作品名: ウィル・ペニー - |
この辺りから、西部劇はひたすら「女々しく」「みみっちく」「しょぼくれた」ものになって行くん ですヨネ。たしか、ラストで未亡人を見送るヘストンの眼に光るものが見えたと思いますが、カウボ ーイが泣く映画って恐らく空前絶後じゃないでしょうか。 「西部男が泣いちゃーいけませんよ、泣いちゃー」[2006年4月30日 11時4分11秒]
リストで見当たらなかったので。 「俺はもうすぐ50だ。もう女を愛することはできない」というチャールトン・ヘストンのセリフ が、しみじみと心にしみわたります。ところが、その翌年には「猿の惑星」で回春というかマッチ ョになって復活してしまったんですけど、それには目をつぶります。 カッコ悪いカウボーイ。ファーストシーンでビスケットを盗み食いするヘストンに影響を受けて、 ケンタでビスケットを食べるたびにこの映画のことを思い出します。主役クラスがラクダのシャツ を着ているというのもちょっと意外でした。自分のせいじゃないのに、死に掛かった同僚に罵られ たり、その言葉を真に受けた未亡人に非難されたりしながらも、決して反論しないヘストンに男を 感じちゃいました。ドナルド・プレザンスの狂った伝道師は怖かったけど、考えてみたらこの映画 の監督のトム・グリースは後年、チャールズ・マンソン事件を映画化した「ヘルター・スケルター」を作っているんですね。これは、その布石かな。 色んな意味で好きな映画です。こういうのをポスト・ウェスタンというのでしょうか。[2003年2月25日 20時12分25秒]