「幌馬車」はアーゴシイとＲＫ０が提携した最後の作品ですね。
フォードは大作の合間につくったこの様な小品にたまらなく良い映画がありますね。
「太陽は光り輝く」なんか本当に好きですよ。
「幌馬車」は御大ボンド氏お中心にベンとドーブの名コンビが軽快ですね。
このコンビは「リオグランデ」や「シャイアン」につながります。
ところで私の前のｍako様が書いてらっしゃった事ですがベンにお会いになったんですねえ。
フォード・ファンにはたまらないお話しです。
昔「映画の友」の投稿欄にもこの大西部サーカスの来た時ベンに合いにいって
扇子にサインをもらったという方の話がのっていてうらやましくおもいましたよ。
このイベントってどんなものだったんですかね。
ご存知の方ぜひお教えください。

[2008年2月12日 21時20分54秒]

ベン・ジョンソンの乗馬振りが今でも目に焼きついています。
すっかりファンになってしまいました。
ジョン・フォードの映画では、出番の多い方ではないでしょうか。
その後、出演映画がないと思っていたら、「シェーン」で印象に
の残る役で現れ、[ラスト・ショー」では助演賞をとるまでになりました。
彼は日本に西部ショーを携えて来日し、千駄ヶ谷の体育館であのすばらしい
乗馬振りを見せてくれました。そのとき、会って話をしたことが私の楽しい
思い出となっています。

[2002年6月5日 2時12分56秒]

この映画の中で一番好きなシーンは、ベンとハリーが、柵の上にのっかて、出発する幌馬車隊を見送る
ところ。女に未練のハリーが、歌のかけあいで、ベンをうまく説得して、参加の承諾をとる。そのとき
の歌が、「恋人をウェスト・ヴァージニアに残した」までは分かるのですが、次の「ナントカカントカ・
ワーゴン・トレイン」の「ナントカカントカ」の部分が、何十回ヴィデオを見ても分かりません。だれ
かマニアックなかたでご存知でしたら、お教えください。この歌はバックタイトルでも登場し、ここ
では、「ナントカカントカ」の部分を、ワード・ポンドが歌っています。

[2001年6月5日 16時30分54秒]

「幌馬車」の中で、知的障害のある悪人たちが出てきたのを憶えています。この悪人たちとのやりとりがちょっと無気味でした。黒沢明の「用心棒」で加東大介の演じた猪之助（？）というやくざの設定はフォードの「幌馬車」の影響を受けているのではないかとおもいます。

[2000年12月18日 0時20分35秒]

このフオード作品は、１９５０年製作ですから、「駅馬車」「荒野の決闘」そして「黄色いリボン」の
翌年に撮られました。監督の作品の中で、いかなる地位を占めるのかご意見があるところでしようが、
フイリップ・フレンチは、大きく「駅馬車」は西部劇でベストと思うが、一監督一作品に限って云えば、
ジョン・フオードは「幌馬車」であると・・・そんなことがあって再見しました。
少年時代に見て「駅馬車」の感動をもう一度と期待しましたが、失望したのを覚えています。しかし
いまじっくりと見ますと、流石、正しく西部の匂いプンプンの名作であることが分かりました。

[2000年11月10日 23時59分48秒]