作品名: テキサス・レンジャー、 テキサス・レンジャー サンドバルの決闘 -


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お名前: ウエイン命   
ウエスタンブーム真っ只中でしたネ。懐かしいです。死ぬまでにもう一回見たい!。
確かハリー・ケラーと云う監督でしたね。シンプルなストーリー、スピード感、とにかく爽快でした。
トライオンが馬で草原を疾走する場面では「滅び行く大草原」のフィルムが使ってあってプレイリー
ドッグが見学してる…なんてディズニーならではの楽しい趣向もありました。
トライオンのクロスドロースタイルも当時のガンマニアにはたまらないところで、しかもデュリエと
の決闘でもすごく早かったのでビックリでした。
一作目を中学のとき友達と見て、二作目が来たときには高校になって学校が別々になっていました
が、お互いに声をかけて一緒に見に行ったと云う忘れられない西部劇です。
[2006年4月29日 9時18分10秒]

お名前: 老レンジャー   
 この程さる方のご好意により40余年振りに見ることが出来た。前者が1961年公開、続編の後者が
1963年公開の伝説のジョン・スレイターに好漢トム・トライオンが扮したディズニー映画。
 典型的なヒーロー活躍の西部活劇。人間性とか詩情とかには全く関係ないがガンファイト、殴り
合い、追跡等のアクションがきっちり決まって、T・トライオンは30代半ばと若く、アメリカン
コミックそのままのようなイメージでカッコいい。
 スタイルが一寸変化球。銃把を前にして右腰に斜めに吊っている他に鞍のポメルの右下辺りにホ
ルスターがあって腰と鞍とで2挺拳銃となっている。又、ハットのブリムは前で上へカーブしてい
て、恋人ノーマ・ムーアや同僚ハリー・ケリー・Jrが直そうと試みるが元に戻ってしまうという
お笑いが少々。
 前編では夜に起きた闇討ちの犯人ロバート・ミドルトンが朝(9時間後)160km離れた町に現れア
リバイとなる。これをT・トライオンは10頭の馬の乗り継ぎで崩すのが一つの見せ場になってい
る。通常馬の駆歩は約25km/h位らしい(競馬は約60km/h)。だからここでは耐久力が問題になっ
ているのか。馬は変わっても人間は一人なので9時間も駆ければどうなるのだろう。
 主役がかっこいい為には悪役も決まっていなければならない。前編ではR・ミドルトンがあの巨
体で馬を疾駆する。人の頭から馬の脚までのショットで顔が分かるので多分スタントマンでないと
思う。馬もおっさんも偉い頑張ったなあと云う感じ。又、R・ミドルトンは他のギャングのボス数
人とテキサスをシマ分けして勢力争いで疲弊しないよう談合をする。その頃からマフィアのよう
なシマ争いがあったのでしょうか。
 後編ではライル・ベトガーとダン・デュリエが勤める。R・ベトガーは子分の前では恰好つけて
いるが、影では一々奥さん(ビヴァリー・ガーランド)に指示を仰がなくてならない一寸変わった
悪役像。
 D・デュリエは紳士を振舞う強盗団のボスを気持ちよさそうに演っていましたがラストの決闘で
は大言壮語の割に大変遅かった。
[2006年2月26日 10時33分57秒]

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