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お名前: ウエイン命
中学の頃J・ラッセルへの期待に胸を膨らませて観に行ったのをよく憶えています。
実在の人物がいっぱい出てくるし、二挺拳銃あり、インデァンありで、どうにでも面白くなるはずな
のに、なんか退屈でしたね。この映画の拾い物はドク・ホリデイの早射ちですヨ。3回くらい抜いて
見せましたね。すべて腰のアップで顔が見えませんでしたからW・ヒューストン自身ではないと思い
ますが、上着の裾を跳ね上げながらの抜き射ちは後にも先にもこれだけじゃないでしょうか。勿論ワ
ンカット、しかもかなり早い。撃鉄もちゃんと起こしてますよ。ガンマニアの私は帰って一生懸命練
習しましたが出来ませんでした。
当時、P・ギャレットが何であんなに不細工で悪い奴なんだと友達みんなで怒りましたが、それにも
まして何でT・ミッチェルなのか、何で彼があんな役を演らなくちゃならなかったのか、今もって分
かりません。
[2006年7月16日 19時42分25秒]
お名前: オールド・トーサン
公開当時、雑誌などで干草の上に横すわりして片手に拳銃を持ち、はちきれそうな胸を
強調したJ・ラッセルの写真をよく眼にしました。
記憶に誤りが無ければ、おまけにドレスの片方のふくらみには鉤裂きがあって・・・。
その時、扇情的(もう今では死語になってるかな?)という理由でアメリカでは検閲で
もめたことなど聞いたまま、見ることなしに今まで数十年経ってしまいました。
そして今年の正月にbook offで中古のDVDをゲット。半世紀後にやっとラッセル嬢に
お目通りが叶いました。
しかしお目当ての干草上の鉤裂きボインのシーンは無し。
思うに本編の中のシーンではなく、宣伝用のスチール写真だったようです。
内容的には皆さんがおっしゃっておられるように、お金持ちの道楽の域を出ない作品だ
と思います。
ビリー・ザ・キッド&パット・ギャレットにドク・ホリデイを絡ませて、3人の複雑な
友情を描く位は良いのですが、男の嫉妬まで描くとなると西部劇としてはどうかなとい
う感じです。
おまけにギャレットに撃ち殺されるのはビリーではないとなると、この作品を早くに見
るとその後の西部劇鑑賞にいささか誤った先入観を持つのではないかと、いらぬ心配な
どしてしまいます。西部劇を西洋講談という見方をすれば許されるでしょうけれど。
ちなみの私の買ったDVDの価格は、定価¥3480.に対して、¥2250.が付けられた
後、順に¥1250、¥950と下がり、最後は¥750.でした。
¥3480.で買わなくって良かった!という心境です。(定価で買った人ゴメンナサイ)
[2004年1月15日 20時23分7秒]
お名前: 天涯JOE
グレーンベイさん。
勿論、ワンマン大富豪のワガママ道楽ですから、出来上がりを期待するのが無理でしょう。
でも、そんな迷走から J.ラッセルという稀有な女優が生まれたと思うのは、ヒイキの引き
倒しかもしれません。(笑)
セックスシンボルとして、ガンバッテましたが、オバンになってからもTVシリーズ等で、た
まに不良娘の母親役なんかでイイ味出してました。やはり、そっちのタイプの名女優?だと思
います。
シントーホーはご指摘の通り、20年代はほとんど観てません。かすかに名匠、斎藤寅次郎の
「エノケンの.....」シリーズ位でしょうか。1番の印象に残っているのは、三原、万里、競演
の豪華キャスト「女体渦巻き島」という名作(私にとって)ですから。ビデオ化無理?(笑)
嵐寛の「明治天皇モノ」という残り火の花火を打ち上げて消えていきましたが、同時期に天知
茂主演の「地獄」という S.ペキンパーも S.コルブッチも J.クエスティも裸足で逃げ
出すような迷作?を残していたのを憶えておられますか。
でも消滅後の各人の活躍を見れば、人材の宝庫だったかも知れませんね。
脱線しましたが、こちらのサイトならGOGHさん、お目こぼしを(笑)
[2001年7月27日 21時45分27秒]
お名前: グリーンベイ
天涯GOEさん・・・お久しぶりです。
