作品名: 壮烈第7騎兵隊 -


書込欄へ  ヘルプ
お名前: ポルカドット   
 20th maine さま

 3年以上も前に書き込んだ短文に目を留めて頂いて有り難うございます。

 「最後の一人まで」を見てからもう何十年も経ち、大規模な戦闘場面があったのでしょ
うが、ほとんど覚えていません。むしろ断片的なことが思い出されます。例えば、この映
画のカスター将軍は金髪の長髪でしたが、運命の日に、「あまり目立つとインディアンに
頭皮を剥がれるからな」といって、髪を短く刈って出撃しました。また、それまでの場面
では確か紺の軍服でしたが、当日はバックスキンだったような気がします。もっともこの
辺はもうあふやで、エロール・フリンとごっちゃにしているのかも知れません。

 「壮烈第七騎兵隊」にはシドニー・グリーンストリートが出ており、彼は「カサブラン
カ」や「マルタの鷹」などで印象に残る俳優でしたが、よく言えば恰幅のよい、悪く言え
ばメタボな人ですから西部劇はガラじゃないと思い、珍しかった覚えがあります。もっと
も「壮烈」では司令部か何かの高位の軍人役でしたから、西部男風である必要はなかった
のですね。

 「最後の一人まで」はもう忘却の彼方の作品と思われるかも知れませんが、意外なこと
にDVDが今日ただ今もネットのオークションなどで売買されています。8ドル前後のよ
うで、我が国から注文すれば送料込みでも1,500円以内でしょう。
[2009年2月11日 18時7分55秒]

お名前: 20th maine   
ポルカドット様
突然、失礼します。
書き込みに「最后の一人まで」のタイトルを見つけ、懐かしくて闖入しました。
小学生のとき、同級生と見に行き、戦闘シーンの「すさまじさ」に恐ろしくなった記憶があります。
物語全体の筋はもう忘れましたが、終盤で、カスター中佐の本隊がスーとシャイアンの連合軍に包囲攻撃されて、円陣を次第に崩され、最後に主役の馬だけが生き残る、その場面だけ記憶に残っています。
「ちいさな巨人」も「カスター将軍」も見ました。
TV番組では、クリント・ウォーカー(?)主演の「シャイアン」というのがあり、最終盤でリトル・ビッグホーンの戦いが出てきました。
「壮烈第七騎兵隊」はカスターの履歴を知るにはよいですね。
ゲティスバーグの戦いではミシガンの騎兵旅団長として参戦、主戦場の東方で、北軍の背後へ迂回攻撃を掛けようとしたジェブ・スチュアートの南軍騎兵隊を阻止した功績は大きいとされています。
ただ、実際は映画のように指揮下の4つの騎兵連隊に波状突撃をさせたわけではないようです。
カスターについては、英雄視するか、逆に無能扱いするか、描き方が極端な気がします。
娯楽映画だから、実像は別のところにあっても構わないわけですが…。
「最后の一人まで」のタイトルに出合い、勝手な感想を書き込んでしまいました。
ご寛恕を。
[2009年2月10日 13時35分4秒]

