作品名: 無法者の群 -


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お名前: はせべ ひろし   
きのう、棚からひっぱりだしてきた、「サンク・ユア・ラッキー・スター」という
輸入ビデオをひさしぶりに見たのですが、これは、1943年作の、軍人慰問用映
画で、WB作品ですから、当時のワーナーのスターが、大勢特別出演しているので
す。エロール・フリンが、パブで、酔っ払いながら、踊り、かつ、本格的に歌うシ
ーンは、空前絶後ですし、アレクシス・スミスも、華麗なダンスを披露します。オ
リヴァ・ディ・ハビランドに至っては、普段の役柄からは想像できない、キュート
なかっこうで歌います。ちょっと佐藤珠緒に似ていました。西部劇に出るスターた
ちも、さすが俳優だけに、いろいろな役柄を演じられるのですね。意外に面白かっ
たので、今週末は、この映画の続編のような、「ハリウッド玉手箱」(ハリウッド
・カンテーン)を見るつもり。面白かったら、またどこかの欄で報告します。
[2005年10月11日 22時20分38秒]

お名前: やま   
最初はかなり人が死ぬのでいやな映画だなと思っていたのですが、その人の死も物語を展開してい
く上で重要な意味をなすものでしたね。

この映画は意外にもアン・シェリダンがよかったですね。物語の色添えで進行にはまったく関係の
ない役どころですが・・。スタイルばつぐん!!酒場の大乱闘シーンで「みんなやめてよ!」と叫
んでいさめようとするときまきこまれてテーブルから落ちる場面があり、とても痛そうだったので
気になりました。そのとき怪我をしなかったかと心配です。

ところで私はエロール・フリンとオリヴィア・デ・ハヴィランドのファンで「結婚スクラム」以外
の映画はすべてみましたが、今回に限り二人には、ちょっと「結ばれてほしくない!」と願う映画
でした。オリヴィアの弟を仕方ないながらもフリンが撃ち、結果的に弟は死んでしまうので珍しく最初の時点でフリンの評価が激下がりしたのです。いつものフリン・スマイルも気持ち悪ーくみえ
てしょうがなかったのですが。しかし保安官になり町を次第に浄化させていく様子や、汽車内の火事のシーンでの奮闘振りはいつもの魅力満載で、やはりかっこいい、と思うのでした。オリヴィアは眉間にしわをよせたり目の下にクマがあったりとなんだか少し具合悪そうでしたが(?)細くて
美人でした。「壮烈第七騎兵隊」の時は割とポチャとしてかわいらしい感じでしたが、このころは
スリムで綺麗ですね。
 
ほかにはブルースキャボットが悪役とは意外でした。顔もそんなにワルなカオしてないし、準主役級なのかと思っていました(^^;)また、よくフリンの映画に出てくる脇役のアラン・ヘイルは
今回でもなかなかいい味を出しています。非常にいいキャラであると常々思っています。
[2002年6月17日 20時50分21秒]

お名前: やま   
最初はかなり人が死ぬのでいやな映画だなと思っていたのですが、その人の死も物語を展開していく上で重要な意味をなすものでしたね。

この映画は意外にもアン・シェリダンがよかったですね。物語の色添えで進行にはまったく関係のない役どころですが・・。スタイルばつぐん!!酒場の大乱闘シーンで「みんなやめてよ!」と叫んでいさめようとするときまきこまれてテーブルから落ちる場面があり、とても痛そうだったので気になりました。そのとき怪我をしなかったかと心配です。

ところで私はエロール・フリンとオリヴィア・デ・ハヴィランドのファンで「結婚スクラム」以外の映画はすべてみましたが、今回に限り二人には、ちょっと「結ばれてほしくない!」と願う映画でした。オリヴィアの弟を仕方ないながらもフリンが撃ち、結果的に弟は死んでしまうので珍しく最初の時点でフリンの評価が激下がりしたのです。いつものフリン・スマイルも気持ち悪ーくみえてしょうがなかったのですが。しかし保安官になり町を次第に浄化させていく様子や、汽車内の火事のシーンでの奮闘振りはいつもの魅力満載で、やはりかっこいい、と思うのでした。オリヴィアは眉間にしわをよせたり目の下にクマがあったりとなんだか少し具合悪そうでしたが(?)細くて美人でした。「壮烈第七騎兵隊」の時は割とポチャとしてかわいらしい感じでしたが、このころはスリムで綺麗ですね。
 
ほかにはブルースキャボットが悪役とは意外でした。顔もそんなにワルなカオしてないし、準主役級なのかと思っていました(^^;)また、よくフリンの映画に出てくる脇役のアラン・ヘイルは今回でもなかなかいい味を出しています。非常にいいキャラであると常々思っています。

 
 

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[2002年6月17日 20時38分28秒]