勿論、反論いたします(笑)・・・。シントーホーの作品を天涯さんは、余り見ていませんね???。
察するところ三原葉子、万里昌代、前田通子・・・あたりからですか。大蔵貢とか高倉みゆきとか
スキャンダルが続いて、そのすじの路線になりましたが、実は20年代の新東宝作品は、それは素晴ら
しい映画が多かったのです。スターも五社協定もなく、伸び伸び出演できました。作品を少し挙げてみ
ましょう。「三百六十五夜」「流星」「野良犬」「影を慕いて」「暁の脱走」「山の彼方に」・・・。
出演者は題名から分かりますね・・。「ならず者」からとんだ脱線しました。ということはこの作品は
期待したほどではなかったと言うことですね。その方面も含めて・・・。
[2001年7月27日 1時49分43秒]
お名前: 天涯JOE
グリーンベイさん、お久し振りです。
あなたの女優嗜好から想像して、J.ラッセルの名前が出て来た意外性が、とてもウレシクなります。
おまけに「肢体」というノスタルジーを掻き立てる熟語、「シントーホー」消滅以来でしょうか(笑)
ラッセルは、この後、朝鮮戦争の慰問に行き、太腿から外して兵士達の席に投げ入れるガーターがプ
レミアのつく人気になりますね。
何よりも、露出や動作でなく「顔が煽情的すぎる」というだけで各地で放映禁止になる。これって大
変なことだと思います。セクシーとか、エロとかでなく、表情から発散する雰囲気がイヤラしいんです。
こんな女優は、あえて他に探すと、三原葉子あたりでしょうか。ア、又「シントーホー」(笑)
で、反論が来そう?。
西部劇における、鉄火女のパターンの1つに、胸だけでなく肩も出した衣装がありますね。この衣装が
キマルのは、リンダ.クリスタル でしょうか。
[2001年7月7日 21時29分7秒]
お名前: グリーンベイ
この作品は、当初、ハワード・ホークスが監督で出発します。ホークスはキャステングやら撮影準備を
整え現場で指揮を執るが、ハワード・ヒューズがオフイスにいて毎日のようにイチャモンをつけるので
降りてしまいます。ヒューズは監督としては素人で見る通りの結果となったわけです。ホークスは、ビ
リー・ザ・キッドと相手役は素人からと、何度もテストを重ねて、生命保険の社員ジャック・ビューテ
ルとモデルから19歳のジェーン・ラッセルを選び出している。後年、ホークスは「赤い河」でマシュ
ー役はモンテイでなくこのビューテルを一番に挙げていたとか・・・。また、「ならず者」では、ギャ
レットは、他の男の顔面を打ち抜き、キッドと彼女をメキシコへ密かに逃がしてやる筋立ても考えたい
たようです。問題の大胆な愛欲描写ですが、はせべ さんが仰るように全くの期待はずれでした。
しかし、干し草に投げ出したラッセルの肢体は、少年には生唾ものでした・・・。
[2001年6月26日 15時59分28秒]
お名前: はせべひろし
1941年製作だが、「露骨な性描写と残酷な暴力描写」の故に、10年間お蔵入りし、わが国でも、昭和
27年にやっと公開された。思春期の少年は、ある種の、ひそやかな期待を持って、場末の映画館に見に行ったが、すべてに期待はずれ。荒野の一軒家で、ビリー・ザ・キッドなど3人の男が、ジェーン・ラッセル
をめぐって、ごたごたするだけのストーリーが展開し、どこが映倫に触れたか分からないままザ・エンド。
時代が変わっていたのだ。しかし、その後も時代は変わり続け、アカデミー賞を取った「許されざる者」は
「ならず者」と比較すれば、教育映画とポルノ映画ほども、差があると思う。もちろん、「ならず者」の方
が教育映画だ。主演のジャック・ビューテルは、かっこいいが、直前に公開された「荒野の三悪人」で、お
ちぶれたワキ役を演じたのを見たあとだったから、嫉妬心?を持たずに鑑賞できた。友達との感想は、ビリ
ー・ザ・キッドの抜き打ちが、今までの西部劇で一番早かった(実はコマ落とし)というような他愛ないも
のだったのもなつかしい。
[2001年6月21日 23時25分38秒]
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