作品名: 戦いの矢 - |
カイオワ族との抗争が劣勢なので、セミノール族の協力を得て対抗しよう とする、いささか虫の良い騎兵隊を描いた`53年製作の映画です。 かって「遠い太鼓」でG・クーパーを悩ませたセミノール族も反乱平定後は 遠くフロリダから西部に移住させられて、今では荒野をさ迷い歩く流浪の民 として描かれています。 その彼等に武器や食料などを提供し協力させようとするのが、ワシントン から派遣されたジェフ・チャンドラーの少佐。 というあらすじですが、若かりし頃の私は砦の攻防シーンに手に汗握りました。 一般に西部劇に登場する砦には石で造った物と木で造った物の2種類あると 思いますが、石造りの物は「勇者のみ」くらいで、ほとんどは木製かと思います。 ここでも木製の砦のゲートに暴走させた馬車をぶつけて壊し、砦内に乱入す るインデイアンなど、初めて見るシーンに興奮しておりました。 後年見なおしたらあまり出来の言い映画でもないと思いましたが・・・。 チャンドラーのファンになった一編です。[2003年12月8日 15時21分23秒]