作品名: キャット・バルー -


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お名前: ウエイン命   
J・フォンダがまだセクシーで売ってた頃ですからね。「スクリーン」誌のグラビアで見たウェスタ
ンスタイルの彼女に胸をときめかせているところに「L・マービン、アカデミー賞!」のニュースが
飛び込んで来たんですヨ。「シカゴ特捜隊M」は毎週見ていたので喜んで観に行きました。
兄との決闘が済んで元の酔っ払いに戻り馬ごと壁に寄っ掛かってた姿は、本当に酒の臭いがプンプン
しそうで確かに旨いなーと感心。ずっと後で読んだ本に「酔っ払い演技に定評あり」と紹介されてました。
でもですよ、見終わって思いました「これがアカデミー主演男優賞?」。大体主演じゃないですヨ。
この映画に主演男優はいませんよね。そこで一体どんなメンバーと競ったのか調べてみました。彼自
身も出演した「愚か者の船」のO・ウェルナー、「寒い国から帰ったスパイ」のR・バートン、「オ
セロ」のL・オリヴィエ、そしてなんと「質屋」のR・スタイガーですよ。他の4人に恨みっこなし
の選択だとしか思えません。私長いこと「質屋」のR・スタイガーがなんでオスカー取れなかったん
だと思っていたんです。でもだからと云ってマービンのオスカーにケチをつける気は毛頭ありません
ヨ。こんなことはアカデミー賞の歴史にはいっくらでもありますからね(ケチつけてるかな?)。
これ以上やってると我がウェインの受賞に報復されてもマズイのでやめておきます。その後の彼の活
躍の元になったわけですから結果的には良かったと思っていますヨ。タダこれを潮に極悪人マービン
がすっかり改心して善人になってしまったのはいまだに残念でなりません。
[2006年10月9日 11時24分7秒]

お名前: ノスタル爺   
>Yさん
 冒頭で、ジェーン・フォンダが乗っている列車で保安官に護送されていた男ですかね。
 牧師に変装したオジの助けで、列車から脱走する……
 彼なら、マイケル・カランです。ゲーリー・クーパー主演の『コルドラへの道』でデビューし、
西部劇では他に『荒野の七人・真昼の決闘』(リー・ヴァン・クリーフ主演)があります。
 七人の一人で、参謀格の存在でした。
[2004年3月10日 10時10分22秒]

お名前: Y   
はじめまして。いきなりお尋ねですけど・・・。キャット・バルーと共に列車強盗をしていた(バルーに恋していた人)はだれですか?
[2004年3月8日 17時33分46秒]

お名前: allusion   
たしかに、おっしゃるとおりのミュージカル西部劇です。
しかし当時大学生で、頭でっかちだった(今も?)僕にとって、それ以上のものがありました。
まず監督がエリオット・シルバースタイン。
良心派テレビ映画「弁護士プレストン」で、ジェームズ・コバーン主演の“アメリカの英雄”
というエピソードを演出した硬派です。「真昼の衝動」という、一風変ったドラマもありました。

「キャット・バルー」の背景には、「シェーン」の農民と牧童たちの争いの後に来た、鉄道と
農民・牧童たちの争いが描かれています。
大資本と手を組んだ鉄道会社が鉄道建設にあたって、国から土地を得たことや、鉄道の騒音が
牛などに悪影響を及ぼすことから、反対派が立ち上がります。
19世紀末の帝国主義経済の発展を、コミカルに楽しくオブラートで包み、みごとに描きあげた
手腕に感心しました。
もちろん、ジェーン・フォンダが大好きだということもあります。

そうそう、何よりも、コロムビア映画のトレードマークの自由の女神が、キッャト・バルーに
変身するところが最高でした。
[2003年11月28日 11時21分27秒]

お名前: marineflat   
テレビで一度観ただけです。
アル中のリー・マービンが、馬が急に走ったため、片手でたずなを掴んで、馬の背中に仰向けになる
やつですよね。その時にコーラスが流れる。
ナット・キング・コールの歌は全く憶えていません。ミュージカルっぽいコメディーだったような
気がします。
[2001年5月31日 15時46分39秒]

