作品名: カンサス騎兵隊 -


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お名前: ウエイン命   
インディアンではなく奴隷解放論者と戦うと云う非常に珍しい西部劇ですよね。観終わって何か割り
切れない思いになりました。奴隷解放と云う、現代では当たり前の正義が国家への反逆として描かれ
ていることにまず戸惑いを感じます。史実なのかどうかは知りませんが、確かにその時代にとって大
変革となる思想あるいは行動の宿命として、こう云うこともあっただろうなーとは思います。ただ、
観ていてどうしても気になるのは、過激ではあっても本質的には正しいことに大真面目な相手に対し
て、恋の鞘当て等を楽しみがら戦うフリン・リーガン組の行動がノー天気と云うか、余りにも軽々し
過ぎはしないかと云うことなんです。M・カーチスは第二次大戦中「カサブランカ」でアメリカの戦
意高揚に大いに貢献した人ですから、何か意図があるのかと製作年度を見ると1940年、モンロー
主義を貫いて来たアメリカが何とか大戦参加の糸口を見つけようと躍起になっていた、まさにその時
代ですよね。騎兵隊をアメリカ、ブラウン側をナチスドイツに置き換えて見ると、間違ったもの、狂
信的なものに対して不干渉であってはならない、あくまで正義の鉄槌を下すべきだと云う当時のアメ
リカ政府の主張そのもので、この映画の製作意図はそんなところにあるのではないかとでも思わない
と、奴隷解放論者を反乱軍として戦うこの変わった西部劇を理解出来ない気がしました。
[2007年10月20日 15時6分57秒]

お名前: ポルカドット   
以前に「お玉じゃくしは蛙の子」という歌詞で歌われたり、今では某カメラ店のCMソングでよく
耳にするアメリカ民謡の原詩は、「ジョン・ブラウン」のことを歌っているようですが、それはつ
まり、この映画に登場する急進的奴隷制廃止論者のことなのでしょうか?
[2005年8月22日 13時42分52秒]

お名前: はせべひろし   
「カンサス騎兵隊」は、子供のころ、予告編だけを見て、馬車隊が砂塵をあげて疾走するシーンに圧倒
されました。その後、再上映のときに映画館で見て、一日暗い気持ちになったのを覚えています。最近
アメリカ版ヴィデオを買いましたら、これが着色カラー版。ジョン・ブラウンの処刑の場面も、雲がた
れこめた陰鬱さがありません。この映画を見ると、なぜフリンが、酒のみのデブになってノタレ死に、
影の薄いリーガンが大統領になったのか不思議ですね。
[2001年6月5日 15時53分10秒]

お名前: GOGH   
DVDソフトを購入したので見てたのですが、登場人物が凄いですね。

J.E.B.スチュアート(E・フリン)、ジョージ・A・カスター(D・リーガン)
ジェイムズ・ロングストリート、フィル・シェリダン、ジョージ・ピケット
などなど、後に南北戦争で北と南に分かれて戦うことになる名だたる将軍達が
ごろごろ出てきます。

歴史にどこまで忠実なのか分りませんが調べてみると面白そうですね。(^^ゞ
[2001年4月23日 1時30分38秒]

お名前: やま   
グリーンベイさん書き込みありがとうございます。「モンタナ」は存じ上げておりませんでした、申し訳ありません!!「無法者の群」はエロール&オリビアファンとして、一応ビデオをゲットしましたが、輸入ビデオで字幕がなく、内容がわかり切れませんでした(泣)。「無法者の群」にはワーナーのセクシー女優・アン・シェリダンも出ておりました。「バージニアの血闘」にはミリアム・ホプキンスが相手役として登場しますが、フリンより7歳も年上で、合わないペアだったようです。
[2000年12月28日 23時8分20秒]

お名前: グリーンベイ   
やま・・さん、今日は・・・・
エロール・フリンとオリビア・デ・ハビランドの名コンビがお好きなようですね。美男・美女登場の
西部劇はやはり楽しい。筈見有弘の「ハリウッド・カップルズ」では、この名コンビについて触れて
ます。共演作は9本あり日本公開は7本。「海賊ブラッド」「「進め竜騎兵」「ロビン・フッドの冒険」
「結婚スクラム」「無法者の群」「カンサス騎兵隊」「壮烈第七騎兵隊」です。彼はハリウッドのカサ
ノバと呼ばれ、女性とのゴシップが絶えなかったそうです。フリンとデ・ハビランドとの仲は、どうだ
ったのか。何もなかったとする説、フリンが夢中だったとする説、デ・ハビランドが熱を上げたとする
説があるが、いずれにしてもフリンの周辺にいながら、深い関係にはならなかった稀な例であったと
筈見氏は書いてました。デ・ハビランドは私も好きな女優の一人ですが、今一伸びませんでしたね。
[2000年12月15日 17時49分27秒]

お名前: グリーンベイ   
やま・・さん、今晩は・・・。
ワーナーブラザース社の歴史西部劇、エロール・フリン主演の「無法者の群」「バージニアの血闘」
「カンサス騎兵隊」「壮烈第七騎兵隊」の一本ですね。この作品は、見応えのある映画だと私も思います。
奴隷制度廃止を叫んで蜂起したジョン・ブラウンの反乱を鎮圧する物語を主軸に若きカスター(若き日の
レーガン大統領)とその友人たちの対決・・・・ですが、「シェーン」のヴアン・ヘフリン、ワード・ボ
ノド、ハリウッド・カップルと云われる共演も多いオリビア・デ・ハビランドなど多彩な顔ぶれで楽しめ
ますね。ところで話は変わりますが、エロール・フリンの「モンタナ」という作品はご覧になってますか
・・・・・・。
[2000年12月15日 2時19分34秒]

お名前: やま   
エロール・フリン、オリヴィア・デ・
ハヴィランドのコンビの作品。監督は
マイケル・カーチス。若き日のロナルド・
レーガンも出てる。
全体的に画面が暗かった気がする。
[2000年12月14日 22時43分42秒]

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