作品名: テキサスの五人の仲間 -


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お名前: ポルカドット   
 文句なしに面白い作品でしたね。

 ところで、私はテレビ西部劇の「ガンスモーク」で、この映画の原型のようなエピソードを見たこと
があります。といっても「五人の仲間」のように子連れの夫婦が中心人物というのとは全然違い、マッ
ト・ディロン保安官の町に来たよそ者の賭博師二人が、酒場でポーカーを続けているうちに、一人がビッ
グ・ハンドを手にするのだけれど、その男はすでにすってんてんで賭ける金がなく、町の銀行の窓口に
カードを持って行って見せ、それを抵当に金を借りようとする、というものです。

 銀行の頭取だか支店長だかは「ガンスモーク」の常連の登場人物だったのでしょうが、お堅い商売に
もかかわらず、うまい儲け話に魔がさしていわれるままに大金を貸します。しかし、お察し通り、相手
の賭博師の手がもっとよくて、貸した金は巻き上げられる、という次第です。これが30分のうちに展
開して締めくくりがつくんですよ。

 皆さんがいわれるように、内容は全然西部活劇じゃないけれど、ポーカー・ハンドを抵当にして融資
を受けるなどという素朴で大らかな話は、「ガンスモーク」の作られた50年代や、「五人の仲間」
の60年代でも、現代劇としては成り立たず、やはり大分昔の西部劇の時代のおとぎ話にするのがふさ
わしかったということでしょう。
[2006年9月3日 23時13分1秒]

お名前: ウエイン命   
これ絶対邦題ですヨ。で、諸兄と同様、ネタバレ防止のために行を空けます。









むしろ原題は、説明過剰のお節介タイトルと云うべきでしょう。だって、あれではJ・ウッドワード
が絡んでることが一発で分かっちゃいますよ。そうなると連鎖的にフォンダの発作は仮病(あんなと
ころで用済みになるわけないですから)なのでグル、それを仮病と指摘しないB・メレディスもグ
ル、ここまでバレちゃいますね。私はそこで邦題の意味に気がつきました。「5人はポーカー仲間の
ことではなく、この3人に後2人を加えた詐欺師5人のことかー」
で、銀行に行ったところで「4人目は頭取」と分かりましたが、実は5人目はマッカーシーだと最後
まで思ってました。
私自身、そう云う言い方は嫌いなんですが、これって別に西部劇でなくてもイイ話ですよね。ラスベ
ガスでもいいです。で、「何故敢えて西部劇か」を考えて見ました。答えは、あの顔ぶれじゃないで
しょうかね。ウッドワードは別にしても、あのメンツを揃えるには西部劇しかありません。まさに最
高にして最適の配役でした。
[2006年7月2日 10時46分3秒]

お名前: かげっち   
放浪者様へ。

30年ほど前に一度テレビで見て、ぜひもう一度見たくなりました。
レンタルビデオを探しても見つかりませんので、ぜひ貸し出しを
お願い致します。私の子供達にも見せたいと思っています。ぜひぜひ
ヨロシクお願いします。
[2005年6月12日 19時9分32秒]

お名前: 放浪者   
  衛星放送で、久しぶりに見ました。結末は知っていてもやっぱ、面白かったです。
  一応、ビデオに収録はしましたけど、貸し出し用のオリジナルにしておきます。
  結構借りたまま返してくれない「不届き者」が少ないので。
  (2005年1月13日深夜2431〜0210時、放送)
[2005年1月14日 21時32分30秒]

お名前: ja_aj    URL
ja_aj もネタバレ注意ってことでー σ(^◇^;)









てゆーかー、ヘンリー・フォンダの劇中お芝居がリアルすぎー (;^_^A
ヒントってゆーか、ラストの複線って意味で
もーちょっと素人っぽいお芝居してほしかったかもー? (-o-) ボソッ

=з=з
[2001年10月19日 5時41分5秒]

お名前: marineflat   
私も勿論タイトルにだまされた一人です。私もネタバレになってしまいますので。










ヘンリー・フォンダの騙し方うまかったですね。フォンダの妻(実は銀行の頭取の愛人。娘だったかな?)
が頭取を連れて来るところからは喜劇になりますね。
子供が札束を数えながら、悪くなった紙幣を捨てるシーン。何か末恐ろしさを感じました。
ペテンの成功に味をしめ、頭取の愛人が今後どうなっていくのか。そんなことを予想させるラストシーン
だつたと思います。
[2001年8月24日 0時31分36秒]

お名前: THE UGLY   
この映画は、内容も面白いですが、タイトルが素晴らしいと思います。
私の知る限りでは、外国映画の邦題のベスト1だと思っています。
原題は「小さな女性の大きな手札」で、これもこれで良いのですが、邦題はそれ以上に洒落ていて、
完全に原題を超えています。
しかし、どう良いのかは、作品を見てもらうしかないとしかいえません。
というわけで、以下物語の核心に触れますので未見の方はご注意を。












「テキサスの五人の仲間」というタイトルでこの映画を観た人は、誰もが冒頭の五人のポーカー仲間たちが
集まってくる場面を見て、「五人の仲間」とは「五人のポーカー仲間」たちのことだと思います。
ところが、ラストになって、「五人の仲間」とは実は「五人のペテン師仲間」たちのことだったと気づくのです。
どこの国でこの映画を観る人も、ラストのどんでん返しには驚くでしょう。
しかし、日本で「テキサスの五人の仲間」というタイトルでこの映画を観た人だけが、
「タイトルにやられた!」という驚きを味わうことが出来るのです。
原題をカタカナに直しただけの安易な邦題が氾濫する昨今。
作品がもともと持っている「だまされる楽しみ」をさらに増幅させるようなこの邦題を
つけた人のセンスを見習って欲しいものです。

ところで、いま書き込みをしている最中に気づいたのですが、だまされるポーカー仲間たちは五人組、
だますペテン師側も五人組、これはポーカーの手札が五枚一組であることと対応しているのでは
ないでしょうか?
こんなことを気づかせてくれるのも、この名邦題だからこそでしょう。
[2001年8月23日 14時13分31秒]

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