作品名: 胸に輝く星 -


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お名前: ミチノク・キッド   
TV「胸に輝く銀の星」と混同されがちな作品ですが、
月とすっぽんほど作品内容に差がある西部劇です。
監督がアンソニー・マン、主演がヘンリー・フォンダとくれば、
西部劇ファンなら大抵テンションが上がるはず!
ビデオが過去に発売されたのかどうか判りませんが、
現在、日本国内では鑑賞が不可能に近い作品…。
ところが、見つけました!アメリカでパラマウントさんがDVDを発売していました!
しかし!時すでに遅し…既に廃盤…。
そうなると、余計に観たくなるもの、アメリカから中古DVDを取り寄せました。
業者さんによると、現在、アメリカでも少しずつ値段が上がっているDVDとのこと。
このチャンスを逃すと、もう観れないかも!と思い、少々高かったのですが購入しました。
鑑賞後の感想は他のすでに鑑賞されている西部劇ファンの方々と同様です。
『最高です!!』
しかし、いつの日か輸入盤ではなく、日本語字幕で鑑賞したいですね。

NHKさんでBSで放送してくれないだろうか?
NHKさんはBSでDVD化されていない西部劇や、入手困難DVDの西部劇を当然のように放送してくれる
ので助かります。昨年は「ファイヤークリークの決斗」「トゥームストーン」を放送してくれま
した。
NHKさん、お願いです、BSで放送してください。

パラマウントさんがDVD発売することは難しいのかな…。
[2009年2月10日 18時58分25秒]

お名前: ウエイン命   
中学の頃、TV「胸に輝く銀の星」のタイトルは、本来TVなどに出演願うのは恐れ多いほどの大ス
ター、ヘンリー・フォンダ(何しろまだフォンダの映画を1本も観たことがない頃ですからね、そう
云われても「へ〜」と感心するしかありませんでしたが、お袋だけがやけに感激してました)の代表
作にして西部劇の名作「胸に輝く星」をもじったものと聞いて、今か今かとリバイバルを心待ちにし
ていた映画でした。
老練なフォンダに若くて頼りないが保安官としての使命感に燃えるパーキンスと悪党ブランド、よく
もまあこんなにピッタシな人達を揃えたものだと感心するしかない絶妙のキャスティングですが、ブ
ランドに関しては「スクリーンの上でありとあらゆる犯罪を犯した極悪人」と聞いていましたので、
期待していたほどの凄みがないのがちょっと意外で、「B・ドンレビーなんかの方がよっぽど悪い奴
だけどなー」って感じでした。彼は、私が見た限りではC・コナーズの超潔癖症男に爆弾で吹っ飛ば
される「マッド・ボンバー」の強姦魔が、異常さ・いやらしさ共に最高にサイテーでした。
フォンダがパーキンスに請われて早射ちをコーチするシーン、「シェーン」「誇り高き男」などこう
云うのはほっといてもイイ場面になると云う感じですね。「リバティバランス」ではウェインにペン
キをぶっ掛けられたジミーがケッサクでしたし、「ラストシューテスト」では生徒のハワード少年の
方が正確だったなんて云うのもありました。
ただ、ここでフォンダ先生が教えた内容には、本当につまんないことで恐縮ですが、初めて観た時か
らガンマニアとしては異議ありなんです。「親指の腹を使うと滑りやすい、親指全体を使うんだ」と
撃鉄の起こし方を講義しますよね。この時点では既に「荒野の決闘」を観ていたので、ドクホリデイ
を町に連れ戻す時に見せた早射ちのイメージが強く残っており、そのフォンダが云うんですからネ、
「な〜るほど」と思って私も家でやってみました。(中学の頃ですヨ)
出来ませんよ、アレは。よく考えてみるとちょっとおかしい。フォンダは親指を伸ばして撃鉄に対し
て直角に当ててましたが、そうするとどうしても手首を外側に「く」の字形に折る必要があるため、
結果的に肘、脇の順に空いてしまい動作全体が大きくなってしまいます。しかも前から抜きにいって
銃把を掴んだらそこから上に行くわけで、云わば「2段モーション」ですよ。0.1秒を争う勝負です
からネ、致命的な欠陥と云えそうです。クーパーもダグラスもマクィーンも、何よりも「ワーロッ
ク」の本人がそんなことしてませんよ。西部劇にはガン捌きのコーチがいるはずですから、その人が
そう云う抜き方をしているんだと思うしかないんですが…。未だに腑に落ちていません。もう1つ、
そもそも抜き射ちで狙う距離じゃないですよ。尤も、フォンダ自身が見本を見せるときに「遠い」と
云ってますから意図されたことなんでしょうけど…。
ところで、パーキンスにとにかく「サインを…」と繰り返すフォンダの姿が、散髪屋に「髭剃り!」
を繰り返す「荒野の決闘」のアープにダブって面白いと思いました。考え過ぎでしょうかね。
[2007年6月2日 23時57分54秒]

