今、ネバダ．スミスを見てますが、ネバダ．スミスがハワード．ヒューズと邂逅していた記憶があるのですが？

[2006年8月13日 21時49分59秒]

見終わってもう１度パンフレットを確認しました。「監督は…と、Ｈ・ハサウェイだよねー」西部劇
通の間で傑作の誉れ高い「向こう見ずの男」は見てませんし、代表作「死の接吻」は西部劇じゃない
し、それまでは「アラスカ魂」「エルダー兄弟」「西部開拓史」にビデオで見た「悪の花園」等、面
白くなくはないがイマイチピリッとしない、言葉を換えて云えば余り才気の感じられない西部劇しか
見ていなかったので、この映画のドラマチックな展開とメリハリの利いた演出振りに目を瞠りまし
た。「こんな映画も出来るんだー」とネ。
尤も、Ｓ・プレシェットを色仕掛けで騙して挙句の果てに死なせちゃう第二話と、両親を惨殺されて
あれほど燃えていたはずの復讐心が、大して事情も知らない牧師の一言であっさり覚めちゃう第三話
はない方がよかった。Ｍ・ランドーを殺すまでの第一話だけで１本作ればもっといい映画になったの
ではないかと思ってます。Ｂ・キースはＴＶ「遥かなる大西部」のデイブ・ブラッシンゲームの頃か
らファンでしたが、この映画が一番いいですネ。儲け役の見本みたいなものですけどネ。

[2006年6月10日 8時7分44秒]

両親（母親はインディアン）を三人の無法者（カール・マルデン、アーサー・ケネディ、マーティン・
ランドー）に殺された若者マックス・サンド（スティーブ・マックィーン）が、三人を追って仇を討つ。
マックィーンは混血青年には見えないし、結末も甘く、内容的には今イチでしたが、溌剌とした
マックィーンの動きを見るだけで満足で〜す。
刑務所で働くスザンヌ・プレシェットも良かったけど、インディアン娘のジャネット・マーゴリンは、
プレシェット以上に魅力的でした。

[2004年1月22日 18時2分28秒]

「大いなる野望」でネバダスミスを演じたアラン・ラッドは、ネバダスミスを主人公とする映画の企画を
知って，当然主役は自分だと思いこんでいた。それがマックイーンに決まったので非常なショックをうけたということです。その後彼は，酒浸りになり，自殺したのもこのことが原因ではといわれている。
これを念頭において「ネバダスミス」を鑑賞すると，また違った感慨がありますね。

[2001年5月15日 19時25分21秒]

ありがとうございます　ノスタル爺さん、間違いを教えて下って嬉しいです。どうりで、「大いなる野望」
を見てて、二人の年齢が気になっていました。なんせ私が「ネバダスミス」に出会う前の小さい頃に観たも
のですから裏覚えでありました。ところで、この映画を見てると、ついダスティホフマンの「小さな巨人」
を思い出させます。この映画もいいですよ〜。わたしが好きな西部劇の１本です。でも西部劇というより、
歴史大河ドラマですね・・・ぜひ観てない方お薦めします。いまのホフマンよりずっといい。ついでに言い
ますとマックィーンの脱走劇には「大脱走」「ネバダスミス」そして「パピヨン」がありますね、この「パ
ピヨン」のホフマンとのからみがまたいい・・・。ほんとにあの頃のアメリカ映画には、なにかしら哀愁が
ありましたね・・・。

[2000年8月23日 14時2分17秒]

グッチーさん、はじめまして。
『大いなる野望』について、認識誤りをされていらっしゃるようなので、訂正させて
いただきます。
『大いなる野望』の主人公ジョナス・コード（ジョージ・ペパード）は、『ネバダ・スミス』
のジョナス・コード（ブライアン・キース）の息子にあたります。
『大いなる野望』では、出てきてすぐ死んじゃう父親（ライフ・エリクスン）がブライアン・キース
なんですね。
父子ともにジョナス・コードだから、ややこしいんですけど……。

『ネバダ・スミス』は、カール・マルデンと対決するラストが甘いのが、私は気に入らない
んですよ。アーサー・ケネディを刑務所まで追っていった執念はなんだったんだ。（笑）

[2000年7月29日 10時20分15秒]

こんばんは、グッチーです。僕はこの映画の主人公サンドの生い立ちは、どうも「荒野の七人」のヴィンと
ダブって見えてしょうがないのです。常に心休める場所も、信頼できる人も、愛を語り合える人もいないヴィンにも過去に肉親が撃ち殺されるようなつらいことがあったからこそガンマンになったのでしょう。
ところでこの映画の後日段に「大いなる野望」という映画があります。マックスサンドは主人公（この映画
でいうなら、ブライアンキース演じるジョナスコード）を立ち直らせようと努力する親友役です。考えて
みれば、青年期のサンドを救ってくれたジョナスへの恩返しといっていいでしょう。この関係は「大いなる
西部」の牧場主と子供の頃から雇われ育ったチャールトンヘストンに似ています。ぺックによって物の価値
観がかわって無駄な争いはもうやめようと忠告するヘストン、しかし、育ての親の牧場主が一人で決闘に向
かおうとする寂しさに後から馬で追いつく・・・どちらの映画にも師弟（親子または兄弟）と義理と人間愛
を感じるのです。この映画では、サンドが牧師の聖書を読んでの感想を「目には目を・・・」という言葉で反論します。でも、みなさん、よーく聞いて下さい。ここからが、大切です。この言葉の使い方は間違っています。「目には目を」という聖書の意味は、決して、同じような痛い目の復讐をしておやりなさい」と
いった意味じゃないのです。この意味は、自分が今まで繰り返してきた罪業に苦しめられた人と同じ苦しみ
を味わって消化させなさい、という意味です。おわかりですか？同じように復讐するぞ！じゃなくて、自ら
懺悔し罪の報いをうけなさいなのです。決してマックスサンドは裁きを強いる神ではないのです。なにはと
もあれ、最後の一人の命までは奪わなかった。きっとマックスサンドは復讐の権化とかした醜い自分に気づいたのでしょう・・・最後によく勘違いされていますが、この映画の音楽はエルマーバーンスタインでは
ありません。アルフレッドニューマンです。二人とも打楽器を用いた力強い曲を作りますよね。

[2000年7月28日 22時1分1秒]

　ビデオで『大いなる野望』を観ました。この中に、晩年のネバダ・スミスが登場します。
アラン・ラッドが名演技をみせていますよ。
　『大いなる野望』は、ハロルド・ロビンスのベスト・セラー小説を映画化したものですが、
小説の中では、若き日のネバダ・スミス（マックス・サンド）も描かれています。これが、
『ネバダ・スミス』の原作になるわけです。
　アラン・ラッドがもう少し若ければマックィーンでなく、彼が演っていたでしょうね。
『シェーン』とは違ったラッドが見られたかも……。

[2000年1月3日 21時18分6秒]

”マックス・サンド”を演じたマックィーンのとぼけた演技がたまらない！Ｋ・マルデンやＢ・キース
といった名脇役が、マックィーンの味をさらに引き立てている。また、音楽もついつい口ずさんでしまう
バーンスタインの心に響く音がたまらない！

[1999年12月4日 19時20分4秒]