作品名: 六番目の男 -


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お名前: ウエイン命   
本欄で皆さんの書き込みを見て、20年以上前にTVの映画劇場を録画したビデオを引っ張り出して見
直しました。水野晴男さんも大変褒めておられましたが(TVだから当たり前カ)、製作(アーロ
ン・ローゼンバーグ)、脚本(ゴードン・チェイス)が「ウィンチェスター銃’73」と同じコンビなので面白いのも当然と云うことでした。
それにしても、若い頃のウィドマークの動作、キビキビしてますよネー。マクィーンがブレイクする
までは相当カッコ良かった方ですヨネ。彼への不満は一つ、抜き射ちを見たことがないと云うことで
す。もともと出てきた時から「抜く気なぞ全然ありませんヨ」と云わんばかりのいい加減なガンベル
トの着け方、ああ云うの監督が指示するんでしょうかね。「ワーロック」のラストくらいじゃないで
しょうか、射たせてもらえませんでしたけど。ペックだってウエインだって、早い遅いは別にして、
何度か抜いてますヨ。どなたかウィドマークの抜き射ちを目撃されたことのある方、いらっしゃいま
したら教えてください。
余談ですが、「荒野の七人」で観客を魅了したマクィーンの先に馬を走り出させてからの飛び乗り、
本当は「ゴーストタウンの決闘」で彼がやってますよネ。あまり話題に出ませんが彼のアクション
は、私、昔から好きでした。
[2006年5月6日 18時45分18秒]

お名前: オールド・トーサン   
オーサカ老レンジャーさんと同様ガンファイトに夢中だった私も大いに
満足した一編です。
僅か90分足らずの間にガンファイトがてんこ盛りという感じでした。

見終わった後早速フランク・グルーバーの原作を読みました。
(勿論邦訳版で)
本には映画に無い部分がかなりあったと記憶しています。
主人公がテキサスレンジャーの二人組と射ち合い、敗れるところ。
牢に入った主人公が、悪党一味の老人(名前は確かフレスノ・パークス
と言った筈)に信用され、一緒に脱獄して見事一味にもぐり込むところ。

映画の方とは大分違うという印象でしたが、脚本が上手に処理をしてい
ました。
でもラストシーンのJ・マッキンタイアの処理は定石とは言えなにか
他の手が無かったのかなという感じです。

本は2回ほど買ったけれどいずれも行方不明ですし、もう40年以上前の
ことですので、記憶違いがあるかもしれませんが。


スタージェスは翌年から決闘3部作(OK牧場、ゴーストタウン、ガン
ヒル)を毎年作って行くので、脂の乗った時期の一作と思います。
[2003年11月12日 19時12分5秒]

お名前: オーサカ老レンジャー   
 ミステリータッチの西部劇として有名です。私は「日本人の勲章」→
「OK牧場の決斗」→「六番目の男」の順で見ており、砂色アクション
の期待に応えてくれました。ガンファイトに夢中だった頃なのでリチャ
ード・ウィドマークvsボブ・ウィルキ、ヘンリー・モーガンvsウィリア
ム・キャンベル、ウィドマークvsキャンベルと繰り広げられるガン・フ
ァイトを満喫しました。
 狩猟民族のボスは実力派である事が多いのですが、ジョン・マッキン
タイアのボスの「俺が一番早い」には年齢、イメージ等からやや興ざめ
でした。又、ウィドマークが親子の関係で悩むのも合わない感じでした。
 ミステリタッチは西部劇に「ブラボー砦の脱出」等で新風を吹きこん
でいたジョン・スタージェスに相応しい題材なのですが、その分西部劇
でなくてはならないと云う背景がなくアクションゲームのような作品で
した。
[2003年5月7日 20時42分34秒]

お名前: ノスタル爺   
 『六番目の男』は、リチャード・ウィドマークがヒーローに転じた西部劇ですが、彼の魅力が出ているかと
いうと、今イチですね。
 それに、私はこの映画を翻案した市川雷蔵主演の『無宿者』を先に見ているので、この映画の持ち味であった
ミステリアスな部分も楽しめなかったんですよ。
 でも、初めて見る人には結構面白いかもしれませんね。
 「ビデオカレンダー」で、この映画が紹介されているんですが、ネタバラシになっているのは、どうかと
思いました。
 誰もが知っている映画なら許せるんですが、これはそうじゃないですからね。

 ついでに、『六番目の男』と『無宿者』のキャストを紹介しますと、
         六番目の男       無宿者
 主人公  リチャード・ウィドマーク   市川雷蔵
  女      ドナ・リード      藤巻 潤
  父   ジョン・マッキンタイア    石山健二郎

 やっぱり、市川雷蔵の方がいいなあ。
[2000年3月18日 23時47分15秒]

お名前: グリーンベイ   
ノスタル爺さんの「ビデオカレンダー」の紹介に6本の作品(「アリゾナ」始め古い名作)があるなかで
「六番目の男」は、ジョン・スタージェス監督作品です。アリゾナの奥地で五人の旅行者がアパッチに
殺される。被害者の一人が父だと信じる男をめぐるミステリー要素の多いアベレージを越えた西部劇。
ドナ・リードが負傷したR・ウイドマークに、着てるブラウスを脱いで裂きちぎって手当をするシーン
が堪らなく愛しく思い出されます。
[2000年3月17日 14時17分28秒]

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