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お名前: ママ
この作品は、60年代のリバイバルでみました。まだ子供だったので、駅馬車が河を渡る
シーンで、保安官のカーリーがキッドにいうんですね、ズボン吊りをはずして丸太を結べと。
ズボン吊りがないとキッドのズボンが脱げちゃうぜとおもいました。
70年のときは、もう少し大きくなつていたので、追っかけの時間を計ろうと時計を握り
締めていたら、時計が汗ばんでいましたよ。
ところで、この映画にもでている、ハリー・テンブルックだけど、彼はサイレントの頃より
のフォード・クランだ。
ジャック・ペ二ックと同じくらいフォード映画には出ているんだけど、あまり語る人がいない
のは、寂しいね。
[2008年2月17日 16時11分19秒]
お名前: ウエイン命
リバイバルブームの真っ只中、中学の頃家族揃って観に行きました。当時映画はそう云う
娯楽でしたよね。何しろ「神さまが作った最高の西部劇」と云うわけでロビーと場内を仕
切る扉が閉まらないほどの大入り満員、今じゃとても考えられませんがもう1度あんなゴ
ッタ返しの中で映画を観てみたい気もします。
それまで写真でしか見たことのない名場面の連続に場内大興奮の中、私は「スクリーン」
誌の西部劇特集号で宍戸錠が紹介していたある瞬間を待っていました。それは、ラストで
リンゴーがプラマー兄弟との決闘に向うシーン、両者がゆっくりと間合いを詰めていく途
中でリンゴーが左から右へ画面を横切るカットがありますね。灯りの中にリンゴーが浮か
び上がる、そこなんです。そこでウィンチェスターの撃鉄を起こすんですヨ。「カチ
リ!」と云うその音、錠さんは「この音が俺を西部劇狂にした」と云ってましたが、思え
ば私にとってもいまだに続いている撃鉄へのこだわりの始まりだったのかも知れません。
これから起ころうとしていることへの期待と緊張を嫌が上にも高めてくれたあの音、ヒー
ローが、悪漢が、背中で聞いて「しまった」と臍をかんだあの音、観客をほっとさせたり
ガッカリさせてくれた一発逆転のあの音、私にとって撃鉄を起こすなんとも形容しがたい
あの音こそは、銃声や疾走する馬のひずめの音や騎兵隊のラッパやスタンピードの地響き
などと同じように西部劇になくてはならない大切な音なんです。
ところで皆さんよ〜くご存知だとは思いつつ敢えて書かせていただきますが、淀長さんの
話によるとこの映画が輸入された当時「STAGECOACH」を訳せる人がいなくて、なんで西部
劇に「演劇コーチ」なんだと思ったとか。本国に問い合わせてようやく分かったものの
「駅馬車」ではインパクトに欠けると云うので、関係者協議の結果なんと「地獄馬車」で
ほぼ決まりかけていたところ、ワンマン上司の「地獄馬車とは何じゃっちゅうねん」の一
声で原題通り「駅馬車」に落ち着いたと云うことですよね(後年「日経新聞」の「私の履
歴書」でも触れられていましたネ)。もし「地獄馬車」だったらその後の運命はどうなっ
ていたでしょうか。淀長さんの上司に感謝感謝です。
[2007年3月31日 11時2分15秒]
お名前: クインキャノン
あっしにゃ、賭博師のハットフィールドが印象に残ってて忘れがたいね。南部の名家の出で、
察するに戦争中は南軍の士官。しかし戦に敗れてからは、賭博師に身を落として西部を放浪し
ている銃の名手。「ヴェラ・クルス」のG・クーパーや「悪の花園」のG・ウィドマークなん
かも同類だけど、彼らの方がもっと生臭さを残してたね。
トントの町で見かけた身重の若い騎兵隊将校婦人の淑女ぶりに惹かれて、彼女の護衛を買っ
て出て駅馬車の客になり、襲ってきた印度人たちと戦って死に場所を得る。こんなロマンチッ
クな男、あっしの見た西部劇じゃ他に類がないよ。
