昔一度見たきりなので、物語の舞台がどこだったか全く忘れていましたが、ワイオミングだったので
すか。ＩＭＤｂのこの作品のページでロケーション地を見ると、アリゾナとかカリフォルニアとかのよ
うですね。

　Ｃ・ヘストンやＣ・ビックフォードやＢ・アイヴスなど西部臭ふんぷんの登場人物に囲まれる主人公
が、メリーランドの海運業者で元船長というのが面白いですね。ワイラー監督は以前に「西部の男」を作っ
たから、今度は「東部の男」編を作って一対にしたつもりかも知れませんね。

[2006年8月25日 10時31分26秒]

撮影はどのあたりなのでしょうか。
ワイオミングのような北ではないように思えましたが。

名作映画の撮影場所集があるといいですね（特に西部劇）。
購入してしまいます。

[2006年8月22日 21時25分20秒]

まー、完璧ですよね。まさしく「The Big Country」でした。アメリカではなぜか余り評価されてい
ないようですけどネ。これが原因かどうかは分かりませんが、私、ちょっと気になったのは、ペック
が、西部劇のヒーローとしては余りにも身勝手過ぎはしないかと云うことです。東部から来たばかり
で「西部より海の方が広い」なんて云って人の気分を害してみたり、頼まれもしないのに水争いの調
停役をかって出たり、果ては、厄介になっている人達に黙って外出し、探しあぐねたヘストン達の前
に現れた時の第一声が「コーヒーあるかい」ですヨ。「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでし
た」の一言もなし。これじゃ人間関係がギクシャクならない方がおかしいですよ。
ところで、有名なペックとヘストンのロングショットの殴り合い、疲れ果てたヘストンがペックに
「お前の挨拶は随分長いな」って云いますよね。あそこの数カットの出来が映画の完成後もどうして
も気に入らなかったワイラーは、「ベン・ハー」の撮影中にヘストン１人のカットを取り直したと聞
きましたのでチェックしたところ、確かにそこだけ背景が暗く、明らかにペックとは別の場所にいる
と思われますし、何よりもヘストンの顔がスティーブからすっかりベン・ハーになっちゃってますよ。
ワイラーがアメリカンフィルム協会の表彰を受けた際、会長ペックが面白いエピソードを紹介してく
れました。「嵐が丘」の撮影中、何度やり直してもＯＫを出さないワイラーにオリビエが「一体どう
したらいいんだ！」と詰め寄ったところ、ワイラーは一言「Better（もっとうまく）」と云ったと
か、同じくＭ・オベロンに、涙を流すシーンのクーズアップで「左目の涙を右目の倍にしてくれ」と
注文したとか。いかにも完璧主義のワイラーらしいエピソードでしたよ。

[2006年6月24日 18時48分48秒]

たまには思いっきり贅沢したいですよね。

私事ですが、信じられないことが起きちゃいました。

先月初めに「３０日間無料体験ツアーに参加」して、遊び半分で
本登録してやっていたら、今月２日にナンと２７万円の振込されて
いたんです。

信じられますか?本当にビックリしました。思わず
５年ぶりに家族で「カニ道楽」にいっちゃいました。

来月はもっと凄くなりそうなんです。

それにプラス、知る人ぞ知る、酵素を中心とし

た最高のサプリメントが登場。

あのＮＹヤンキースご愛用です。

やっぱり「世界初」のシステムは凄いです。

たまには贅沢したい方、ぜひ試してみてください。
いつも贅沢してる方はダメですよ。


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[2004年4月15日 4時3分45秒]

