作品名: 対決の一瞬 -


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お名前: ウエイン命   
ジョン・ペインは中学の頃TV「レストレス・ガン」でお馴染みでしたネ。何でも、甘い二枚目役を
突如かなぐり捨ててアクション専門に転向した人だって云うのが当時評判でした。私の母は昔の所謂
「モガ」(分かるかナー)で大の映画ファンだったんですが、「今度ジョン・ペインのテレビが始ま
るよ」と云ったらものすごく楽しみにしてたのと、第1回目を見るや昔のイメージと余りにかけ離れ
たペインの姿にガッカリしていたのを懐かしく思い出します。スミマセン、映画のハナシでなくて。
[2006年8月22日 11時25分20秒]

お名前: ポルカドット   
 原題を「Tennessee's Partner」という1955年作品。ジョン・ペインがエロール・フリンみた
いな口髭を蓄えたテネシーという名の賭博師、ロナルド・リーガンがカウポークと名乗るカウボー
イで、いずれもあだ名だろうから、結局、二人とも本名は分からずじまいです。

 ヒロインはいつも魅力的なロンダ・フレミング。「アリゾナの決闘」や「赤い河」のコリーン・
グレイは、ここでは少しばかり性悪女だったようで、それを知っているテネシーが、カウポークの
ためを思って女をカウポークから遠ざけるように計らいますが、そのことを誤解したカウポークが
テネシーをぶん殴り、テネシーは殴り返しもせず殴られるままでいる場面がありました。しかし、
やがてカウポークは自分の誤解を悟り、ラストで悪玉がテネシーを撃とうとした時、テネシーをか
ばって弾を受け、命を落とします。

 細かい内容は忘れましたが、口髭を生やしてスーツを着た賭博師が主人公だと、どうも西部劇本
来の痛快さに欠ける傾向があるようで、あまり面白くなかったと思います。

 リーガンは確かこれが最後の西部劇のはずです。この映画より前に、エロール・フリンの「カン
サス騎兵隊」や「戦場を駆ける男」でリーガンが共演しているのを見た時、フリンはアメリカ人の
役ばかりでなく英国人の役もやるけれど、リーガンはアメリカン・ボーイの役しかできそうにない
な、と思った覚えがあります。後年、彼が第40代合衆国大統領になった時、世間には「映画俳優
が大統領を演じている」とからかう風潮がなきにしもあらずでしたが、大統領になる前にカリフォ
ルニア州知事を2期務めているのだし、決して俳優が一夜にして大統領になったわけではありません。
俳優時代には俳優組合の組合長もやったということでもあり、もともと政治家の素質のあった人物
が始めは俳優だった、ということなのでしょう。
[2005年9月28日 18時49分56秒]

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