1955年、クラーク・ゲイブル、ロバート・ライアン、キャメロン・ミッチェル、
ジェーン・ラッセル(勿論水浴シーン有)の豪華と云うかゴツくるしい映画。監
督はラオール・ウォルシュ。
ゲイブルとミッチェルの兄弟が空中で空き缶を交互に射って落とさないと言う
伝説のガンプレイシーンを映画館で見られなかったが後年TVで見た。(伝説は
実際に見るとそれ程でもない)
兄弟がライアンに雇われてテキサスからモンタナ迄2,400kmを5千頭の牛を運ぶ
話ですが、回想シーンが中に入り前後関係が分かりにくい。私の亡くなった友人
によると公開当時は回想でなくストレートだったと言うのですが。
この映画のキャトルドライブやお定まりのスタンピードは牛の多さや広大なロ
ケ地の魅力で、「赤い河」や「星のない男」に匹敵すると思う。又、この映画は
雪のシーンでも有名。
ポスターのサドルを担いだチャップス姿のゲイブルは「カウボーイ」のグレン・
フォード、マルボロマンの広告と並んで恰好いい。
ジェーン・ラッセルの唄っていた主題歌は中島そのみ(「大学のお姐ちゃん」
シリーズで知っている人は知っている)のデヴュー曲で「リオ・ブラボー」の
「ゲッラホーム、シンディ、シンディ」とブレナンも知っている唄です(90%位
断定)。
ジェーン・ラッセルのブーツサイズは7.5で私と同じ(皆さんにはどうでもいい話)。
[2003年5月5日 13時46分52秒]