作品名: 大いなる男たち -


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お名前: ウエイン命   
当時「週間明星」に大黒東洋士さんと深沢哲也さんの映画評論が連載されてました。深沢さんは娯楽
アクション就中西部劇にはオオアマで、彼がキャーキャー云って喜んだ後で大黒さんが冷水をぶっ掛
けるって云うのが大体のパターンでしたが、この「大いなる男たち」に限っては二人揃って大絶賛で
した。マクラグレン、R・ハドソンそれぞれの最高作だと。私もリアルタイムで見ましたが、悠揚迫
らざるマクラグレンの演出は、「これが西部劇だよ、皆さん」と云ってるようでしたネ。ウエイン達
がメキシコで売りさばこうと追っている馬の群れが走るシーンなど素晴らしいと思ったものでした。
ハドソンはこの映画で初めて口髭をつけてましたが、よく似合ってました。翌年の「要塞」と云う映
画も口髭をつけて「好演」と評価されたんですが、次のジュリー・アンドリュースと共演した「暁の
出撃」ではまたまた大根に戻ってしまい、それが「髭なし」だったものですから「彼は髭がない
と…」なんて書かれてましたネ。
[2006年5月3日 23時31分7秒]

お名前: marineflat   
私はこの映画をリアルタイムで観ました。ただ内容は殆ど憶えていません。
二大西部劇スターの競演という宣伝文句でしたが、あまりインパクトが
なかったような気がします。
憶えているのは音楽がウーゴ・モンテネグロだったこと。カバー専門の
アレンジャーだと思っていたのですが、サントラも作るのかと驚いたもんでした。
しかしメロディーは憶えていません。
[2003年12月4日 9時20分30秒]

お名前: ノスタル爺    URL
>かりんさん
 この作品は、公開当時あまり話題にならず、私もビデオでしか観ていないのですが、
最近の西部劇にはないスケールの大きさがありますね。
 しかし、当時は古いタイプの西部劇で、同じ頃公開された『ワイルドバンチ』の衝撃の
前には、どうしても影がうすい存在となります。
 純正西部劇監督として高い評価を得ていたアンドリュー・V・マクラグレンも、1970年代
のニューシネマの台頭以来、片隅に追いやられた感じです。
 マクラグレンを再評価することにより、この作品の評価も上がってくるのでしょうが……
[2003年2月3日 21時11分25秒]

お名前: かりん    URL
何故この作品の評価が低いっつうか、
あまり人気が無いのか判らないっす。
主演は、我らがジョン・ウェイン。
そしてロック・ハドソン。
南北戦争後の二人の将校の明暗を
描いた作品。西部劇に必要なあらゆる
エッセンスが自然な調和で作品全体を
構成している。
南北戦争、カウボーイ、インディアン
メキシコ山賊、ウェスタンパーティ
ぶん殴り合い、メキシコ革命、それに
馬の大群の大暴走etc。沢山の見せ場が
雑にならずミックスしている。
1969年頃の作品なんでウェインも60代
だったけど、そんな年齢を感じさせない
程『男』を感じさせてくれました。
[2003年1月28日 0時49分18秒]

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