖から落ちたカウボーイ(フォード)を人を疑うことの知らない牧場主(
ボーグナイ)が救う。その妻がカウボーイに好意を持ち、牧童頭(スタイガー)がその妻を誘惑する。
古典劇を捻ったような人間ドラマを狙った西部劇。牧師の娘(ファー)が清涼済。
監督・・・デルマー・デイビス
主演・・・グレン・フォード、アーネスト・ボーグナイン、ロッド・スタイガー、フェリシアー・ファー
[2001年4月14日 21時3分38秒]
※この作品についての発言をどうぞ。
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