作品名: ワイオミング -


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お名前: wild   
The Mountain Men  監督 リチャード・ラング 80年米
チャールトン・ヘストン ブライアン・キース ビクトリア・ラチモ スチーブン・マクト

ストーリー的にはたいした山場があるわけではありませんが、マウンテンマンやインディアンに
憧れる私としては、けっこうお気に入りです。
時代はビーバーが獲り尽くされる頃ですから、1830年代の後半でしょうか。西部開拓の尖兵
ともいうべきトラッパーの生き方が、ビーバー狩り、ランデブー(山男の祭典といわれるロッキー
山中の毛皮交易所)、インディアンとの関わり、スコウの生態などを通して描かれています。
なんといってもマウンテンマンのファッションが最高。獲った獣の皮をほとんどそのまま着てい
るし、ヒゲもボウボウなので、人間だか獣だかイエティだかわからない。
ボロボロの皮シャツをヘストンが自分でつくろったりするのも楽しいが、インディアン娘ランニ
ング・ムーンが、新しいシャツを作ってプレゼントするシーンはなかなかいい。
インディアンの描き方は、まあ野蛮人ではあるんですが、クロウもブラックフッドも、イタズラガキどもの運動会みたいで、なにかほのぼのします。
マウンテンマンとインディアン娘のラブストーリーではあるんだけど、描きたかったのは、すべ
てから解放された自由人への憧れかも、と思ったりして……。
[2004年4月10日 16時46分57秒]

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