お名前: グリーンベイ   
 この作品は、「歌入り西部コメデイ」で、肩もこらず、何の理屈なしで楽しめる仕掛けに出来ている。
 リー・マービンが、主演男優賞をもらってます。アル中が酒を飲んでシャキッとし、凄いガンマンに
 変身する面白さ・・・。この部分だけが唯一迫真の演技で評価されたものと思われる。
 先の書き込みでスタージェスの「六番目の男」、マンの「ウエンチェスター銃73」、そしてフオード
 の「リバテイ・バランスを・・・」の結末と同類ではあるが、全く異質の楽しい作品の一本です。
 また、女性を主人公に据えた映画、これまで何本か有りました。デートリッヒの「無頼の谷」、ジョン
 ・クロフオードの「大砂塵」そしてジーン・クレーンの「星のない男」も、「キャット・バルー」とは、
 同列に並べて批評は出来ない作品です。とにかく楽しい映画です。さきの書き込みとニュアンスが変わ
 りますが、再見の結果、以上訂正いたします。
[2001年2月14日 3時8分16秒]

お名前: グリーンベイ   
 天涯JOEさん・・・さきの書き込みでお名前を間違いました・・・すみません・・・。
[2001年2月13日 14時24分37秒]

お名前: グリーンベイ   
 天涯GOEさん・・・初めまして・・・西部劇大好きな映画少年・グリーンベイと申します。
 コーデュロイの上着を仕立てて着用のご様子に共感したところです。子供の頃、麦藁帽に白いペンキを
 塗って堅く固めたテンガロンハット??を被って得意になったものです。今にして思えば冷や汗もので 
 す。現在は、堂々とグレーのテンガロンハットを愛用して何処へでも出かけています。
 さて「キャット・バルー」」ですが、リー・マービンと「リオ・ブラボー」のD・マーテンが、平手
 造酒の役どころとの見方、大層興味深いですね。「キャット・バルー」は、女性を主人公に据えた西部
 劇ですが、少々無理がある様にも思います。これまでデートリッヒの「無頼の谷」、J・クロフオード
 の「大砂塵」、J・クレーンの「星のない男」など思い出しますが、そのへんは監督E・シルバースー
 スタインの大胆な皮肉屋にふさわしい軽快な演出の冴えで、西部劇ジャンルの良くできた風刺劇として
 取りあげるに値する喜劇性西部劇ではないでしょうか。この種の作品には、スターズエスの「六番目の  男」、マンの「ウエンチェサター銃73」とか、フオードの「リバテイバランス・・」などがあります  ね。 悪者を追いつめたら、実は身内だったとか、のっぴきならない人物だったとか・・・・。
[2001年2月13日 14時20分32秒]

お名前: 天涯JOE   
この作品の、結構ハマって ナット.キング.コールが着ていたコーデュロイの上着を、給料はたいて
作っちゃいました。今でも時々着ています。LP盤持ってます。
 この リー.マービン と リオ.ブラボーの ディーン.マーティン は、西部劇版の平手造酒と
いった所でしょうか?

 リー.マービン といえば「シカゴ特捜隊M」ですよね。音楽が カウント.ベイシーでした。
 マンシーニの「ピーターガン」、ネルソン.リドルの「アンタッチャブル」、等と共にテレビ音楽に
ジャズが使われたハシリだったとおもいます。

 ジェーン.フォンダ はデビュー作の「のっぽ物語」(つまらん学園もの)から、(180CM以上、タダ
でした)とびっきりエロっぽい「輪舞」、ローリング.ストーンズの ブライアン.ジョーンズ を破滅
させた悪女 アニタ.パレンバーグ と共演した「バーバレラ」(これも R.バディム にしては、つま
らんSF物)まで、私の青春の1部分でもありました。

 確か リー.マービン は、これでオスカー取りましたね。そーゆータイプ作品じゃないと思うんで
すが。
 とても良くできたエンターティメント映画です。
[2001年2月12日 13時28分49秒]

お名前: moro_dosanko   
 コメディウエスタンのジャンルで記憶に残っている作品です。
 まだジェーン・フォンダがお色気女優として売り出していた頃の作品で、リー・マービン
と馬の酔っぱらいシーンがおかしかった作品です。内容は、復讐をしようと考えている女傑
が頼みにしていた凄腕ガンマンは、重度のアル中だったというお話です。
また、見てみたい作品です。
主題曲はナット・キング・コールらの掛け合い漫才形式で、「天使のようにほほえみ、悪魔
のように戦う」というフレーズが作品を表しています。
[2000年4月20日 12時55分48秒]

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