お名前: ウエイン命   
すみません。「クリア」のつもりで「書き込み」をクリックしてしまいました。無視してください。
[2007年6月2日 19時30分43秒]

お名前: ウエイン命   
中学の頃、TV「胸に輝く銀の星」のタイトルは、本来TVなどに出演願うのは恐れ多い大スター、ヘンリー・フォンダ(何しろまだ彼の映画を1本も観ていない頃ですからそう云われても「へ〜」斗感心するだけでしたが)の代表作「胸に輝く星」なる西部劇のタイトルをもじったものだと聞いて今か今かとリバイバルを心待ちにしていた映画でした。老練なフォンダと若くて頼りないけど保安官としての使命感に燃えるパーキンスに悪党ブランドと、よくもこんなピッタシの人達がいたもんだと感心するほど絶妙のキャスティング。この映画はブランドの代表作としてもよく紹介されてましたが、「スクリーン上であらゆる犯罪を犯した極悪人」と聞いてましたので、期待していたほどの凄みがないのがちょと以外で「B・ドンレビーなんかの方がよっぽど悪い奴だけどナー」って感じでしたネ。彼は私が見た中では、西部劇ではありませんが、C・コナーズの超潔癖症男に爆弾で吹っ飛ばされる「マッド・ボンバー」の強姦魔が異常さ、いやらしさともに最高にサイテーでした。フォンダがパーキンスに請われて早射ちをコーチするシーン、「シェーン」「誇り高き男」とこう云うのは大抵いい場面になりますよね。「リバティバランス」ではウェインにペンキをぶっ掛けられるジミーがケッサクでしたし、「ラストシューテスト」では生徒のハワード少年の方が正確だったと云うのもありました。ただ、この映画のフォンダ先生の教え方は、本当にツマンナイことで恐縮ですが、初めて観た時からガンマニアとしては
[2007年6月2日 19時26分49秒]

お名前: オーサカ老レンジャー   
当時、TIN STARは「錫の星章」訳されていましたが、邦題はもう一つ考え
たようですね。
 最近のカタカナ邦題については同感です。ひょっとして契約で原題に縛ら
れているのかも知れませんが、私は日本の映画会社の怠慢だと思っています。
題も言葉も意を伝えるためにある。意味不明のカタカナ羅列が何の役に立つ
と云いたい。
 TIN STARに関る当意即妙を「エルドラド」から。
「シェリフのバッジは何かの役にたつか」
「銃の的になるだけだ」
[2003年4月30日 21時5分34秒]

お名前: まだ名なし   
古いことなので記憶違いかもしれませんが
この原題は「ブリキの星(The tin star)」ではなかったでしょうか
あまりにもギャップがあって面白かった
その点 今は殆ど原題通りで 和訳の妙にはお目にかかれませんよね
[2003年4月26日 10時14分3秒]

お名前: オーサカ老レンジャー   
 自己紹介で述べました「トルー・ストーリィ:撃たぬ拳銃王 ワイアット・ア
ープ物語」で「神速、抜く手も見せぬ拳銃使いでありながら銃を嫌った正義の使
徒!今なお人々の胸に残る名保安官」と謳われたワイアット・アープ像にこの映
画のヘンリィ・フォンダが私には最も近く思えるからです。
 「荒野の決闘」のフォンダは拳銃王のイメージがやや足りない。「ワーロック」
のフォンダは凄腕拳銃使いであってもストイックな正義の使徒像にやや欠けてい
る。
 当作品では元保安官が新米アンソニー・パーキンス保安官を教えると云う設定
でプロフェッショナルな保安官を演じて見せた。何よりも、何時でも抜けるぞと
銃杷の直ぐ側で揺れている手と長い脚を静かに進める自信に満ちた歩き方が格好
よかった。
 捕えたドクター殺しリー・ヴァン・クリーフをリンチから守るためパーキンス
保安官が命をはるのが主ストーリーです。当時、私は「エンド・マークまで生き
ていない野郎ども」という雑文で「リー・ヴァン・クリーフを最後まで生かそう
とすれば映画が1本出来る」と書いた。40年経ってもこのフレーズ気に入ってい
ます。(自画自賛を容赦)
[2003年4月6日 9時34分6秒]

お名前: 鳴海昌平   
私もアンソニー・マンは世紀の大巨匠だと思います。この作品は厳格な出来ですね。
[2001年12月27日 3時13分48秒]