お名前: J,W.   
最近、ジュネス企画から「無法者の群」が発売され、初めて(多分?)観る事が出来ました.1939年
の映画にしてはテクニカラーのきれいな色彩(真っ青な空)に先ず驚かされ、最初の駅馬車と汽車の競争
シーンからヴァージニアへと向かうラストシーンまで100分十二分に楽しませてくれます。
 ストーリーそのものは、保安官が捕らえた悪漢を町民のリンチを避けるため、別の町に護送する途中の
列車を悪漢のボスとその一味が襲う場面がクライマックスという、ありきたりのものだが、快調なテンポで
進行し、決してだれない。それに細かな場面場面の一つ一つが、ア、これはどこかで見た.これはあの映画
の手本になっているなと感じさせるような、正にこれぞ西部劇という作りで楽しませてくれるのである。
 それにしてもこの映画が「駅馬車」「大平原」「風と共に去りぬ」と同じく39年に作られているとは!
この年は本当に映画の黄金期の象徴ですね。
後年ジョン・ウェインと仲良くなるブルース・キャボットが若い頃は良い男だったですねー。フォード一家
のワード・ボンドやシンプソン氏にもお目にかかれました。酒場の歌姫アン・シェリダンもなかなか魅力的
だし、本作の欠点はあまりに良い役者が多く、主演二人(エロール・フリン、オリビア・デ・ハビランド)
の魅力が全開というわけではないということかな。
[2001年6月16日 23時19分55秒]

お名前: グリーンベイ   
はせべひろし さん。今晩は・・・。グリーンベイと申します。
 古い(いや・・失礼 笑・・)作品を、良くご覧になっますね感服いたします。また、お説ごもっとも
 です。戦後の映画少年にとってエロール・フリンはスクリーンの英雄でした。私は「海賊ブラッド」が
 最初の映画でした。フリンと言えば、ハリウッド・カップルのオリビア・デ・ハビランドを忘れること
 は出来ません。この作品も共演していますネ。共演作は9本ありますが、うち7本が公開されていま
 す。フリンの西部劇は、とにかく、映画少年を楽しませてくれました。全作品面白かったが、「モンタ
 ナ」なんか強く印象に残る作品となっている。共演者はアレクシス・スミスでした。彼のモテ方は並で
 なくハリウッドのカサノバと言われゴシップ欄の常連だったとか。50年に女優のパトリス・ワイモア
 と3度目の結婚をする。59年にバンクーバーで心臓麻痺で50歳で逝っているが、解剖報告によると
 肉体は年よりずっと老いていたという。この辺の詳細は、故筈見有弘氏が「ハリウッド・カプルズ」の
 中で語っている。
[2001年6月6日 23時17分52秒]

お名前: はせべひろし   
ハリウッド百年を代表する男優はだれかと聞かれれば、多くの人はゲーリー・クーパーとかクラーク・ゲ
ーブル、あるいはジョン・ウェインと答えるだろう。私は、一映画ファンとしてエロール・フリンと答え
たい。彼の全盛時代に主演した映画は、スケールの大きな、血湧き肉踊る、華やかな活劇であり、これぞ
大衆の夢を満たす、代表的な娯楽映画だった。当時の(わが国の)映画評論家は、植草甚一はじめ、文芸
評論家が多く、映画の娯楽性を認めず、フリンの映画などケチョンケチョン、まして彼主演の西部劇など、
フロンティア・スピリットのカケラもないと酷評していた。しかし、今フリンの映画を、ヴィデオを通し
て再見すると、”ニュー・シネマ・パラダイス”のように、絢爛たる映画の世界がよみがえってくるので
ある。「シカゴの西に法はなく、ダッジ・シティの西に神はなし」といわれた、ダッジ・シティの保安官
の活躍を描いた、この映画では、フリンが保安官バッジをベルトにつけて登場する。それがカッコよくて、
われわれも、学級バッジをベルトにつけたものだ。
 グィン・ビッグ・ボーイ・ウィリアムスがキャリア最大の大暴れで、酒場の乱闘シーンは、長く語り草
だった。それに悪役のブルース・キャボットもよかったな。拳銃をクルクルッとまわしてね。ウムフ・ガ
ールの踊り子アン・シェリダンも忘れてはならない。アレキシス・スミスの歌う「サム・サンデー・モーニング」(「サナントニオ」)にはおよばないけど。
 エロール・フリンの西部劇に順位をつければ、(1)サンアントニオ、(2)無法者の群、(3)カン
サス騎兵隊、(4)壮烈第七騎兵隊、(5)ヴァージニアの血闘、(6)モンタナ、(7)勇魂よ永遠に
(一部地域の公開ではロッキー山?)、(8)賭博の町。五位までは大作です。
[2001年6月6日 12時27分26秒]

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