ジョン・キャラダインはいろんな映画で見たし、ドラキュラ伯爵やってるのまで見たけど、
あっしにとって彼の代表作は「駅馬車」だね。
[2006年6月10日 22時11分3秒]
お名前: さすらいの飲んだくれ
私も何度もこの映画を見て興奮し、涙しています。いやな奴の銀行家ヘンリー・ゲートウッドを演じているバー
トン・チャーチルは、「仮面の米國」、「牧童と貴婦人」などでみかけましたが、ジョン・フォード監督の「周
遊する蒸気船」の伝道師役が大傑作でとってもお気に入りになりました。
[2005年7月22日 13時54分6秒]
お名前: KOJI
長さのことはよくわかりませんが、ハートフィールドの銃が入れ替わるのは、私はさほど気になりません。
あの乱戦の中では、空になった銃をとっかえひっかえ撃つのは自然な行為でしょう。
現に、映画の中でも自分の銃が空になった保安官はリンゴーのループレバー・ウィンチェスターを手に取ります。
描写はないけど、銃を撃てない者たちは撃ちつくした銃を受け取って弾込めしてると勝手に考えてます(爆)
原作はその昔読みました。
決闘後の主人公が戻ってくるところの描写に心躍らせました。
昨日もDVDで見直しました。
ルーク・プラマーはほんとに「兄」なんでしょうか?
どう観ても「末弟」に見える(爆)
トム・タイラーは室伏に似てない?(^_^;
[2004年11月27日 22時16分0秒]
お名前: かんがるー
好きです。この映画。素晴らしいタイミングでギャグが入っていたりして。(ベタベタなのも含めて)気に入って
います。ところで、この映画は、本編99分という記録があるのですが、私が見たDVDは、96分でした。
LDとビデオでは、92分という記載をウェブ上で見ました。細かい事ですが、これってどうなっているん
ですか?なんか気になって。m(__)m
[2004年11月18日 21時4分12秒]
お名前: 青森林檎
名にし負う駅馬車をはじめてみました。さすがに名作ですね。DVDで繰り返し見ています。
この映画の襲撃シーンや脚本のすばらしさについては皆様が書かれていますので、私
が付け加えることはありませんが、あまりコメントされていない箇所について書きたい
と思います。
それは、ヤキマの歌です。ヤキマは全編の中盤で登場するアパッチウェルズの亭主の
ジェロニモ一族の妻で替え馬泥棒の手引きをする、なにやら薄気味の悪い役柄ですが、
ルーシーの出産を他の乗客が待ちながら夜が更け行く中、その様子を外から窺いながら
仲間の馬泥棒に目配せをしながらうたう彼女の歌は絶品です。ギターのみを伴奏に哀調
を帯びた故郷や恋人を想うスペイン語の歌のシーンはこの映画の他のシーンとは異なる
印象の不思議な魅力にあふれています。この歌手や歌については何も知りません。どな
たかご教授いただければ幸いです。
[2004年4月24日 23時21分51秒]
お名前: marineflat
馬車の馭者席から馬に跳び移るシーンは映画、テレビを問わず何度も使われていますね。
でも「駅馬車」の馬が一番可愛そうですね。他の映画ではあのような大男は跳び移らなかったから。
映画のシーンだけではなく、人間関係においても以後の作品に多大な影響を与えたと思います。
経済的にも社会的にも恵まれなかった人達が実は善人で、社会的、経済的地位をかさにきて
権威をふれかざしている人間が実は悪人だったというのは、子供の頃に見た映画やテレビの
ひとつのパターンだったような気がします。
インディアンと監督の会話が面白いですね。初めてこの映画を観たとき、私もインディアン
のように思いました。
[2004年2月18日 23時29分4秒]
お名前: すずめ
初めまして。。。お邪魔します。私の父(昭和10年生まれ)が、とても映画が好きで、特に、この時代の
洋画のパンフレットやチラシを、たくさん持っていて、丁度、駅場車のチラシや、入場券なども、見せて