お名前: marineflat   
『荒野の決闘』、『ワーロック』と並んで、フォンダりの保安官三部作ですよね。
(そんな言葉があったか)
で、この映画で印象的だったのは、早撃ちに拘らないで、正確に撃つようにフォンダがパーキンスに指導
していること。その教えどおり、最後の決闘シーンでパーキンスは相手に最初に撃たせておき、膝を折って
二丁拳銃で仕留めたんじゃないでしょうか。ガンベルトに銃を入れたまま撃ったのでは。う〜ン。チョット
自信ありませんが。
『誇り高き男』で、ライアンがハンターに、銃を持ち振向きざまに撃とうとしている相手を見抜くように
教えているのと似ていて面白いですね。
パーキンスの妻(まだ恋人だったかも知れない)がフォンダに、「心配しながら暮らすわ」と言って別れた
ラストシーンが印象的でした。
[2001年4月3日 10時46分13秒]

お名前: ワード・ボンド   
グリーンベイさん、こんにちは!
私の育った熊本市は、たしか1950年代までは、洋画を上映する映画館が二つ
しかなく、私の記憶では、残念ながらウィリアム・エリオット主演の作品がほと
んど来ていません。辛うじて「テキサス警備隊」にかすかな記憶が残っているだ
けです。映画ごころがついてから、映画雑誌を読みまくり、ワイルド・ビル・エ
リオットの存在を知ったわけです。でも、彼等が大衆文化としての西部劇を下支
えしていたんですね。話ができなくてどうもすみません。
[2001年3月17日 13時52分55秒]

お名前: グリーンベイ   
 ワード・ボンドさん・・・・今晩は。・・・グリーンベイです。
 レス有り難う御座います。この作品別BBSに紹介された作品も、100本を超えてきますと、紹介
 作品にもタネ切れ状態かなと思ったりしますが、どうしてどうして戦後、公開された西部劇は、千本
 にも及んでいるわけで、まだまだ見るべき西部劇は、沢山あります。若い世代のフアンには無理な点
 も御座いましょうが、おそらくワード・ボンドさんや私どもの世代は、戦後、初めて公開された・・
 「拳銃の町」以来、見続けたわけで、見続けられたことは、本当に幸せだと思います。
 いままで良質の作品を発表した名監督は多い中で、アンソニー・マン監督は、駄作は一本もありませ
 ん。これから「ウインチェスター銃73」「怒りの河」や「西部の人」などを紹介したいと思ってい
 ます。仰るように、50年代の作品には、良い作品がありますね。ここに未だ登場してませんが、・
 ウイリアム・エリオット西部劇などは、B級西部劇といえどシリーズもので楽しんだもので懐かしい。
 ワード・ボンドさんもエリオット西部劇をたのしまれたのでは・・・・・・?。如何でしょう。
[2001年3月16日 23時2分34秒]

お名前: ワード・ボンド   
グリーンベイさん、こんにちは!
この作品も含め、私はアンソニー・マンの作品は結構好きな作品が多いですね。
西部劇におけるジミー・スチュワートの魅力を引き出したのは彼だと思いますし
この作品で新人のアンソニー・パーキンスを起用したのは、第2のジミーにした
かったのではないかと思われます。もちろんそれは、パラマウントの意思だった
のでしょうが…。保安官役でのヘンリー・フォンダの貫禄はさすがですが、これ
から、フォンダ唯一のTVシリーズ「胸に輝く銀の星」に繋がっていくわけです
ね。最近、衛星放送で「怒りの葡萄」と「真昼の決闘」を相次いで観ましたが、
やはり、ハリウッド映画は30年代から50年代にかけて、頂点を極めていると
いう印象を強く持ちました。
[2001年3月16日 19時55分55秒]

お名前: グリーンベイ   
 パラマウント社、57年製作、アンソニー・マン監督後期の作品です。しかもモノクロで撮られており
 西部劇の更なる味を引き出そうとの意図が窺われる。シナリオは、あの「駅馬車」のダドリー・ニコル
 ズ、撮影は「シェーン」のアカデミーカメラマンのロイヤル・グリグスが担当し、いかに、この作品が
 パラマウント社の野心的な特作西部劇か分かるというものです。
 物語は、かって保安官だった賞金稼ぎの流れ者(ヘンリー・フオンダ)が、町の若い保安官(アンソニ  ー・パーキンス)を助けて、駅馬車強盗を生け捕りにし保安官を一人前にする筋立てだが、若い保安官  に人生とガンさばきを教えたり、町の嫌われ者(ネビル・ブランド)の、ふてぶてしい面構えとの確執
 やら、また美しい未亡人(ベッチー・パーマー)親子との絡みなど見所は事欠かない作品です。
 少年役には、「黒い牡牛」のマイケル・レイ、そして混血の強盗役にはリー・バン・クリーフなど顔を
 そろえている。・・・・アンソニー・マン監督は、翌58年に、「西部の人」を撮ります。
[2001年3月16日 18時39分9秒]

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