作品名: やさしく愛して -


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お名前: Ikeda   
「ポルカドット」さんに八つ当たりされるのも困るので投稿します。
確かに「燃える平原児」のコメントがあっても、こちらがないのはおかしいかも知れませんが、
題名の問題は勿論ですし、西部劇として比べれば落ちる感じはあります。
南北戦争でリー将軍が降伏し、すれすれの所で北軍から掠奪した金を巡っての話で、その金を
分配してからの事がストーリーの基本です。
最初の掠奪場面などは、たしかに西部劇的で期待しました。然し、リチャード・イーガン、
ジエームズ・ドルーチ、ウイリアム・キャンベルの3兄弟が故郷へ帰ってから末弟の
プレスリーが登場してくるあたりから、西部を舞台にしているとは言え、サスペンスと
ロマンスを主題にしていて、あまり面白くありません。それに仕上げが、題名に合わせるため
都合良く作ったようで後味も良くありません。
プレスリーもデビュー作としては良く演技しているとは思いますが、唄としては兄さん達が
帰って来た時、唄う「We're gonna' move」「Love Me Tender」と得意の痙攣スタイルで唄う
「Let Me」「Poor Boy」だけですから、むしろ邪魔に近いです。何か曲名に合わせて
話を組立て、プレスリーを出演させたのかなとまで思いました。
因みに、私はこの映画の題名にもなっている「ラブ・ミー・テンダー」はプレスリーよりも
ジミー・ウエイクリーの唄の方が好きです。
[2006年6月20日 20時19分47秒]

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