作品名: エル・トポ -


書込欄へ  ヘルプ
お名前: 矢端 想   
「西部劇」ではなく、「西部劇と同じ舞台を使った別もんの映画」、と私は解釈してます。
学生時代にビデオを借りてハマりましたが、でも西部劇仕立てでなければ見なかったことは
確かです。特にカルトムービーファンだったわけでもないですし。見る前からハリウッド西
部劇の匂いがしないことは感じていましたが、むしろ陰惨で血みどろな独特の「マカロニっ
ぽさ」に引かれてワクワクしながら見ました。
…結論を申しますと、私はこの作品大好きです。絶賛です。大変よくできていると思います。
西部とは思えない(たぶん西部ではないのでしょう。ホドロフスキー監督は西部だと言って
ましたか?明らかに異世界です。)四人のマスター、あの手この手の汚い方法で倒す主人公
(このへんがまたマカロニっぽくて好きなのですが)、そして初めて自分の過ちの大きさに
気付きつつ女に撃ち殺される。後半のエピソードではそれが見事に昇華されるわけです。
大切な師となるべき人をみな死なせてしまったエル・トポと、彼に対して「師は殺せません」
と言った息子の対比。 …でもラストは手放しのハッピーエンドにできるべくもなく、やはり、
ああゆうことなのでしょうね。最後は悲劇的ですが、心に残る良い作品だと思います。
宗教的に美しく救いのある映画って表面的には悲劇的であることが多いですから…。
[2007年4月30日 23時54分24秒]

お名前: 蔵臼 金助    URL
〜PRのページ〜

『エル・トポ』の続編に関しては、7月4日にSPOより発売予定の“ホドロフスキーBOX”に
監督インタビューとして語られている(かも)?
インタビューが行われたのは2003年3月なので、ばりばりの最新情報でございます。

ホドロフスキーさん家は飼い猫の毛でいっぱいで、インタビューはままならなかったらしいにゃ。
[2003年4月22日 14時26分53秒]

お名前: GOGH   
ところで「エル・トポ」の続編「エル・トポの息子たち(原題)」の制作が1999年に
発表されたまま4年になろうとしてますが、どなたかその後の情報をご存知ですか?
[2003年3月27日 0時40分24秒]

お名前: かりん    URL
そーですね。やっぱ西部劇じゃないっすよね。
それにしても今から30数年も前の映画なのに凄いというかヒドい描写だらけでした。
エル・トポが激辛30倍カレー夏季限定だとしたらマカロニの残酷さなんて、アンパンマンカレー
みたいなもんでした。
私も今まで結構映画は見てきたけれどここまでヒドい映画はなかった。。。。。。
なにしろ山賊たちの神父達への蛮行なんて目を疑いましたよ。
『まさか・・・・』と思って巻き戻して確認したくらいです。
これ以上書くとネタバレになるのでこのへんで
[2003年3月23日 2時50分15秒]

お名前: ささらほ〜さら   
初めまして、ささらほ〜さらと申します。
私はこれをモンド映画だと思ってます。
前半はマカロニを超える残酷さ、後半は完璧に「フリークス」。
これはやっぱりモンド映画でしょう。
西部劇ではないとおもいます。
[2003年3月19日 21時12分48秒]

お名前: 鳴海昌平   
 西部劇として見たら・・・・どうなんでしょう。
 厳しいのかな??
 僕はいわゆる、そういう映画(苦笑)として見たので
 楽しめたといえば楽しめましたけど・・・。
[2003年2月7日 18時2分14秒]

お名前: かりん    URL
感想の掲示板の筈なんですが、この作品に関しては皆様のレビューを聞いてみたくなりました。
果たして純正西部劇ファンの間での評価は、どのようなものか知りたく思いました.

色々評価はあるようですが、伝説のカルトとか賛美の方が多いようですが
私にとってはトラウマになってしまいました。

動乱期のメキシコが舞台って事でカルトってカテゴリーの他にウェスタンって見方も
あるようですが、そのつもりで観賞したら度肝を抜かれてしまいました。
この世にこれほどヒドイ映画も珍しいって思った。
果たしてウェスタンって事で観賞した場合の『エル・トポ』は皆様の心に
何を残してくれましたか?(飯干景子風)
[2003年1月29日 0時1分59秒]

※この作品についての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL

半角カナは文字化けします。  ※自動改行ではないのでご自分で改行してください。

作品名リストに戻る