お名前: ウエイン命   
子供の頃、「西部10大事件」とか云うと必ずこの映画のE・フリンの横顔のアップが出ていました
ね。リバイバルブームのお陰で観ることが出来たのですが、前半殆どアクションがなくちょっと肩透
かしを喰らった感じでした。例えば、彼が「学業よりも実技に優れていた」ことを紹介するのにウエ
ストポイントのシーンをあんなに長々とやる必要がありますかね。何やらK・コスナーの「ワイアッ
ト・アープ」とダブります。第七騎兵隊が誕生した時は映画が始ってから1時間以上も経っていまし
たよ。しかも、そこから肝心の「壮烈第七騎兵隊」に当たる部分は全体に占める割合からするとむし
ろ少な過ぎるくらいですよ。ゴルフで云えば「アドレスが長すぎて無駄なところに力が入り、結局チ
ョロっちゃッた」と云うことになるでしょうか。改めて観ると、そもそも邦題がおかしいのではない
かと思いますね。最初の紹介者「GOGH」さんのご指摘通り、カスターの活躍はむしろ南北戦争時
代に重点が置かれています。ゲティースバーグの戦いなど随分手間を掛けていますし迫力も十分でク
ライマックスとしても申し分ありません。内容はカスター将軍の半生記ですから「カスター総軍」が
一番しっくり来ると思いますけどね。原題の「THEY DIED WITH THEIR BOOTS ON」はリトル・ビッグ
ホーンで全滅した第七騎兵隊のことだけではなく、この映画で戦死したすべての兵を指していると考
える方が自然ではないでしょうか。
ところで、私が40〜50年代の西部劇で感心するのはとにかく1ショットに収まっている人間と馬
の数が物凄いと云うことなのですが、この映画もその点については大満足でした。ただ惜しむらく
は、この壮大な戦闘シーンがモノクロで撮られていると云うことですよ。考えて見るとウオルシュの
映画って殆どモノクロですよネ。「死の谷」や「追跡」等はその方がいいのかも知れませんが、「西
部の王者」等を思い浮かべると、この映画に限ってはカラーの方がもっと娯楽アクションとしての派
手さが出たのではないかとちょっと残念に思います。
[2007年12月15日 10時46分11秒]

お名前: ウエイン命   
ボルカドットさん、ありがとうございました。私、最近このサイトを発見しオールドウエスタン小僧
としは嬉しくてセッセと書き込みをしています。常連の方と会話が出来て幸せです。今後ともよろしくお願いします。
私の西部劇の楽しみ方もボルカドットさんとまったく同じです。「小さな巨人」は普通の意味での
西部劇ではないし、「カスター将軍」に至っては愚作の典型ですから。ご覧になるのなら時間の無駄
をご承知の上でお願いします。別におススメしたわけではないので…、すみません。シオドマークと
云う監督は、昔、何でしたっけ名作があると聞きましたが、西部劇とは縁がなくこの時も何故か突然
出てきて、これ以降名前を見た記憶はありません。「カスター将軍」にしても私は007以来R.ショウ
が好きだったので見に行ったんですが、「なんと時代遅れな撮り方」と云うのが印象でした。
確かシネラマとして作られたものだったと思うんですが、見世物として撮られているような場面が
ありました。暴走した馬車が延々と山道を下る場面など、カメラが観客の眼になっていると云うもの
で「やめてくれヨ」って感じでした。
また、いろいろ教えてください。
[2006年4月10日 5時17分14秒]

お名前: ポルカドット   
 ウエイン命さん、昨夏の私の文章は、最初に「私の見た範囲では」と断りを入れるべきでした。恥ず
かしながら、私は「カスター将軍」も「小さな巨人」も未見です。どうも私の好みは、白い帽子をかぶっ
たヒーローが黒い帽子をかぶった悪漢をやっつけるのを見れば胸がすく、というものなので、名優ダス
ティン・ホフマンの出るドラマや、また騎兵隊がホース・オペラの背景に現れるのはともかく、これを
正面から扱った伝記的作品などは敬遠する傾向があります(といってもF・フォードの騎兵隊三部作な
どは見ていますが)。しかし、食わず嫌いはいけないですね。「カスター将軍」や「小さな巨人」はレ
ンタル・ビデオ店にありそうだし、遅ればせながらいずれ借りてみることにしましょう。

 一体、カスター将軍は映画に何回登場しているのかと思って、今回、IMDbでちょっと検索してみ
ましたが、無声映画以来、50を下らない作品がありますね。もっともテレビのシリーズものなども含
むから、演じた俳優さんの数はもっと少ないです。知らない俳優さんが大部分ですが、「禁断の惑星」
のレスリー・ニールセンが「平原児」('66)という作品でカスターをやっているようで、この人は、
近年はご高齢ながら、はちゃめちゃな役で人気があるらしいですが、これにはコメディとは書いてあり
ません。ワイルド・ビル・ヒコック、バッファロー・ビル、カラミティ・ジェーンなどの賑やかな顔ぶ
れですが、日本で公開されたのでしょうか。'74年には、マルチェロ・マストロヤンニがカスターをやっ
て、カトリーヌ・ドヌーブが共演した「白人女に手を出すな」というのがあるようですが、こういうの
もマカロニ・ウエスタンというんですかね。また、本年製作の作品に、「青い珊瑚礁」で少年俳優だっ
たクリストファー・アトキンスがカスター役で出ているのがあるようです。もっとも役名はジョージ・
カスターとだけなので、カスター将軍かどうかは未確認ですが、作品のジャンルには西部劇とあります。
これらの作品群はいずれもちょっと見てみたいですね。
[2006年4月8日 22時36分10秒]

