作品名: ジェリコ -


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お名前: ウエイン命   
「西部開拓史」に書き込みをしていて、同じ頃J・ペパードにもう1本西部劇があったなーとこの映
画を思い出して、じゃー紹介しようかとINDEXを開いたら…ビックリしました。映画を観たっきりで
すが、確かS・ピケンズがペパードをムチで脅すシーンがありましたよね。ビュンビュンと唸りを上
げるムチにペパードの周りのものが倒れるわ壊れるわで結構迫力あったのを憶えています。この映画
の売りは「D・マーチン、初の本格的悪役!」でしたが、貫禄も凄みもボスと云うにはイマイチでし
たネ。オールド・トーサンさんのおっしゃる通り私も彼に極悪非道の悪人は無理だと思います。この
頃の西部劇らしく変に捻ったところもなくてまさしく本格西部劇には違いないんですが、これだけの
面子を揃えながら何か喰い足りない感じがしたのはその辺りにも原因があったのかも知れません。演
ってみたいのは分かりますけどね。
ペパードは当時「P・ニューマンから嫌味を抜いたような」と評されたほどの好青年で「善良なアメ
リカ市民」としてクーパー、ジミーの後継者となるのではないかと大いに将来を嘱望されており、私
もそう思ってましたが、どうもそうは行かなかったですネ。今考えてみると、確かにヒーローとして
はイマイチ存在感と云うか、キラリと光る個性(オーラと云ってもいいんでしょうが)が欠けていた
ような気もします。「西部開拓史」までは良かったんですけど、「大いなる野望」・「ブルーマック
ス」の辺りからちょっと性格的に捻った役を演リ出して何だかおかしくなっちゃいましたよね。その
後となるともう殆ど憶えていませんが、まさか「特攻野郎Aチーム」でお目にかかろうとはネ。
[2007年1月21日 23時20分47秒]

お名前: オールド・トーサン   
ジェリコの町の悪徳ボスにD・マーティン、駅馬車会社を始めようとこの町に来るJ・マッキンタイアとその相棒に
J・ペパード。これにJ・シモンズもからむ’67年制作の作品。

さんざん痛めつけれたペパード組が反撃を開始し、最後は主役二人の対決とお決まりの筋書きで、お話は進みます。
「ワーロック」と同じように冒頭シーンでマーティン一味に町を追い出された保安官が、ここでは反撃に参加して
再チャレンジを果たします。

マア水準の作品だと思いますが、どうも私だけの感じ方でしょうが、マーティンの悪役にはいま一つなじめないようです。
私の中では、マーティンといえば甘いのっぺりした二枚目という先入観が定着しているようで、「リオ・ブラボー」の
副保安官役はともかく、敵役はちょっとミスマッチではないかなと思います。

同時期に公開されたスパイコメデイのマット・ヘルムシリーズなどの美女に囲まれた気楽な役柄などのほうが、
ずっとしっくり来るように思います。
その後もR・ハドソンと共演した「対決」でも悪役を演じましたが・・・。
[2007年1月21日 10時37分36秒]

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