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お名前: ウエイン命
J・チャンドラーのコチーズは、クーパーのワイルド・ビル、フォンダのアープ、ダグラスのD・ホ
リデイなどと並んで、伝説的当り役と云っても過言ではないでしょうネ。ラスト、白人側の裏切りに
怒り心頭のジミーに向かって云いますね、「平和がそんなに簡単に手に入るとでも思っていたのか」と。
何しろ西部劇でインディアンがそんなこと云うの初めてでしたから、ビックリすると同時に「何て立
派な人物なんだろう」とスッゴイ感動しましたね。先住民への侵略がどうのこうのと云う輩は何と云
うか知りませんが、素直に感動していいんじゃないでしょうか、こう云うの。
[2006年8月25日 7時42分59秒]
お名前: Old Cowhand
原作は当時のベストセラーじゃないかとおもってます。リーダース ダイジェスト誌で紹介されて
たからです。インディアン(禁句 ネティブ)に対しての見直しが気運として始まりかけていた
時代だったと言えます。まだ 妻は死ぬ時代ですが!
聖書将軍ハワードが良い軍人と描かれてますが、Fカーター著「ジロニモ」で無能の軍人となってる
のです。どちらが真実?ジェフォーズの郵便がコチーズに守られてその後も無事運営されたとも
かいてあります。小説とはいえ、事実とおもえます。裏話ばかりで ごめんなさい。
[2004年3月1日 17時31分51秒]
お名前: ワード・ボンド
グリーンベイさん、こんにちは!
確か60年代の初めのリバイバル上映(だったと思いますが…)の時に観て
一風変わっているけれど、なかなかしっかり作った西部劇だなという印象が
あります。デルマー・デイビスというと、私にとっては「避暑地の出来事」
や「スペンサーの山」などファミリー映画の得意な監督という印象が残って
います。ですから、この作品を観た時、意外な面を観たという感じでした。
ジェフ・チャンドラー…。なつかしいですね〜。インディアン役がハマリ役
でしたが、いくつかの西部劇で楽しませてもらいました。デブラ・パジェッ
トは、60年代の最も好きな女優さんです。「十戒」などの史劇でも良かっ
たですし、この作品のインディアン娘など、オリエンタルな魅力がありまし
たね。
[2001年2月16日 13時49分54秒]
お名前: グリーンベイ
デルマー・デイビイス監督の西部劇第一作目の作品です。本格的にインデアンの立場から白人を描い
て話題となった作品です。物語は、アパッチ族と白人の間が険悪な状態にあった。退役して金探しに
さすらっていたJ・スチュアートは、トラブルの原因は白人にあると考え、インデアンの生活習慣を身
につけてアパッチ部落へ乗り込む。その勇敢な彼の行動に大酋長コチーズ(J・チェンドラー)に信頼
と尊敬で結ばれる。彼はアパッチ娘(デブラ・パジエット)を好きになり結婚します。しかし彼の働きで
白人とインデアンとの間に平和が訪れたかのつかの間、インデアン嫌いの白人のたくらみで、争いがお
こりインデアン妻は殺されます。最愛の妻を失った主人公は、白人社会とインデアン社会の狭間に翻弄
され、やり切れない感慨を心に秘め寂しく荒野を去っていく・・・。この作品の1950年と言う製作
年度を考えると、大胆率直な作品として話題となったことも想像に難くない、西部劇のテーマは商業主
義に止まらず「大人になった」とする、ある種意欲的な映画作家の製作意欲をそそるに十分だったので
しょう。ジネマンの「真昼に決闘」(52)ステーブンスの「シェーン」(53)という西部劇の古典
とも呼ばれる作品が生まれるわけです。双葉十三郎氏は、この作品を一口に「滅びゆく民族の挽歌の哀
調」と評している。インデアン妻デブラ・パジエットが実にセクシー。彼女の出演映画に「南海の却火」
がある。
[2001年2月15日 0時6分7秒]
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