お名前: ウエイン命   
ボルカドットさん、「カスター将軍の登場する作品として云々」はR.ショウの「カスター将軍」
、ホフマンの「小さな巨人」は当然のことと云う意味でしょうか。私、昔(中学の頃ですから60年代
の初め)TV「ウエルスファーゴ(拳銃街道)」のデール・ロバートソン主演「大酋長」と云う
ずばり、カスター将軍を「功を焦った無能なバカ指揮官」として扱った映画を見ました。
私の年代だと、リアルタイムで見れたのは「アラモ」辺りからですから、これが初めて映画で見る
カスター将軍で、騎兵隊ズボンに鹿皮服と云うお馴染みのスタイルがすごくうれしかったのを憶えて
います。実在の人物が出るとうれしいですよネ。ストーリーは、カスター将軍から散々イジメを受け
ながら、何とかインディアンと騎兵隊の衝突を回避しようと奔走するロバートソン扮する騎兵将校が
将軍戦死後反逆罪で銃殺されそうになるところに、タイトルロールの大酋長シッティングブルが、
単身騎兵隊の砦に乗り込んできてロバートソンの功績を讃え、銃殺をやめさせると云うまことに
「アリエネー」ものではありましたが、B級西部劇として結構楽しめました。
ちなみにカスター将軍はダグラス・ケネディ、シッティングブルはJ.キャロル.ナイシュと云う
俳優さんでしたが、この頃のインディアン俳優はいい顔してましたよネ。
[2006年4月8日 17時54分36秒]

お名前: 田舎   
この映画は、小学生の時、見ました。その5〜6年後にNHKテレビで放映された時も見ました。
年寄りになってから、DVDが発売されていることは、知っていましたが、価格が高いのでやめていました。最近になり、なんと500円のDVDが販売され、さっそく購入し再見しました。
2時間あまりの長尺のうえ、昔の映画なのでセリフがやたら多いにもかかわらず少しも退屈せずに見ました。さすがラォール・ウォルッシュ監督だけのことはあります。カスターが、将軍のような衣装でウエスト
ポイントに入校するシーン、フリンとデハヴィラントの逢い引きのシーンのフクロウの可愛らしいこと、
そして、ラストの壮絶な戦死のシーン、どれも昔を思い出してとても懐かしかったです。
エロール・フリンは子供時代の憧れの的でした。彼は、お気楽なキャラクターが、持ち味ですが、この映画
のカスターのような悲劇的な役も結構、似合う俳優さんだったなと思います。
[2006年3月8日 17時18分50秒]

お名前: ポルカドット   
カスター将軍が登場する作品として、この映画のほかに思い浮かぶのは、若き日のカスターが現れ
る「カンサス騎兵隊」程度でしょう。しかし、後年の製作であるもう1本の映画に出会いました。
今では覚えている人もいないでしょうが、「最後の一人まで」(Tonka)という1958年作品です。

サル・ミネオ扮するスー族の若者と、題名であるトンカという野生馬の友情物語であるところが、
いかにもディズニー・プロらしい西部劇です。この映画にカスター将軍が登場し、クライマックス
はリトル・ビッグホーンの戦いですが、確かカスターは、功名を求めて無謀な戦いをする嫌みな人
物に描かれていました。
[2005年8月20日 22時13分8秒]

お名前: 鳴海昌平   
管理人様 はじめまして。ご指導戴きありがとうございます。
[2002年1月5日 16時41分21秒]

お名前: GOGH   
> 鳴海昌平さん
多くの作品への書き込みありがとうございます。拙サイトのWEB MASTERのGOGHです。ヨロシク!