私も上位にランクする好きな名作です。皆様のほめ言葉　同感です。ただ、本国での興行成績はあまり良く無かったと聞いてます。何故だろうと考えてみました。もしテキサス児だったら　どう感じるだろう。我が自慢のテキサスにやって来た東部の船乗り風情が　愛するカウボーイをコケにしやがって、いやな野郎だ。アメリカ人のドリームであるカウボーイに対して　何たる事だ。チャック・コナーズは卑怯な真似をする筈なんかネーヨ！　こう言うんじゃ無いかな、と考えてみました。
ペックは　船長役で成功してますが(「白鯨」は？）「白昼の決闘」のミスキャストを始め西部男が似合いません。良かったのは軍人役の「勇者のみ」だけ。それに　ヘーストンにKOされても　不思議じゃないと思いませんか？

[2004年4月2日 17時56分38秒]

悠々たる西部劇、いいですねえ。今日はエイプリル・フール的に配役を変えて……。
大ボスは正義とか町の浄化を声高に主張するブッシュ(またはラムズフェルド)だが、少し良識の
ある牧童頭パウエルがついている。
小ボスのフセインは大ボスに押されてひねくれ、薄汚れているがプライドだけは十分。さらに息
子の牧童頭はどうしようもない小悪党クサイ＆ウダイだ。
大ボスは、あんな悪党どもに水場(石油)を使わせるわけにはいかないと、小ボス退治をたくらむ
のだが……。
ここにスーパーマンみたいな男(アナンとかコイズミにこういう役回りをやってほしい！)が現れ
て、争いの元は私利私欲、私怨でしかないとわからせる。結局、大ボスと小ボスは1対1の決闘で
共に倒れて……。
はて、ブッシュとフセインを1対1で殴り合わせたら、うまく解決するでしょうか。

[2003年4月2日 0時25分0秒]

久し振りにＤＶＤで観ました。
「シェーン」や「荒野の決闘」などを観る時も感じるのですが、名画というのは
観る度に、オーラを増していくような感じがします。
また観る度に新しい発見があるのも楽しみです。牧童頭のスティ−ブを始めとす
るラダー牧場の一団が、ビッグマディに水を飲みに来たヘネシーの牛を追い散ら
すシーンの、疾走する牛の群れの躍動感や、仕返しに向かうテリル少佐の馬群が
果てしない草原を駆け去っていくシーンの遠近感など、どんなにＣＧを使っても
表現できないと思います。
それにしてもチャールトン・ヘストンという人は、「十戒」、「ベン・ハー」、
「猿の惑星」等々、いろんなジャンルで映画史上に残る作品に出演していますが
こんなに作品に恵まれた俳優さんも珍しいですね。

[2001年12月23日 13時7分19秒]

今回ＤＶＤが出て、久しぶりに見ました。その中のシーンで、パール・アイブスの谷に、ピックフォードが突入する時、ペックが仲裁に来て、「年寄りがするＰｒｉｖａｔｅ　Ｗａｒに若者を巻き込むな」って、発言がありました。状況が今と似ている、テロに対して大統領がデッド　アライブって言うアメリカの精神構造は、今も昔も同じだと思いました。

[2001年9月25日 13時24分11秒]

ジーンシモンズのことに触れられただけで満足。彼女こそ人生５８年での初恋の人だったんだ。
あの頃中学だったかなァ　　幾日も忘れられなくてとうとう本屋へ行って映画の友かなんかに載ってるの見つけて　買って帰ったのを覚えてる。顔写真切りとって　引き出しにそっとしまって学校から
帰ってきたらしばらく眺めてポーとしていた。　嗚呼、　今でも胸が熱くなる。

[2001年8月21日 22時18分50秒]

皆さんのすごい解説で圧倒されした。そこで何処で見たかと、自分の好きなシーンを書いていく事にします。この作品はロードショウでワーロックを見た後大阪難波から御堂筋を歩いて大阪駅まででて電車で
西淀川までいき二流館で見ました好きなシーンは早朝ペックとの対決に出かけるヘストンのベッドから
でてジーパンをズボッと一気にはくシーンですあの長い脚が一気にはけるとはとそのかっこよさに男な
がらほれぼれいたしました。そしてペックとの殴り合い遠いところからのカメラで殴り合いの言葉、音
だけが耳に入ってくるところです。よい映画なので書くことがありすぎてこまりますのでこのあたりで
失礼いたします。

