スー族の「走り矢の刑」の目新しさ、砦を落とされた騎兵隊の悪将校が柱に縛り付けられ、生きたまま喉を切り裂かれる残酷シーン、今なら当たり前でも当時は子供心にかなりショッキングでラルフ・ミーカーの悲鳴が今にも聞こえてきそうです。およそ西部劇のヒーローにはふさわしくない体型をしたロッド・スタイガーの妙にパワフルな存在感がなんとも異色である。

[2008年2月1日 22時50分57秒]

　　　　
　　　　　　「赤い矢」の書き込みの中、主演男優賞受賞の年が９７年を６７年に訂正します。

[2002年7月11日 21時23分41秒]

　　　　
　　　　　　「赤い矢」の書き込みの中、主演男優賞受賞の年が９７年を６７年に訂正します。

[2002年7月11日 21時23分38秒]

　　　
　　　　「ロッド・スタイガーを偲んで」
　　
　　スタイガーは共演する西部劇は数多くあれど、主演作は、「赤い矢」だけではなかろうか。
　　共演作の中で「去り行く男」のピンキー役はどろどろした人間性ある牧童頭を演じ特に
　　印象にのこっている。「夜の大捜査線」（９７年）では、アカデミー主演男優賞を受賞。

　　　　「赤い矢」はスー族（原住民）の女性と結婚した男（スタイガー）が、白人とインディ
　　　アンが対立する中での結婚生活で自分を見失なって行く、インディアンと共感しつつ白人
　　　社会に戻るラストが感動的。
　　　
　　　監督：サミエル・フラー　　　　米　、１９５７年　作品
　　　主演：ロッド・スタイガー
　　　　　　ブライアン・キース　
　　　　　　サルタ・モンテール
　　　　
　　　　
　　　

[2002年7月11日 21時13分17秒]