作品名: 黒い狼 -


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お名前: ウエイン命   
昔の映画って、エンドマークが出てないうちから幕が閉まり始めて幕越しにまだ映像が見えてる、と
云う終わり方よくありましたよね。この映画のボガードが倒れるラストシーンがそうでした。私はと
にかくボガードしか印象にないんですが、「ミルズと折り重なって」でしたか。タイトルの「THE 
SINGER  NOT THE SONG」が、そのままボガードの、そしてこの映画の最後の台詞になってましたよ。
結構珍しいんじゃないでしょうか。でも、この映画がこんなに反響を呼ぼうとは正直思ってもいませ
んでした。やはりボガードのカッコ良さは並じゃなかったと云うことですよね。
[2007年4月28日 12時2分25秒]

お名前: 老レンジャー   
 最近の私の書込みの共通語は「憶えていない」です。この作品も一度は書きたいと思ったので
すが、全く憶えていなくて書けませんでした。新規書込みが出来たので尻ペタに便乗させて戴き
ます。皆さんの云われるようにスチール写真にあるダーク・ボガードの黒革パンツの格好よさ
以外は1シークエンスも1シーンも1ショットも記憶にない。かろうじてボガードの上にジョン・
ミルズが折り重なって倒れるラストシーンがボンヤリ残っている程度だが、これもスチール写真
の影響かも知れない。
 ところが何と、記憶にはないが記録(当時の手帳)にはあって、1961年度の私のベストテンの
5位になっているのです。因みに1位「真実」、2位「ナバロンの要塞」、9位「シマロン」、
10位「荒野の七人」で、浪人中とは言え、当時の精神状態は如何ばかりか。
 では皆さんの云われる難行苦行内容を理解したのかですが、どこがよくて5位にしたのかも憶
えナシです。ただ云えるのは当持は如何に描いたかよりも、何を描いたかの方に興味があったら
しい事です。
[2007年4月22日 21時21分48秒]

お名前: ウエイン命   
「田舎のオジサン」さん、お久し振りです。「ケンタッキー人」以来ですね。
そうでした。崖じゃなくて谷でしたね。結局私は、内容だけではなくタイトルも憶えていなかったと
云うわけですか、トホホですネ。映画館でヘイドンを観たのはこれと「ゴッドファーザー」だけでし
た。「赤」ついでに、同じ頃、場末の映画館で「赤い砂塵」と云う西部劇を観たので以前ご紹介しよ
うとしたんですが、これまたJ・チャンドラーとF・パーカーが出ていたことと「赤足隊」のお話だ
ったと云うこと以外何も思い出せなかったので出来ませんでした。どなたか憶えていらっしゃる方、
まだINDEXにないようですので紹介してください。あとR・ウィドマークの「赤い空」と云うのがあ
って、結構面白かったしこちらは割りと憶えてるんですが、残念ながら西部劇ではないので…。「森
林警備隊」物でJ・ハンター、R・ブーンが出てました。西部劇で本サイトに出てない「赤」ってま
だありますかね。
[2007年4月20日 10時53分18秒]

お名前: 田舎のオジサン   
ウェイン命さま。S・ヘイドン主演の西部劇は「赤い崖」ではなく「赤い谷」ではないでしょうか?
因みに「赤い崖」は、アイラ・レヴィン原作のサスペンスもので、ロバート・ワグナーとジョアン・ウッド
ワードが主演しており、あまり話題になりませんでしたが、私はとても面白く見ました。
アラン・ラッドの「赤い山」というのもありましたね。
[2007年4月18日 15時18分11秒]

お名前: J.W.   
ウェイン命さま、よく覚えていますねー。私もダーク・ボガードの黒尽くめのファッションには
一寸心をときめかせました(やはり中学生の頃だったか)。
ところでこの映画、当初は「極悪人物語」として公開される予定だったんですよね。同時期の
「片目のジャック」や「セブンセントの決闘」を見て、これは見逃していましたが、後日TVで
見たような記憶があります。ただし、ウェイン命さん同様、難行苦行だったような・・・?。
[2007年4月17日 21時25分43秒]

お名前: ウエイン命   
イギリス映画ではありますが、20世紀初頭のメキシコが舞台のれっきとした現代版西部劇です。校則
を犯して1人で映画館に行くようになり手当たり次第に西部劇を観た中学の頃でしたね。「THE 
SINGER NOT THE SONG(歌じゃあない、歌手だ)」と云う原題がちょっと気にはなりましたが、看板
に出てる全身レザーの黒ずくめ、手にはリバティバランスみたいなムチを持ったダーク・ボガードが
超カッコよかったのと、「黒い狼」と云う邦題を信じて観に行きました。当時私の憧れの1人だった
M・ドモンジョ(カルディナーレはまだまだですからネ)が出てるのも魅力だったし、「罠にかかっ
たパパとママ」のヘイリー・ミルズの本当のパパ、J・ミルズが出ており、中学生にもそれなりに話
題性はあったんですよ。が、果たして内容は原題の通りで、ニヒルな悪漢ボガードが支配する田舎町
へ赴任してきた新任神父ミルズとの、「信仰」を巡る恐ろしく深刻かつ真面目なドラマでした。自分
に屈服しないばかりか、次第に住民の信望を集めていく神父に悪行の限りを尽くしたボガードが、
「信仰を広めるのは教義そのものではなく伝え手次第である」ことを悟って死ぬまでのお話、と云え
ば、ご覧になっていない方にも中学生がとにかくこれを最後まで観たと云う難行苦行偉業は判って頂
けると思います。
高度に哲学的な内容にも拘らず、私が未だに曲がりなりにも内容まで憶えているのは一に懸かってド
モンジョのお陰です。難しくて目蓋がくっ付きそうになっても、白馬に跨った彼女が画面に現れると
涼しい風が吹き抜けるように目が覚めて、とうとう最後までちゃんと観てしまいました。
当時、我々男子中学生はバルドー派とドモンジョ派とに二分されていたんですが、私は断然後者だっ
たんです。不思議な女優さんで、映画は殆ど来ないのに雑誌「スクリーン」のグラビアにはしょっち
ゅう出てましたネ。私もこの映画しか観たことありません。
実は、この時は併映のB級西部劇「赤い崖」の方が面白くてそちらをご紹介しようと思ったんです
が、不思議なことに今になってみると、S・ヘイドンが騎兵隊の格好をしていたこと以外全然内容を
思い出せないんです。結局「黒…」の方が印象に残っていたと云うわけですよ。赤も黒も、もう1度
観てみたいと思っています。
[2007年4月15日 18時51分51秒]

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