もらったので、このページに来てみました、この時代は、女優さんも、とても華やかだし、また、パンフ
レットや、チラシも、色などが大変キレイですね〜。すいません・・・、映画の内容の話でなくて・・。
でもこれは、貴重な物だと思ったので、私が受け継いで大切にしていきたいと思います。
[2004年1月27日 20時36分0秒]
お名前: 捨石喜市
私が見たときにはブルー・プリントといって、フィルムの褪色をごまかす為に青くそめられて
いました。「荒野の決闘」も青く染まっていましたが、軟派なリバイバル映画はピンク・プリントというバージョンもありました。
「羅生門」を見たときには英語字幕がついていましたし、「七人の侍」を何度目かに見たとき
にはスタンダードサイズの上下をトリミングしたワイド版でした。今はTVでしか映画をみるこ
とがなくなったので、そういうところでの楽しみはなくなりましたね。
[2003年7月5日 11時0分3秒]
お名前: 空条承太郎
実はこの映画、僕が2番目に好きな映画です。
僕はこの映画をアクション西部劇だと思っていません。
ヒューマン・ロード西部劇だと思っています。
それにしてもルーシーは結局旦那さんに会えたのでしょうか?
[2003年1月8日 15時3分7秒]
お名前: ノスタル爺
>最後のプラマー兄弟との決闘については、語りつくされているので〜
おそらく、私のレビューをご覧になったのですね。
『駅馬車』が日本に紹介された1940年から、淀長さんをはじめ、映画評論家なら誰でも話題に
していますし、素人の西部劇ファンも話題にしてお喋りしているという意味で、まとまって書かれた
本というものは残念ながらありません。
そこで、西部劇ファンなら周知のことかも知れませんが、語りつくされている幾つかの事を
話しますね。(^^)
リンゴ・キッドのモデルは、実在したガンマンのジョニー・リンゴだといわれています。
3人の無法者に兄を殺されたジョニー・リンゴは、西部の町々を仇を求めてたずね歩き、
出会った時は、たった3発で彼らを仕とめたという伝説があります。
ジョン・フォードは、この伝説をたくみに取り入れているんですよ。
ジョン・フォードが、ジョニー・リンゴについて知ったのは……、私の独断になるのでパス。
次に射ち合いのシーンを見せなかったことについて……
『駅馬車』の実質的なクライマックスは、アパッチの襲撃における銃撃戦にあります。
あのシーンで観客は興奮の頂点に達しているんですね。あの興奮以上のものを、プラマー兄弟
との決闘シーンで再現させるのは、ジョン・フォードといえども至難の技でしょう。
それで、銃声だけを観客に聞かせて、酒場にいる人たちと同じ状況におくという心憎い演出を
しています。
プラマーが酒場へ戻ってきて、“まさか、ジョン・ウェインが”と思わせて、プラマーが倒れる。
射ち合いを見るより、はるかにインパクトがあって、強烈に印象に残るでしょう。
射ち合いのシーンを見せなかったことに関連して、昔、西部劇マニアの間で話題になったことに
“プラマーを倒したのは、ジョン・ウェインか?”というのがあります。
『リバティ・バランスを射った男』に解答がある、と深読みする奴が言っていましたけどね。(^^)
[2002年12月20日 22時11分21秒]
お名前: ダラスってステキね
はじめまして こんばんは!
いゃ〜、駅馬車っていいですね〜
4日前にDVDを購入したのですが、もう何回繰り返してこの映画をみていることか。
目標は淀川長治氏の38回を超える事デス(笑)
〜最後のプラマー兄弟との決闘については、語りつくされているので〜
とありますが、どこにゆけばその語りを見る事が出来るのでしょうか?
決闘や銃の知識など、勉強不足なため、きっとあの決闘シーンを私は理解しきれていないのだと思います、それがとっても歯がゆいです!