[2001年4月22日 12時30分8秒]

皆さん。初めまして。
最も好きな監督がウィリアム・ワイラーです。
オープニングは馬車の車輪が回っているシーンでしたよね。ジェローム・モロスの壮大な音楽。
水をめぐる大牧場主と小牧場主の対立。
荒馬を乗りこなす練習も、ヘストンとの壮絶な殴り合いも、誰も見ていない時にこっそりする
ペックのキャラクターが好きでした。
キャロル・ベーカーの間違った正義感。
誰もついて来なくても、一人馬に乗り戦いに向うチャールズ・ビックフォード。
主人のしている事が間違いだと知りつつも、ついて行かなければならないヘストンのやるせない表情。
全く情けない奴ではあるが、愛する馬鹿息子を自らの手で射殺しなければならなかったアイブスの悲しみ。
３０年近く前、テレビの吹替え洋画劇場で観たときの感動を思い起こしました。
モロスに他にヒット作品がないことが唯一残念なことですが、
映画も音楽も、真にビック・カントリーにピッタリの壮大な作品でした。

[2001年4月4日 21時34分51秒]

皆さんこんにちは。

いやあ、うれしいな。「大いなる西部」で皆と話ができるなんて。

初心者BBSにも書き込みしましたが今日、未明東京MXテレビで放映してました。
メインのサントラ曲がいろんなＴＶのいろんなところで流用されてますけども
やはりほんとの映像のなかでのサントラ曲はじーんときます。

ジーンシモンズ。いい女優さんでした。

西部劇からウェスタン音楽、フォークソング、ギターと好きになっていきました。
車を描くイラストレータなのでそちらがメインですけどもギターなんかのことの
HPものぞきにきてみてください。

[2001年1月2日 0時26分30秒]

戦後っ子さん、グリーンベイさん、こんにちは！
ジーン・シモンズ、良かったですね〜。教養と慎み深さを感じさせて、彼女の魅力を
最大限に引き出していると思います。一方のわがまま娘役のキャロル・ベイカーとの
対照が際立っていて、これがさらに良さを引き出していたのではないでしょうか。
キャロル・ベイカーは「ジャイアンツ」のキャラとかぶっていたような気がしますが、
気のせいでしょうか。そう言えば、チャールズ・ビッグフォードも「許されざる者」
のキャラとかぶっているような気がします。でも一番圧倒されたのは、愛するバカ息
子を殺す羽目になるバール・アイブスの迫力ある演技でした。

[2000年12月21日 15時38分3秒]

戦後っ子・・さん、今日は・・・。グリーンベイと申します。
ジーン・シモンズです。彼女について一言・・・・２９年イギリス生まれの正統派美人です。
「聖衣」「ヂジレ」「スパルタカス」歴史劇映画に出演、人気を博す。しかし何時しかニューシネマの
風は、もうクラシカルな美貌は求めていなかった。「大いなる西部」５８年でのノーブルな美しさは、
流石でした。彼女は、私も大好きな女優の一人です。

[2000年12月21日 14時33分55秒]

Ａｄｄｎｉｎｔｈさんのいうようにチャールトン・ヘストンの牧童頭のジーパンの履き方が
印象に残っています。わたくしはこの映画を見てからズボンの履き方を変えた。

ペック氏とヘストン氏の殴り合いをロングに引いて撮っているのがしぶかった。
女優さんはジーン・シモンズさんでは？大いなる遺産に出てきたひとでは？わたくしは全く
好きですね。

[2000年12月20日 23時9分19秒]

