作品名: ゴーストタウンの決闘 -


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お名前: ミチノク・キッド   
コヨーテを撃った、あのネチネチした奴、本当にいやな奴です!

『ゴーストタウンの決斗』
『OK牧場の決斗』『ガンヒルの決斗』のDVDが既発売なのに、
何故か国内盤DVDが発売されないのが残念な作品です。
『ガンヒルの決斗』にいたっては廉価版が出回っていてワンコインで購入できるというのに、
この扱いの落差は一体何でしょうか?

この作品はいつもビデオで視聴していたのですが、最近はDVDばかり観ているせいか、
以前はさほど気にならなかった古いビデオの画質・チラツキが、非常に気になりだし、
私は仕方なく、ワーナーさんから販売中の輸入盤DVDを購入しました。
アマゾンさんでは単品で1,221円。
また、ワーナーさんから『Western Classics Collection』として、
同じくアマゾンさんで5,662円で販売中です。
『Western Classics Collection』には『ゴーストタウンの決斗』のほか、
『ブラボー砦の脱出』『渡るべき多くの河』『シマロン』『西部の旅がらす』
『レッド・ムーン』を収録しています。
《注意・価格は09年1月30日でのものです。為替等により価格は変動します。》

それにしても、同じメーカーから発売されているDVDでも日本で発売される際は、
どうして価格が高くなるのだろう?
例えば同じメーカーで海外盤1,500円位のDVDが、国内販売の際は3,000円以上はします。
国内盤で何度も再販しいるDVDは別ですが、この落差って何が原因なのでしょうか?
詳しい方、教えて下さい。
宜しくお願いします。
[2009年1月30日 18時25分33秒]

お名前: ウエイン命   
私も決闘三部作の中ではコレですネ。ビデオを見直す回数も一番多いカナ。作品の完成度とか、小う
るさいことを云うと「ガンヒル」あたりなのかも知れませんが、ごひいきウィドマークが本領を遺憾
なく発揮した悪役が光ります。彼は「襲われた幌馬車」や「六番目の男」などを見ても分かる通り、
昔から必ずしも悪役専門ではありませんが、なんと云っても精彩を放つのは悪役ですよね。ウィドマ
ークの悪人は、「リバティ」のL・マービン、「ネバダスミス」のK・マルデン一味のような極悪人
とは一味違って、変質的ではあるけれどどこか憎めないところもあると云う印象を持ってます。例え
ば、この映画でもR・テイラーの恋人への接し方など一応の節度は保っていますよね。西部男として
の最低ラインは守っていると云う感じでしょうか。
マクィーンの出現まではウィドマークの身のこなしはかなりのものでした。マクィーンほど鮮やかで
はないにしても、飛んだり走ったり、結構頑張ってます。また、「荒野の七人」でマクィーンが喝采
を浴びた、馬を助走させておいてスピードが乗ったところで跨ると云うあのアクション、この映画の
冒頭、脱獄するシーンで彼が既にやってましたヨネ。
ラストの決闘、テイラーのやり口は西部劇のヒーローとしてはちょっと卑怯な気もしますが、ああで
もしないと勝ったらおかしいですものね。仕方ないと思います。R・ミドルトンは儲け役でいい味出
してますし、J・パランスの弟みたいなH・シルバーの爬虫類的な悪役も堪能したし、ウィドマーク
の「チュッ!チュッ!チュッ!」もありますし、と云う分けで、西部劇の面白さを満喫出来る映画と
して、私(諸兄も同じでしょうが…)のランキングではかなり上位にくる一作です。
[2006年7月8日 10時3分56秒]

お名前: 案山子   
ジョン・スタージェスの決闘三部作の中では、これが一番面白い(と思っている)。
それにしても、あれほど抜け目のないR・ウイドマークが最後の決闘で負けるなんて
考えられない。まあ、ハッピーエンドにするためには仕方がないのだろうが。
それにしてもR・テーラーは大根だね。どうせ大根なら「哀愁」のような甘々の映画に
出ていりゃいいのに。
[2006年5月14日 21時33分10秒]

お名前: はせべ ひろし   
墓場から掘り出した箱の中に拳銃があり、それを油断していたウィドマークに突きつけ、「勝った」と
つぶやいたテイラー。あのときのうれしそうな笑い顔が、大根役者テイラーの唯一の見せ場だったと
思います。あの無邪気な笑顔が、「一対一でカタをつけよう」というウィドマークの提案を受け入れる
人の良さの伏線とすれば、テイラーの演技も捨てたものじゃない。深刻な顔ばかりしていた「最後の
無法者」のテイラーより、年をとった分、成長があったのでしょう。
[2003年8月11日 12時9分59秒]