どうぞ宜しかったらイロイロ西部劇の情報を教えてください。
[2002年12月17日 19時30分47秒]
お名前: 黒い瞳
URL
おととい、ジョン・ウェインがリンゴをやっているヤツを見ました。
個人的にジョンウェインよりブーン医師が気に入ったのですが・・・(^^ゞ
[2002年6月18日 12時58分28秒]
お名前: mustang
父の影響で西部劇が大好きです。
今は亡き父ですが、いろんな西部劇を見せてくれました。
その中でもなぜかこの作品がかっこよくみえて、
JOHN WAYNEのファンです。
何回見直しても最高に楽しめる作品だと思っています。
[2002年6月1日 15時29分57秒]
お名前: のん気なヒデ爺
確か1939年度の作品だったと思いますが、後日リバイバルで見ることが出来ました。
非常に印象深いシーンで駅馬車が走り砂ぼこりの中からライフルを回しながら現れた
リンゴーキッド、若き日のジョンウエインは最高にかっこうよかったです。西部劇映画の
キングを確定するシーンだと思いました。
[2001年3月18日 0時8分31秒]
お名前: グリーンベイ
「駅馬車」を初めて見たのは、中学生でした。それまで西部劇は何本も見まして、西部劇スタ
ーのコスチュームには、ある種トレードマークの様なイメージをもっていました。
ところが、「駅馬車」で初めてジョン・ウエインが登場した時、ベルトの代わりにサスベンダ
ーと云うスタイルであったわけですが、子供ながら何か釈然としないものを感じたことを思い
出します。しかし、インデアンの襲撃に、馬車の屋根に登りライフルを発射するカッコ良さは
流石と納得して帰りました。・・・・西部劇もコスチュームとかフアッションにも目をやると
また楽しくなります。特に劇画をいたずらする人間にとっては・・・・。
[2000年12月15日 1時21分55秒]
お名前: Liqueur
最近この映画の本をみつけました。
フィルム・ブックというのでしょうか…… ?
「THE FILM CLASSICS LIBRARY」とあります。
本中には映画のシーン一つ一つの写真と、
台詞が書き込まれています。
もしこういった本に関する情報をお持ちの方、
いらっしゃればご一報ください !
[2000年10月20日 13時49分4秒]
お名前: ユウジ
URL
『駅馬車』がBSで放映されますね!
その記念企画というわけではありませんが、拙サイト(KINEMOUNT PICTURE)で、
『駅馬車』のシナリオを不定期で連載します。
よろしかったら 駅馬車に揺られて旅してみませんか?
[2000年5月4日 22時32分55秒]
お名前: グリーンベイ
GOGHさん こんにちは・・・・・。
「駅馬車」・・「ケンタッキー魂」「オクラホマ・キッド」「拳銃街道」「拳銃無宿」等々
から始まった私の西部劇、しかし「駅馬車」を観たときの感動は他にないものでした。
岡本太郎が芸術は爆発だ・・・と言うように映画は感動だ・・・と言いたい。
爾来、映画を観続けて今日に至っていますが、当時どこかの民放(ラジオ)で河合坊茶の
「冗談ウエスタン」と言うのがあって、テーマ音楽が全編に流れるくらい、西部劇と言えば
駅馬車、駅馬車と言えば西部劇、まるで西部劇映画の代表みたいな時期がありました。
この「駅馬車」には、まさしく百人百様のご意見がおありでしょう。・・・・・
[2000年1月19日 10時8分30秒]
お名前: 阿僧祇
1986年の「駅馬車」では、リンゴー・キッドがなんか情けない感じで
登場するんですよね。(笑)
宣伝ポスターでもビデオのジャケットでも、大きくでていたのは
ウィリー=ネルソンのドク。
アパッチ襲撃のシーンがちょっと短くてアッサリしすぎという気も
しましたが、ストーリーを知ってて見るにはちょうどいいのかも。
雰囲気はものすごく好きでした。
[1999年12月2日 19時2分23秒]
お名前: ノスタル爺
J・フォードの『駅馬車』は、2回リメークされていますね。