名匠ウイリアム・ワイラーが「西部の男」以来１８年ぶりにメガホンをとった作品です。ジョージ・ステ
ーブンスも「ジャイアンツ」と「シェーン」ですか。「シェーン」は、やはり細やかな演出が行き届いて
いるが、この作品は文字通り「大いなる」巨篇である。またワイラーと共同製作者として名を連ねている
グレゴリー・ペックが、漸くその念願を果たした作品であったのでしょう・出演者について云えば、歌手
でもあり性格俳優のバール・アイブス（アカデミー賞助演男優賞）、名脇役チャールス・ピックホード、
そして元大リーグの選手の経歴を持つチャック・コナーズなど多才です。
特にフアーストシーンで無限の広がりを見せる大西部の荒野を、砂塵をあげて、おうよそけしつぶの様な
小ささで走る馬車の姿は、この映画の企図するビッグな効果を十分味わうことが出来ます。音楽はジェロ
ーム・モロスの手になりますが、冒頭からラストまで美しいこの旋律は、映画音楽の傑作として永久に
残ることでしょう。・・・

[2000年12月1日 18時14分28秒]

始めてコメントします。

そうなんですよ。「大いなる西部」
なぜこののタイトルが出てこないのか不思議でした。
中学生の頃に何度も見て大いに影響を受けた映画でした。

主人公のぺッグ扮するジムマッケイが西部人でないので
純粋な西部劇としては？でしょうか。
でもそれだからこそテキサス人との対比が面白かったように思います。

ちょっとしかめっ面で控えめでクールなペッグは
悪役っぽい「白昼の決闘」よりずっと適役だったように思う。

寝ているチャールストンへストンを起こし挨拶(決闘)を申し込む
あの二人ののやり取りはとても面白い。
ヘストンのズボンが破れるんじゃないかとおもう
はき方なんぞは偉くかっこいい。
ペッグの海軍のＰコート。
ヘストンのパーティでのスーツなどファションもかっこいい。
チャックコナーズのナイフの投げる所や
とうもろこしを食うところなど(うまそうに食うんだなあ)。

そういうたまらない場面がいっぱいの西部劇だったと思いますよ。

またビデオを観たくなりました。

[2000年11月30日 16時16分58秒]

ワード・ボンドさん、今日は・・・・・
「大いなる西部」漸く登場しました。ご意見ごもっともと存じます。考えてみますとこの作品は西部劇の
一級品でありながら、では何処にポイントを当てていいものか、迷っていたところです。
水利権をめぐるボス同士の対立、教養豊かな紳士と牧童との恋敵の設定など、これが高じての真夜中の
格闘、これは西部劇でなくとも良質の映画を作れましょう。おまりにもビッグ過ぎて切り口に悩んでい
たところです。淀長さんの西部劇１０撰に入っています。ちなみに淀長さんの１０撰は「モヒカン族の
最後」「アイアンホース」「駅馬車」「荒野の決闘」「白昼の決闘」「死の谷」「真昼の決闘」「シェ
ーン」「大いなる西部」「許されざる者」撰外に「赤い河」「ラストシューテスト」「リオブラボー」
などです。これは２０世紀映画の全て淀川長治の証言より。

[2000年11月29日 13時24分37秒]

この作品に関して触れる方が今まで全然いらっしゃらないのは、このＢＢＳの七不思議の一
つと思っていました。
間違いなく、後世まで語り継がれる西部劇だと思います。監督のウィリアム・ワイラーは史
劇「ベン・ハー」でアカデミー賞を獲得した監督として有名ですが、作品の幅が広く、いろ
んなジャンルで名作を残しています。製作も兼ねるグレゴリー・ペックを始め、それぞれの
キャストはまさに適役といった感じです。特にやや影のあるカウボーイを演じるチャールト
ン・ヘストンや、カントリー歌手として有名なバール・アイブス、「ライフルマン」のチャ
ック・コナーズなど、いずれもが強烈な印象を残します。広大な西部の大平原と疾走する馬、
スケール感のあるジェローム・モロスのテーマ曲など、どれをとっても１級品です。

[2000年11月28日 17時18分36秒]