すみません。この掲示板は自動改行になっていませんので、文章を入力して変換後、適当なところ
(40〜50字、右端より少し手前辺り)で「改行」("Enter"キーを押す)してください。

(例)
この作品はラストのアパッチと騎兵隊の戦いのシーンがよく他の作品に流用された("Enter"キー)
そうですね。でもそれぐらいものすごい戦闘シーンです。ここまで狂暴な画像はオ("Enter"キー)

書込欄の枠の中で、他の方のようになっていれば大丈夫だと思います。以上、よろしくお願いします。(^^ゞ
[2001年12月28日 22時29分32秒]

お名前: 鳴海昌平   
他の人みたいに文書化したいけどどうすれば?
[2001年12月27日 3時7分18秒]

お名前: 鳴海昌平   
この作品はラストのアパッチと騎兵隊の戦いのシーンがよく他の作品に流用された           そうですね。でもそれぐらいものすごい戦闘シーンです。ここまで狂暴な画像はオ           ルドリッチやエイゼンシュタインでも到達してません。「国民の創生」のグリフイ           ス的にしてウオルシュのたくましさが全開の作品ですね。     
[2001年12月27日 3時5分33秒]

お名前: ホンド−レイン   
  壮烈第七騎兵隊は、勇魂よ永遠に、カンサス騎兵隊とフリンの騎兵三部作と位置づけています。
 第七騎兵隊は、悪徳政治家などの策略で対インディアン(先住民)戦で壮烈な死を遂げます。
 カスターは、栄光を求めて第七騎兵隊と運命を共にしたのですね。
   
  ウェインの騎兵三部作、フリンの騎兵三部作、共に最高の西部劇です。

  
[2001年8月19日 21時28分29秒]

お名前: やま   
エロール・フリンとオリヴィア・デ・ハヴィランドのコンビが大好き。これは最高!ウエスタンとしては、カンサス騎兵隊よりもイイと思う。
[2000年12月14日 22時39分6秒]

お名前: グリーンベイ   
前回のカキコで名前を誤記しました・・・・・・・・追加書き込み致します。
カスター将軍の生涯を描いた「壮烈第七騎兵隊」は、史実に忠実であるかは問題ありと評されていますが
しかし、この作品は、南北戦争と対インデアン戦を映画に納めた数少ない西部劇として歴史の幾つかの
断面をそろえた興味深い作品にラオール・ウオルシュは仕上げていると思います。
[2000年11月27日 19時16分36秒]

お名前: 壮烈第七騎兵隊   
戦後の映画フアンにとってエロール・フリンは憧れのスターでした。「海賊ブラッド」はじめ活劇映画の
ヒーローだったわけです。この作品は、共演女優オリビア・デ・ハビランドとの名コンビで撮られた、
歴史西部劇の一本です。(他に「無法者の群」「カンサス騎兵隊」)これはカスター将軍の半生を描く伝記
映画ですが、持ち前の甘いマスクのフリンも壮絶なラストを迎え、ベストコンビのデ・ハビランドともハッ
ピーエンドとならない一本です。エロール・フリンの映画ではアレキシス・スミスと共演の「モンタナ」な
どは記憶に残っています。
[2000年11月27日 18時51分23秒]

お名前: GOGH    URL
> 田中さん
初めまして Web MasterのGOGHですヨロシク!(^^ゞ

確かにこの『壮烈第七騎兵隊』は、剣戟スターのエロール・フリンがカスターに扮して
陸軍士官学校時代からリトル・ビッグホーンでの第七騎兵隊全滅までを描いた力作で
見ごたえのある作品ですね。

インディアンの側からすると、カスターを美化しすぎてる点は否めませんが、南北戦争
でのカスターの活躍などあまり他では出てこない部分もあってカスターを知る上では
お薦めの1本じゃないでしょうか。
[2000年11月16日 21時16分44秒]

お名前: q。田中   
第7騎兵隊の全滅したwestarn史上有名なstory!
[2000年11月12日 17時32分34秒]

※この作品についての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL

半角カナは文字化けします。  ※自動改行ではないのでご自分で改行してください。

作品名リストに戻る