お名前: 老レンジャー   
 昔、ロバート・テイラーの隠した金をリチャ−ド・ウィドマークとその仲間がR・テイラー
を脅して取りに行くだけの非常に単純で必ずしも西部劇固有でない話である。その分スピー
ディなのと8割型はマウント・ホワニイやデス・ヴァレイの野外ロケで思いっ切り西部劇の味
を満喫させてくれる。金の隠し場所のロケ地は実在のゴーストタウンと聞くが、数軒の家屋が
荒野の風と砂に埋没しつつあるような場所で邦題はまさにそのものを表現している。
 話の大半はR・ウィドマーク、ロバート・ミドルトン、ヘンリー・シルヴァ、デフォレス
ト・ケリー+1名の悪役5人がR・テイラーと婚約者パトリシア・オウエンスを苛める悪役
振りで引張る。
 特にH・シルヴァは傍役登場3作目位ですが強烈な印象を残した。元来アメリカ映画のミュ
ージカルや西部劇はセックスを超越した娯楽なので普通の西部劇の悪役は法を破って金儲けす
るか殺人を犯すあるいは暴力をふるう役だったが、H・シルヴァは女性をいたぶる役で嫌らし
さを発揮する。P・オウエンスの着替えを手伝ったと云ってR・テイラーの歯軋りを誘う。
その癖、コマンチに囲まれると一番に逃げようとする等恰好悪く憎たらしい悪役なのだ。
 太っとい眉とギョロ目で恰幅のR・ミドルトンは悪役ボス(誇り高き男)と人の良い隣人
(友情ある説得)と両方演じる事が出来る。この映画ではそのような彼の特質が活かされ昔
からの付合いでギャングの仲間になっているが人にはやさしい深みのある役柄を演じて見事な
傍役ぶりである。
 R・テイラーは黒づくめの服装等でそんなに悪くないのですがウィドマークに対抗できない。
何よりテイラーは白人にしては脚が短くてガンベルトが似合わないのが最大の欠点。
 皆んなが賞賛するコマンチ襲撃場面に比してラストのガンファイトが少し弱い。これがもう
少し鮮やかであれば名作の仲間に入れたと思う。名手同志の1対1の決斗は本当に難しい。
[2003年8月2日 20時45分5秒]

お名前: ノスタル爺    URL
 ヘンリー・シルヴァ、ロバート・ミドルトンという個性派悪党を引き連れたリチャード・
ウィドマークが彼ら以上の個性を発揮し最高!!
 私の大嫌いな西部劇スター、ロバート・テイラーをなぶり抜く変質的な悪党ぶりは、
逆に爽快感を持ちましたよ。
 ウィドマークにはデビュー作の『死の接吻』のような、ヒーロー以上に存在感のある悪役
を続けてほしかったんですが、ヒーロー役にイメージ・チェンジできたのでスーパー・
スターになれたのでしょうね。
[2001年4月8日 21時34分32秒]

お名前: え   
[2001年1月18日 14時13分16秒]

お名前: グリーンベイ   
この作品は、田舎町酒田では、58年9月の上映でした。独特の演出の冴えをみせるスタージェス西部劇の
一本ですね。ゴーストタウンの殺気立った静けさの中で、突然インデアンの毒矢が胸に突き刺さるスリルは
思えば「駅馬車」のフオード以来のものでした。全く異なった二つの個性、テイラーとウイドマークを
見事に西部ドラマの中で生かしたスタージェスならではの胸のすく演出でした。テイラーの許嫁「サヨ
ナラ」のパトリシア・オーエンスもセクシーで良い。しかし、テイラーのコスチュームが綺麗すぎていけ
ません。芝居じみて・・・。M.G.M社は恋愛至上主義で西部劇は苦手としてますね。クラーク・
ゲーブルもこのジャンルでは生かされませんでした。海面下279フイートのデス・ブアレーは1849
年の夏、カルフオルニアに向かった金鉱夫17名が渇きのため死んだので、この名があると、手元にある
当時のプログラムはゴーストタウンについて解説しています。
[2001年1月8日 23時15分32秒]

お名前: J.W.   
 ジョン・スタージェス監督の決闘3部作(O.K.牧場の決闘、ガンヒルの決闘)中、
2番目に作られた作品であり、1時間半弱の間にいくつもの見せ場をスピーディに
盛り込んだ西部劇らしい西部劇の快作として記憶に残る.ビデオも出ているので
若いファンにお勧めしたい。
 物語は元銀行ギャングのジェイク(ロバート・テイラー)が改心してニューメキシコの町の
保安官となっていたが,昔の仲間クリント(リチャード・ウィドマーク)を命を助けられた借
りを返す為,脱獄させるところから始まる。
 ところが、クリントは、ゴーストタウンに隠した金を見つけるよう、さらに要求、恐怖の旅
が続き,コマンチの襲撃,あるいは脱走のサスペンス,最後の1体1の決闘まで息つく
暇もないほど。
 テイラーが全身黒づくめで,一方のウィドマークはGジャンで決めたファッション,上目遣い
でニヒルに笑うのだから、完全にテイラーを食っていた。
 コマンチの襲撃で突然矢が自分のほうに向かって飛んでくるのも驚きましたが,印象的
なのは,ロバート・サーティースの撮影による西部の景観の素晴らしさ。GOGHさんも気
に入るであろう高山の景色が珍しかった。
[2001年1月4日 18時11分5秒]

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