作品名: 荒野のドラゴン - |
1974年というと、マカロニブームにブルース・リーのドラゴンブーム。 この2大男気ブームをひとつに結ぶ映画が我が地域では東宝系の邦画館で公開された。 マカロニとドラゴンをほとんど者が同時に愛しており、主演の聞いたこともない名前の チェン・リーを偉大なる謎の男として語りだした。奴はいったい何者だ?!! 映画が公開されると、まあ内容はよくあるマカロニスタイルとドラゴン映画を合体した だけの映画で、企画ものの映画の宿命を丸出しにした中途半端いさだったが、やはりこの 顔も何だか中途半端なチェン・リーだけは気になる。とこの男がやって来たのである!! しかも瓦だったか、べ二ア板だったかを割る実演を見せてくれるという。これには子供 から大人までこの地域に住むボンクラ野郎の血が沸き立った。しかし実はこの人早川明心という 日本人でベニア割のあと、事務所で手を痛そうにして、マッサージしてもらってる姿に皆が トーンダウン。今は会社社長になってる早川さん、結局主演作はこれ1本だった・・・・・。[2002年1月20日 18時7分6秒]