1966年にゴードン・ダグラスが、1986年にテッド・ポストがリメークしました。
1966年の『駅馬車』は、舞台がワイオミングになっており、ドライフォークからシャ
イアンへのコースとなっていました。襲ってくるインディアンもアパッチ(ジェロニモ)
でなくスー(クレイジー・ホース)でしたよ。単にアクション西部劇として見る分には、
いろいろ工夫があって楽しめるのですが、どうしてもフォードの『駅馬車』と比較して
しまうんで、損をしています。
音楽もジェリー・ゴールドスミスのオリジナル(サントラCDあり)で、おなじみの
「駅馬車」の主題歌は使用されていません。
1986年の『駅馬車』は、カントリー歌手の出演によるTVムーヴィ。(ビデオ発売あり)
主題歌もウィリー・ネルソンによるオリジナル・カントリー・ミュージックでしたよ。
この映画では、ドクター・ブーンの代わりにドク・ホリデイが登場し、ローンズバーグ
経由でトゥームストンへ行く途中という設定になってました。ハットフィールドも死な
ないし、ラストではリンゴの助太刀までするんだから……。
俳優リストで比較すると、以下の通りです。
1939年 1966年 1986年
監督 ジョン・フォード ゴードン・ダグラス テッド・ポスト
音楽 ジェリー・ゴールドスミス ウィリー・ネルソン
リンゴ ジョン・ウェイン アレックス・コード クリス・クリストファーソン
ダラス クレア・トレバー アン・マーグレット エリザベス・アシュレイ
ブーン医師 トーマス・ミッチェル ビング・クロスビー
ドク・ホリデイ ウィリー・ネルソン
ハットフィールド ジョン・キャラダイン マイケル・コナーズ ウェイロン・ジェニングス
保安官 ジョージ・バンクロフト ヴァン・ヘフリン ジョニー・キャッシュ
ピーコック ドナルド・ミーク レッド・バトンズ アンソニー・ニューリー
[1999年11月29日 21時36分18秒]
お名前: ノスタル爺
西部劇というのは、アメリカのその時、その時の社会環境を反映しているのです。
「駅馬車」が製作された1939年は、アメリカが日本に対して脅威を感じ始めた
頃で、インディアンは日本人そのものなのです。
これは、エロール・フリン主演の「壮烈第七騎兵隊」にもいえることで、戦意高揚を
目的としています。
西部劇においてインディアンは、インディアンそのものに向いたことはなく、
(唯一の例外が「ダンス・ウィズ・ウルブズ」と「ジェロニモ」)
アメリカのアジア政策を投影する鏡として扱われています。
これは、J・フォードとて例外ではありません。
でも、いいじゃありませんか。
J・フォードの映画の中で、最も勇ましくてカッコいいインディアンは
「駅馬車」のアパッチなのですから。
[1999年8月11日 22時20分59秒]
お名前: moro_dosanko
「駅馬車」が無条件に傑作かというと、どっか引っかかるところがあって...。私自身、J・フォードの
最高傑作は「静かなる男」の方だと思っているので、皆さんに怒られるかな?引っかかるのはJ・フォード
が晩年、マイノリティを映画上で粗末に扱ったことを反省して「シャイアン」「バッファロー大隊」を作った
という話を聞いたことがあるからです。
そうすると、バッタバッタとインディアンを撃ち殺した「駅馬車」は、結局フォードにとって、なにか
引っかかる作品だったのではと思うところがあるからです。「静かなる男」はアイルランド人だけを画いている
ので、無難なのですが...。
友人の一人は、J・ウェインの映画の特徴は、身内の犠牲者が必ずマイノリティであることと看破していた人が
いましたが、そういう意味ではウェインは無邪気な人だったのでしょうね。
[1999年8月10日 21時34分46秒]
お名前: 阿僧祇
URL
阿>クライマックスの決闘シーンを見せないと言う意味でずいぶん変わった西部劇かもしれません。
そういえば、「捜索者」とかでも、銃声だけ聞こえて、そっちを見ていたジョン=ウェイン
