作品名: 西部魂 -


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お名前: 杉本   
ご存知ですか。ジュネス企画よりDVDが販売されていたようです。
そこより購入したことはありませんが、
「ボンドー(1953 ジョン・ウェイン主演)」の欄に
HPを示しました。
[2007年1月21日 12時28分30秒]

お名前: 44-40   
フリッツ・ラング監督は「地獄への逆襲」よりこっちのほうが気に入っていたらしい。
初めて派手な戦いの装束をしたインディアンを映画に出したとか、後のカラー西部劇で
常識となることが、いくつもこの映画ではじめて試みられたことを誇りにしていた
そうである。

ちなみにW・ウェルマンの「西部の王者」には、この映画のストック・ショットが
多用されているという。公開後しばらくしてから「西部の王者」を映画会社の映写室で
初めて見ることになったラングは、初見の映画なのにどうにも見たことがあるシーンに
ちょいちょい出っくわすので怪訝に思っていたところ、ある時点で「これはみんな俺が
「西部魂」のために撮ったシーンじゃないか!」と気づいてびっくりしたという。
このあたりのことは、その名も「映画監督に著作権はない」というタイトルの本に詳しく
書かれている。

一度公開されてしまったら再び見るチャンスがほとんど無かった、テレビもビデオも
DVDもない映画の黄金時代ならではのおおらかさであろうか。
[2006年5月4日 14時2分1秒]

お名前: シネマキッド   
「西部魂」は私にとって、思い出深いものがあります。
小学校、2,3年のころと思いますが(今から50年ぐらい前)、兄に連れられて見た映画が、この「西部魂」です(私がはじめて見た映画と思います) 後年、映画好きになったとき、ふと、この題名の響きのよさに、何か引き付けられるものがあり、なんとなく気になっていましたが、内容はもちろんのこと、シーンも皆目覚えていませんでした。
ただ、ワンシーンだけ定かではありませんが「主人公のランドルフ・スコットが、床屋で髭を剃っていた男(白い上っ張りで全身を覆っていた)と向かい合い、その男が上っ張りの下に隠していた拳銃で、ランドルフ・スコットを撃ってしまう」というところだけが、思い出されます。
でも、ほんとうに、その様なシーンがあったのかどうか興味もあったので、最近になって
ビデオで見直しましたら(ビデオのおかげです)確かにそのシーンがありました。
うろ覚えでも、記憶が正しかったので、感慨深いものがありました。
「西部魂」は周囲の評価はともかく、私にとっては「名作」の一つに数えています。
[2002年2月15日 21時42分8秒]

お名前: グリーンベイ   
 アメリカ大陸の東海岸と西海岸を結ぶ偉業を題材とする西部劇と言うと「アイアンホース」「大平原」
 そして、この「西部魂」がある。またこの作品はアウトローを魅力的に描く傾向の始まりで「地獄へ
 の道」「地獄への逆襲」の後を追って作られたフリッツ・ラング監督の手になる作品です。電信架設
 と言う事業の話ですが、アウトローのランドルフ・スコットが事実上ヒーロー扱いで、従来、善人
 でヒーローのロバート・ヤングは影の薄い存在となっているのが面白い。ランドルフ・スコットが若く
 溌剌としているのが良い。彼は歳をとってからは、大工さんの風貌だなあと思ったくらいですので・・
 ・・・。「西部魂」はフリッツ・ラングの西部劇「地獄への逆襲」より、一歩も二歩も踏み込んだ冴え
 をみせた作品だと思います。・・・前述の「地獄への道」の監督はヘンリー・キングです。
[2001年1月16日 0時25分26秒]

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