作品名: コマンド - |
bbbb[2004年7月21日 10時30分6秒]
「コマンド」懐かしいですね。見終わって帰宅して、早速,父親に「コマンド」の意味を尋ねたことを思い 出します。「オールド・トーサン」さんと同じく幌馬車の幌を巻き上げ,大砲をインディアンの大群にぶっぱなすシーンが印象に残っております。ガイ・マディスンは、端正な顔の優男でしつこさが少ないので、子供の時は好きな男優の1人でした。ジョン・エリクソン、ジョン・エイガー等もこのタイプの男優ですが、 やはりアメリカでは、タフガイ的要素を備えていないとダメらしくメジャーにはなれず消えて行ってしまい ました。「コマンド」は、一度テレビで放映されましたが、その時も見ました。[2004年4月15日 15時15分34秒]
シュワちゃんの似たような題名の映画がありましたが、こちらは‘54年 度製作の騎兵隊もの。 指揮官の戦死で小部隊の指揮をとることになったのがガイ・マデイスンの 軍医大尉。彼は更に歩兵部隊の指揮まで任される破目になります。 そして両部隊を指揮してインデイアンの包囲網を突破し、幌馬車隊の一行を 無事に安全地帯に導きます。 一見頼りなげな人物が意外な才能を発揮すると言う話は良くあるパターン ですが、マデイスンは体つきからして勇猛果敢のイメージから程遠く、軍医 はぴったりの役柄でした。 彼の軍服姿には他に「シャロンの屠殺者」がありましたが、なかなか決 まっていて、民間人のスタイルより様になるように思います。 兵士が女装し幌馬車隊の女性になりすましてインデイアンの目を欺いたり、 胸を撃たれるが弾は懐中時計にめり込んでいてセーフ、など定石のシーン が出てくるところも安心して見ていられる気がします。 この映画はワーナー社のシネマスコープ第一号作品ですが、公開当時いか にもワーナー社らしいと言われたそうです。 大作を持ってきた他社に比べて、マデイスンではいかにも弱体ですが、そん なところを指しているのでしょうか? プロ野球で言えば開幕戦にエースではなく二線級のピッチャーを先発させ るような球団=ワーナー社と勝手に解釈しています。 でも画面一杯に疾走する幌馬車の後ろの幌を巻き上げて、大砲をズドン、 追いすがるインデイアンを吹き飛ばすシーンなど、初めて見るシネスコを 堪能しました。[2003年9月16日 11時17分28秒]