が顔をそむけるだけといった殺人シーンの描写がありましたね。意識して探せば他にも見つか
るあるかも…。
想像力で観せるというテクニックなのかもしれません。昔、うちのオフクロが「それをジョ
ン=フォード・タッチというのよ。そこが最近の映画とは違う。」などと偉そうに言ってたの
を思い出しました。(笑)
もしかするとこの手法が確立されたのが、「駅馬車」だったのでしょうか。
そういや、中国映画「双旗鎮 刀客」でも何度か使われてましたっけ…(笑)
[1999年7月30日 5時10分40秒]
お名前: moro_dosanko
駅馬者で画期的だったのは、ラストのリンゴ・キッドの決闘シーンは、リンゴの発砲シーンでそのシーンが切り替わるところでした。
クライマックスの決闘シーンを見せないと言う意味でずいぶん変わった西部劇かもしれません。
[1999年7月26日 23時22分34秒]
お名前: 阿僧祇
阿>なんか何処まで行ってもモニュメント・ヴァレーって感じですもんね。モニュメントヴァ
阿>レーをぐるぐる回っているとしか思えませんね。
映画の魔法ですね(笑)
「リオ・ブラボー」の最後の撃ち合いシーンなんかもその手らしいですが、、
、
[1999年7月26日 5時23分50秒]
お名前: 阿僧祇
URL
「駅馬車」はたしか、三回映画化されてますね。それも、三回とも主人公の
名前は「リンゴ・キッド」になってる。
原作小説「The Stage to Roseburg(ローズバーグ行きの駅馬車)」ではた
しか「ビル」という名前の男だったのですが、完全にリンゴ・キッドのイメー
ジで定着してしまった。(^^; それだけ印象的だったんですよね。
それぞれ新解釈ですけど、3作目のクリス=クリストファーソンが演じた
カッコわるいリンゴ・キッド(馬車の御者のほうがかっこいい(笑))もまあまあ
いい味に感じました。
近年の映画に慣れた目で観てしまうと、最初に劇場で観たときは「なんだ、
伝説の作品も実際はこんなもんか」と思ってしまったんですが、ビデオで
何度も観るうち、どんどん良さが感じられてきた作品です。
そう言えば中国映画「双旗鎮 刀客」は、「うぉ…この演出家、相当の
『駅馬車』フリークだな!」と思わせる西部劇的シーンが続出、舞台も
砂漠地帯の砦跡の村だったりして、西部劇ファンの夢がつまった(笑)必見
の中国剣侠映画でした。
[1999年7月26日 5時10分6秒]
お名前: GOGH(WebMaster)
URL
昔からの西部劇ファンにとっては、大事な宝のような1本であり、最近西部劇のファンになった
若い人にも古さを感じさせない、そしてただ単なるアクション映画だけでない、そんな不思議な
西部劇「駅馬車」。
いわゆるクイッキーと呼ばれていた早撮りのB級西部劇をA級の娯楽映画にした記念碑的な作品
である「駅馬車」については、皆さん百人百様の意見や感想や思いがあると思います。そんな皆
さんの思いをこのBBSにお寄せください。
ところで、この映画が西部劇やアメリカ西部を舞台にした映画の初見だったりすると、西部って
こんな台形の岩山がポツンポツンとあるとこなんだって、思っちゃうんじゃないんですかね?
なんか何処まで行ってもモニュメント・ヴァレーって感じですもんね。モニュメントヴァレーを
ぐるぐる回っているとしか思えませんね。
最後になりましたが、まだ未見の方はノスタル爺さんの「駅馬車」レビューも併せてご覧くださ
い。読んで(URL)から見るか、見てから読む(URL)か。それは皆さんにお任せいたします。(^^ゞ
[1999年7月23日 0時12分1秒]
※この作品についての発言をどうぞ。
※適当に改行をしてください。
※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
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