パット・ギャレットを演ったジョン・デナーって人はいかにも家父長的な貫禄で、ギャレットでなきゃ
ワイルド・ビル・ヒコックって感じだったけど、役者になる前はアニメーターとかプロのピアニストと
かだったてえから、人は見かけによらないねえ。

「左きき」って言葉にゃ「不器用な」とか「ぎこちない」って意味もあるらしいから、この題名は利き
手のこととは別に、「不器用にしか生きられなかった若者」って意味も込めてあるんじゃなかろうか。

[2005年9月8日 15時22分9秒]

ビリーザキッドの有名な写真・裏焼き説は，ベストのボタンが，右前になってしまっているのと，持っている，ウィンチェスター銃が，Ｍ７３らしいのですが，サイドプレートの右側についているはずのローディングゲートが映っていることなどからだそうです。ピストルが左につられているので左利きといわれていたわけですが，写真の裏焼きによるものだと右利きで，ライフルは左手に持っている事になります。

[2001年5月19日 1時15分8秒]

　ムツゴロウさん、初めまして。
オーディー．マーフィーですよね。ジョン．ペイン等と並ぶＢ級ウェスタンのヒーローです。
本当に早抜きも速かったらしいですね。鼻の曲がった左右不対称の個性的なベビーフェイス
でした。
　グリーンベイさん。
私もやはりビリー．ザ．キッドといえば、Ｐ．ニューマンより、Ｏ．マーフィーなんです。Ｂ
級少年でしたから。で、Ｐ．ギャレットが、バリー．サリバンかな。？
利き手は右でネガ裏返しが定説になってるようです。サウスポー説の元になった写真あります。
片手に立てかけたライフルの銃身を持っている有名なヤツですが、エルパソの,Kustom Quality
という会社が出してる、絵葉書シリーズで右利きに現像されていて、横にライフルだけの写真が
並んで印刷されています。
でも、これが何故右利き説に根拠なのか、今一つ私にはわかりませんが。
蔵臼さんかＣＯＬＫＩＤさんにおたずねしてみますか。

[2001年5月19日 0時6分11秒]

「ビリー・ザ・キッド」と言えばオーディ・マーフィがいます。
50年製作の「テキサスから来た男」が自分では一番気に入っています。
童顔できゃしゃな身体を丈の短い革のジャンパーでつつみ、2丁拳銃を
重そうに持つ姿がたまりません。映画の冒頭、保安官事務所で見せる
早撃ちは、カメラが撃たれる方からのアングルで見せ場となっています。
ただ、物語はパット・ギャレットとの友情より、拾ってくれた牧場主へに恩義
と彼の若妻への恋慕が描かれています。

[2001年5月16日 11時18分33秒]

ポール、ニゥーマンは大好きな俳優の一人です。ビリーザキッドの映画はこの後にも何本かありますが
ヤンクガンその他、私はこれが一番好きです。好きな場面はホテルで湯を使っている場面で湯気のついた
ガラス窓に襲撃の図を書きそのまま画面が襲撃の画面に変わるところ。逃げて山小屋で仲間が別れて
出ていこうとしたときに強力な銃で撃たれ吹っ飛ぶ場面。そして最後の場面女に銃を渡し丸腰の時に
友人パットギャレットに後ろから声をかけられ決心したキッドが銃を抜くふりをして撃たれ両手をひろげ
て銃を持っていないことを示しながら死んでいくところです。ポールニュウマンはいいですねえ。

[2001年5月5日 22時15分46秒]

　ワードボンドさん・・・今晩は。　　　　　グリーンベイです。
　レス有り難う。ところで、ビリー・ザ・キッドは、左利きではなかったのですか・・・？。
　この作品は、「左ききの拳銃」だし、又、ウオルター・Ｎ・バーンズの「ビリー・ザ・キッド伝」の
　映画化、デイビッド・ミラー監督作品「最後の無法者」も、左ききとなっています。解説には次の様
　に記している。「ビリー・ザ・キッドは、１８５９年にニューヨークで生を受けた。青白いスマート
　な体、そして甲高い声と親しみやすい微笑の持ち主、それに題名のごとく左利きで、加えて踊りが
　うまいことに定評があった。・・・・・と。その他にハワード・ヒューズ監督作品「ならず者」では
　ジャック・ビーテル扮するキッドは二丁拳銃を操っている。比較的新しい作品は、ペキンパー監督の
　「ビリー・ザ・キッド・２１歳の生涯」ですが、クリス・クリストファースンは、左利きとはなって
　いませんネ。・・・・現像が間違えたのか、どうなのか分からなくなりました。いずれにしても、
　それぞれ作品は作品として、キッドはキッドとして、左でも右でも良いことに致します。

[2001年4月18日 0時41分55秒]

グリーンベイさん、こんにちは！
マーロン・ブランドと来たら、次はポール・ニューマン！これ基本でしょうね！
アーサー・ペンでハッと思い出したんですが、マーロン・ブランドの西部劇に
もうひとつ「ミズーリブレイク」がありましたね。すっかり忘れていました。
ブランドの物真似から入ったと言われるニューマンですが、彼の西部劇では、
「明日に向って撃て」よりこちらの方が好きです。ところで、ビリー・ザ・キッ
ドの写真は裏返しに現像したため左ききになっているが、本当は右ききだったと
言われていますが、本当でしょうか？ホントにそうだとしたら、ちょっとガッカ
リですね。アーサー・ペン監督の作品には結構好きな作品が多く、ブランドが主
演した「逃亡地帯」なんか大好きですね。

[2001年4月12日 13時14分9秒]

　ＴＨＥ　ＬＥＦＴ・ＨＡＮＤＥＤ　ＧＵＮ・・・・この作品は、５８年製作アーサー・ペン監督の
　西部が生んだ悲劇のヒーロー、ビリー・ザ・キッドを扱った一本です。
　法的には悪人であったろうが、勇敢で、忠実で、弱い者や貧乏人には寛大で、死後２０年もたって
　ジェッシー・ジェイムスと同じように、（ニュー・メキシコのロビン・フッド）と呼称されていた。
　勿論、ビリー・ザ・キッドは俗名で、本名はウイリアム・ポニーと云った。彼がその名を轟かせた
　のは、この作品の背景にもなっているリンカーン郡での殺人事件となる大喧嘩である。
　物語　ニュー・メキシコの草原に倒れていたキッドは、老牛商人に救われる。老人は彼がお尋ね者と
　知りながら雇う。老人はリンカーンの町の保安官に殺される。ビリーは復讐に立ち上がり仕返しを果
　たすが、ギャレット一派が彼らの味方に付きビリーは捉えられる。ビリーは絞首刑寸前に脱走するが
　ギャレットの運命の一弾に命を落とす。これで名代の無法者ビリー・ザ・キッド２１年７カ月の短い
　生涯の幕を閉じることとなる。キッドをポール・ニューマンがギャレットをジョン・デーナーが好演
　している。

[2001年4月12日 0時36分51秒]